概要
DNAなどを調べた結果、現在はリクガメ上科に属するとされる。
名前の通り非常に頭部の大きなカメで、反して胴体は薄く扁平なため、甲羅に頭部を収納できない珍しいカメとなっている。
形状や色などの特徴は同じリクガメ上科のヤマガメ・イシガメに類似点を見ることができる。
オスの方が大型化する。
生態
自然下では尻尾を巻き付け木に登るなど非常に活発・立体活動を得意とする。
夜行性で肉食・昆虫・魚類・小動物を捕食する。
繁殖時にオスは鋭いくちばしでメスの頭部に噛みつき固定するため命がけの交尾になる。
亜種
便宜上「チュウゴクオオアタマガメ」「ビルマオオアタマガメ」「ベトナムオオアタマガメ」に分類されるが、形状・体色などの分類が不明瞭なため上記は個体群であり亜種分類無効(シノニム)の説もある。