概要
世界中に広く分布しており、我々にとって最もなじみの深いグループのひとつである。現生鳥類約1万0400種のうち半分以上の約6200種がスズメ目に含まれ、鳥類最大の目である。
形態
スズメ目の特徴は、囀るための器官である鳴管が発達していることから「鳴禽類(鳴く鳥)」と言われることがある。
熱帯から亜寒帯まで、南極大陸を除くあらゆる陸地に生息する。ただし海鳥は全くおらず、淡水性の水鳥も数属がいるのみである。
ほとんどが小鳥で、カラス科・コトドリ科などは例外的に中型である。
スズメ目一覧
- ツバメ科・・・ツバメなど。
- ヒバリ科・・・ヒバリなど。
- ヤイロチョウ科・・・ヤイロチョウなど。
- セキレイ科・・・セグロセキレイ、タヒバリなど。
- モズ科・・・モズなど。
- カワガラス科・・・カワガラスなど。
- ミソサザイ科・・・ミソサザイなど。
- イワヒバリ科・・・イワヒバリなど。
- ウグイス科・・・ウグイス、キクイタダキなど。
- メジロ科・・・メジロ、メグロなど。
- ヒタキ科・・・キビタキ、オオルリなど。
- シジュウカラ科・・・シジュウカラ、ヤマガラなど。
- エナガ科・・・エナガ、シマエナガなど。
- ホオジロ科・・・ホオジロなど。
- アトリ科・・・イカル、カナリアなど。
- ハタオリドリ科・・・スズメ、ハタオリドリなど。
- ムクドリ科・・・ムクドリ、キュウカンチョウなど。
- カラス科・・・カラス、カケスなど。
- カエデチョウ科・・・ブンチョウ、ジュウシマツなど。
- フウチョウ科・・・ゴクラクチョウなど。
- ニワシドリ科・・・ニワシドリなど。
- コトドリ科・・・コトドリなど。
- ムクドリモドキ科・・・ツリスドリなど。