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概要

スズメ目カエデチョウ科ブンチョウ属に分類される鳥の一種。

インドネシア原産。

古くから家禽化され、日本には江戸時代に渡来したと言われている。

丈夫で飼いやすく、20年ほど生きた記録がある。

気が荒く対の関係に拘りがち、よく言えば一途、悪く言えば協調性が悪いわけだが、この性格がたまらないというファンが多い。

また、毛並みがつややかで非常に美しく、特にシロブンチョウはまるでおもちのようにつるんとした外見で人気が高く魅了される人も後を絶たない。

舌の構造上言葉の真似は殆どできないが、知能は高くヤマガラ同様おみくじ引きの芸などを仕込むことができる。

愛知県西部の弥富市(金魚生産地でも有名)で養殖されているものが有名だが、最近は台湾産も多い。

野生のブンチョウは絶滅の危機に瀕し、レッドデータブックの「絶滅危惧2種」に記載されている。

一方、外来種として東南アジア各地やハワイ、北アメリカ大陸の一部では定着している。日本でも嘗ては多摩川などの大規模な芦原で野生化したブンチョウを見かける事が多かったが、現在では稀になった。

関連タグ

 ブンチョウ 白文鳥/ハクブンチョウシロブンチョウ) 桜文鳥 ぶんちょうぼう

手乗り カエデチョウ科

今市子:漫画家。エッセイ「文鳥様と私」を長期連載し、百鬼夜行抄にも二羽の文鳥天狗をレギュラー登場させるほどの文鳥愛好家である。

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