概要
別名:オロペンドラ。
全長35~55㎝。
中南米の熱帯雨林の空地や畑に生息。ムクドリモドキ科の中でも最も色彩豊かな最も鳥類のグループである。森林の縁とか二次林に多く、コーヒー園等に特に多い。
ツリスドリの巣
ツリスドリはその名の通り、木にぶら下げたようなヘチマのような形の巣を造ることで知られている。巣の素材は植物の葉や繊維で出来ている。嘴をまるで編み針のように巧みに使い、1万本もの植物の葉や繊維を丁寧に編み込んでいく。その巣は人間の大人が引っ張っても破れない程頑丈に造られている。また天敵から身を守るための工夫も施されており、中には生きたスズメバチも共生しており、ハチの近くで暮らすことも等サルやオオハシ等の天敵の影響を避けるための彼等の策略の1つである。
主な種類
オオツリスドリ属
- オオツリスドリ(メイン画像)
- カンムリオオツリスドリ
- クリガシラオオツリスドリ
- ミドリオオツリスドリ
ツリスドリ属
- キゴシツリスドリ
- ヒゴツリスドリ
- ヒメクロツリスドリ
関連タグ
ハタオリドリ…何となく生態系がそっくりである。