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概要

ウリ科に属する植物で、漢字で書くと「糸瓜」あるいは「天糸瓜」となる。英語名は「Luffa」。原産地はインドで、我が国には中国経由で室町時代に渡来している。

長い蔓を生やす特性を利用し、園芸ネットに絡みつかせて日陰を作る目的で学校や家庭菜園でも栽培されており、夏の風物詩の一つとなっており、黄色い花を咲かせ、縦皺のある巨大きゅうりとも形容できる緑色の実を付ける。

スイカカボチャマクワウリが属するウリ科だというのだから、この実は食べられるのか?と疑問に思われるだろう。その答えは単純明快。若い実であればナスのように煮物などにして食べられるのである(鹿児島から沖縄辺りの南日本でのメジャーな利用法)。とはいえ、全国的には食用よりも乾燥させて体や食器を洗うスポンジとしての利用法の方が馴染みがあるか。沖縄ではナーベラーなる名称で呼ばれ、これは鍋洗いの意。

秋に実が完熟した頃、地上30 - 60 cmほどの所で蔓(茎)を切り、根側の切り口をビン容器に差し込んで、口元を綿栓で塞いでしばらく置くと、根から吸い上げられた水が「ヘチマ水」として化粧水等に利用される。

花言葉は「悠々自適」、「剽軽」など。蔓からぶら下がる特性から連想したのであろう。

ヘチマをモチーフとするキャラクター

人間の生活に密着し続けてきたつる植物だからか、モチーフにしたキャラクターも一定数確認できる。

能力も大抵蔓関連である。

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ウリ 植物

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