カラス科に属する鳥類の内、小型で色彩が美しく、森林に棲息する種の通称。
狭義には学名Garrulus glandariusの事。「カシドリ(橿鳥)」とも呼ばれる。
ユーラシア大陸に広く分布し、日本では全国の低山帯で繁殖。冬は平地でも割と普通に見られる。北部に生息する個体は冬季に南に移動する。移動する個体数には年によって変動があり、餌とする木の実の量に左右されると考えられる(餌資源の量が少ない時には、餌を求めて移動する)。
全長約33センチメートル。体は淡いブドウ色、尾は黒、腰は白、翼は黒・白・青のまだら模様で美しい。ジェージェーとしわがれた声で鳴く他、他の鳥の声を上手に模倣する。
雑食性だが、取り分けドングリを好んで食べる。