概要
温帯の沿海にごく普通に生息するクラゲの仲間で、傘の直径は十数cm程度であるものの、30cm超えるものもいる。
体は乳白色か無色であり、傘の中央に輪のような形の生殖腺が4個あるので「よつめくらげ」とも呼ばれている。
日本で一般的なクラゲと言えば本種。食用にもなるが、塩蔵が面倒で日本でよく食べられるクラゲは本種ではない。中華料理には用いられる。
毒性
触手は短く、そこに刺胞はあるものの、刺されても痛みはほぼ感じない。しかし、皮膚の薄い所を刺された場合や、子供や元々肌の弱い人は、かゆみ、腫れ、水ぶくれ、といった症状が現れて、チクチクとした痛みを感じるらしい。ちなみに毒の強さ自体は日本近海産最凶のハブクラゲの1/4程度とかなり強いが、刺されても重症になりにくいのは毒液の量が非常に少ないためである。
どうぶつの森では
『街へいこうよどうぶつの森』までの作品では夏の終わり頃に釣れるサカナとして「クラゲ」名義で登場。
しかし、『とびだせどうぶつの森』では捕獲可能な生物ではなく、素潜りの際に現れては、触れればしばらく痺れてしまうというお邪魔キャラになっている。素潜りで捕獲可能な生物が増えただけにクラゲが仲間外れにされてしまったのはどこか残念な気がしなくもない。見た目は明らかに毒性の低いミズクラゲなのだが、大きさがアカクラゲほどになっており、触った時の痺れ具合がミズクラゲらしからぬ反応になっているのが特徴。痺れてしまったらAボタンを連打すると早めに痺れから抜け出せる。
(かのゴキブリも同様に捕獲可能なムシでは無くなっている。)
『あつまれどうぶつの森』では夏の無料アップデートで追加された海の幸として登場。
夏頃の間に捕ることができ、博物館には専用の水槽が用意されている。
ミズクラゲの仲間
- ミズクラゲ(メイン画像)
- キタミズクラゲ