概要
オキクラゲの仲間で、放射状の褐色の縞模様が16本走っっている直径9-15cmほどの傘と、各9分画から5-7本ずつ、合計で40-56本伸びる長さ2m以上の触手を持っている。
日本における生息地は北海道以南などに生息している。
触手の刺胞毒は刺されるとかなり強い痛みを感じる程強い。
ちなみに乾燥すると、毒をもった刺糸が舞い上がって、それが人の鼻に入ると、くしゃみを引き起こすので、「ハクションクラゲ」という別名を持っている。
この特徴を活かして、真田信繁は大坂の陣の際、徳川軍を撹乱するために、大量に捕獲し粉末に加工したという伝承もある。
一方で、赤い縞模様を持っているので「連隊旗クラゲ」とも呼ばれている。