概要
和名 | フェリエベニボシカミキリ |
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学名 | Rosalia(Eurybatus) ferriei |
分類 | 鞘翅目 多食亜目 ハムシ上科 カミキリムシ科 カミキリ亜科 ルリボシカミキリ族 ルリボシカミキリ属 ベニボシカミキリ亜属 |
体長 | 1.9~2.9cm |
成虫の出現期 | 7月 |
分布域 | 日本(奄美大島)、 |
奄美大島固有種の美麗なカミキリムシ。
名前のフェリエは奄美の昆虫研究に貢献したフランス人宣教師のフェリエ神父に由来する。
近縁種のベニボシカミキリに似るが、体色が橙色で触角に房状の毛束が無く上翅最下部の黒斑が大きいことで見分けられる。
森林内のオキナワウラジロガシなどの広葉樹の立枯木や倒木で見られ、オスは木の幹に縄張りを張り、産卵の為に飛来するメスを待つ。
他のオスが飛来すると大アゴを使って激しく争う。
捕まえると匂いを出すが、現在は条令により採集が禁止されている。