概要
広葉樹(Broad-leaved tree)とは被子植物双子葉類に分類される樹木の総称。別名「闊葉樹(かつようじゅ)」。裸子植物球果植物門(針葉樹門)に属する針葉樹と対置される存在である。
広義ではさらに広く、ヤシなどの単子葉類の木も含む。Wikipediaの記事は広義の解釈で書いてある。
特徴
葉が薄くて幅広なこと、葉にはっきりした表裏があることが際立った特徴。
針葉樹と比較すると幹が曲がっていることが多く、樹形が幅広で横に広がる傾向があるが、樹種や生育環境によっても大きく変化する。
生態的には一年中葉を繁らせたままの常緑広葉樹と、冬季や乾季に葉を落とす落葉広葉樹に大別される。常緑広葉樹は葉を長持ちさせるので分厚く、常緑広葉樹主体の林内は暗く、定着できる植物は限られる。落葉樹は葉を毎年使い捨てるため薄く、林内に光がよく入るが、そのために夏は林内の草木がよく育って藪のようになり、歩きにくいことがある。
針葉樹は世界中に500種ほどしかないが、広葉樹は2万種以上あり、その多様性は著しい。地球上の樹木の殆どは広葉樹である。
広葉樹の一覧
pixiv百科事典にある広葉樹の記事の一覧。
生物名はカタカナ書きとするのが一般的な慣わしだが、pixiv百科事典ではカタカナ書きの記事名が人名や作品名の記事に使われている場合もあるので、植物については漢字表記の記事に詳述している場合もある。
種名(例・セイヨウヒイラギ)と総称名(例・シャクナゲ)が混在しているので注意。
あ行
アイビー アカシア 杏(アンズ) 紫陽花(アジサイ) イチジク 梅
か行
カエデ(モミジ) 柿 ガジュマル 柏(カシワ) キイチゴ 木瓜 キョウチクトウ 金木犀(キンモクセイ) クランベリー 栗(クリ) 桑(クワ) 月桂樹 コーヒーノキ
さ行
榊(サカキ) 桜/桜の木 山茶花(サザンカ) シャクナゲ 白樺(シラカバ) セイヨウヒイラギ
た行
な行
は行
バオバブ ハスカップ ハナミズキ パパイヤ ヒイラギ ピスタチオ 枇杷(ビワ) フォックスフェイス ブドウ ブナ ブルーベリー ヘリオトロープ 牡丹(ボタン)
ま行
マロニエ(トチノキ) マンリョウ ミモザ みかん ムクゲ ムラサキシキブ 木蓮(モクレン) 桃
や行
ヤツデ ヤドリギ やなぎ(柳) ヤマブキ ユキヤナギ 柚子(ユズ)
ら行