概要 ☔🐌💙💜
アジサイ科アジサイ属に属する植物の総称。
ガクアジサイ、ヤマアジサイ、エゾアジサイ、タマアジサイ、コアジサイなどがある。
有毒植物であることが古くから知られ、摂取すると過呼吸、興奮、ふらつき、痙攣、麻痺などを経て死亡する場合もあるが、毒性成分は未だ明らかになっていない。
アジサイ属の一種である園芸植物「アジサイ」(ガクアジサイが原種)。
梅雨の季節に花が咲く。
現代よく見られるアジサイは欧米で改良された西洋アジサイ(ハイドランジア)である。花の色には紫・青・ピンク・白の他、緑もある。
江戸時代にアジアから欧米に伝わった。
ドイツ人医師シーボルトの紹介が有名だが、1789年、中国で栽培されていた手毬咲きの アジサイをイギリスの植物学者ジョゼフ・バンクスが王立植物園「キューガーデン」にもたらしたのが最初だった。
アジサイはオランダやアメリカ合衆国を中心に人気を呼び、色や咲き方も様々な多くの変種が生み出された。
一般に花といわれている部分は装飾花で、おしべとめしべが退化しており(中性花)、花びらに見えるものは萼である。
土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」といわれている(リトマス紙と逆)。
白花アジサイは色が抜けたものと思われがちだが、品種自体が違う。
花言葉
花言葉は国によって異なり、「元気な女性」、「辛抱強い愛」、「家族の絆」などのポジティブなものや、「移り気」、「冷淡」、「高慢」などネガティブなものがある。
さらに詳しくはこちらを参照。
関連イラスト
表記揺れ
関連タグ
桜音紫陽花:新すばらしきこのせかいのキャラクター。同字異音で読みは『ショウカ』
外部リンク
- 移り気に変わる色彩。紫陽花を描いたイラスト特集 - pixivision(2022年6月24日)
- 梅雨を彩る。紫陽花のイラスト特集 - pixivision(2023年6月2日)