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パパイヤ

ぱぱいや

被子植物門双子葉植物綱アブラナ目パパイヤ科に属する常緑小高木。またはその実生。パパイアの農業界及び農薬登録名でもある。
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概要編集

漢字表記は「蕃瓜樹」。別名を「チチウリノキ(乳瓜木)」「モッカ(木瓜)」「マンジュマイ(万寿瓜)」「パウパウ」「ポーポー」「ママオ」「ツリーメロン」とも言う。英語表記はPapayaPapawPawpaw。ただし、英語圏でのPawpawはバンレイシ科の果樹・ポポー(アケビガキ、日本には明治期に渡来)を指す場合もある。

原産地はメキシコ南部。多くの熱帯の国々で栽培されており、日本でも沖縄などで人家の庭に自生している。


まっすぐに伸びた茎の先に長い葉柄を持つ大きな葉が集中しており、葉はやや掌状に大きく切れ込みが入り、質は薄くて柔らかい。花は茎の先端近く、葉の下側に出る。

通常は雌雄異株で、雄花は長い花序になって垂れ下がる。花は黄緑色で目立たない。


果実は食用にされ、生果や乾燥させた果実は一般に流通している。

熟していない青い果実はウリのように野菜としても利用される。日本では東南アジアからの輸入物が多い。


樹高10m以上にも達する(近年は栽培しやすい矮性種も開発されている)上、多年生で成長に従い茎が太くなる為小高木(樹木)と見做される事が多いが、茎は非常に柔らかく幹部は木質化していない。

その為実生の重みで折れたり、強風で容易に根こそぎになってしまう。そればかりか、倒れたものが枯れると直ぐに腐って軟化する為、一部では木ではなく大きな草として捉えられる場合もある。


熱帯植物のイメージがあるが、日本のような四季がある温帯では苗の育成などを工夫すれば、一年生作物として野菜である未熟果を収穫できる栽培技術が確立されている。


朝ごはんの後

またパパイヤの種には、同じアブラナ科であるワサビと同じ成分が入っており辛いそうだ。近年は品種改良を重ね、種子のない「石垣珊瑚」という品種が開発されている。元々種子のある部分が空洞になっている。


余談編集


関連タグ編集

熱帯植物 果物 野菜

キュアパパイア/ぱんぱかパパイア

パパイヤ鈴木

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