ガジュマル
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がじゅまる
クワ科イチジク属の常緑高木。沖縄に自生し、その他の地域でも観葉植物として出回っている。
ガジュマルとは、亜熱帯から熱帯にかけて生えるクワ科イチジク属の樹木。近縁種を含め「榕樹」の名もある。
生命力が強く、幹や枝から気根とよばれる根を垂らしてどんどん自分の生息域を広げていく。邪魔な植物や岩もどんどん取り込んでいくため、「絞め殺しの木」という物騒な別名を戴いている。
初心者向けの観葉植物であるほか、防風・防潮林にも利用されている。
沖縄では新しい環境にも順応できる縁起物とされ、田舎でも街中でもぼちぼち見かける。うちなんちゅであれば、一度は広い木陰を屋根にしたり、(特に男の子は)木登りに興じたりしたこともあるのではなかろうか。
また、ガジュマルはキジムナーの住処でもあるとされ、それに関する民話が多く伝わっている。
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