概要
屋内において葉の形や色合いなどを観賞する目的で栽培される植物。一般的に鉢物である。インテリアグリーンとも呼ぶ。
葉を鑑賞する植物であっても、ハボタンのように花壇など屋外で栽培されるものは観葉植物とは呼ばない。ホオズキなどは主に果実を包む萼を観賞するので「観葉」ではないように思われるが、室内で栽培する限りは観葉植物として扱われている。
観葉植物の花言葉は「グリーンメッセージ」と呼ばれたりもする。
観葉植物の効果
植物の種類にもよるが、根から吸い上げた水を葉から蒸散するため、適度な保湿加湿作用がある。動物に比べると手がかからないが生き物を育てる楽しみが味わえ、ペットを飼うのを禁じられている人、ペットを飼う勇気が足りない人でも入りやすい。初心者には、地震が来た時に倒れない小さ目のもの、軽めの容器のものがお勧め。
植物なので光合成により二酸化炭素を吸収し酸素を出すものの、観葉植物の二酸化炭素吸収能力はそこまで大きくないため、換気の代用にはならない。
空気清浄効果や蒸散による加湿効果などを期待しないのであれば、造花のようなプラスチックでできた人工観葉植物(フェイクグリーン)もある。生きている植物とは違い手入れしなくて良いが、掃除を怠ると埃が積もって見窄らしくなるので注意。
観葉植物によく使われる草木
アイビー アンスリウム ガジュマル モンステラ ポトス サンセベリア ゴムの木
パキラ ドラセナ シンゴニウム スパティフィラム ほおずき ポインセチア
コキア コリウス オリヅルラン 金のなる木 テーブルヤシ ベンガルボダイジュ