概要
植物で建築物の外側を覆って、建築物や室内の温度上昇を抑えること。
またはそのために設置される、生きた植物を主体とした構造物。
窓全体に張り巡らせたネットに、ツル植物を絡ませて窓を覆う事が多い。
よく使用される植物
ヒルガオ科のつる植物
・アサガオ
・ヒルガオ
・ヨルガオ
ウリ科のつる植物
・ヘチマ
・ゴーヤ
・キュウリ
・カボチャ(「坊ちゃん」などのいわゆるミニカボチャ)
・メロン(プリンスメロンやマクワウリ、「ころたん」など果実が小さいもの)
・小玉スイカ
そのほか
・フウセンカズラ(ムクロジ科)
・ササゲ(マメ科)
執筆者によるアドバイス
はっきり言ってゴーヤやキュウリは連作障害が酷いのでグリーンカーテンには向いてない。
一方、同じウリ科でもカボチャやヘチマは連作障害が発生しにくい。
琉球アサガオなどの宿根性のアサガオを植えれば通年勝手に生えてくるが繁殖力が強いので注意。
ハヤトウリは西日本の暖地なら露地で越冬できるのでおすすめ。
高地や東北以北の寒冷な地域、特に北海道は津軽海峡を挟んで植生が違うのでゴーヤや琉球アサガオは育ちにくいため注意。代わりにホップなどがよく育つ。
海沿いの暖地なら琉球アサガオやササゲ豆が若干の耐潮性がある。
沖縄や小笠原はコショウやバニラ、ウツボカズラ等の熱帯性のつる植物が露地で栽培可能らしいのでいろいろ試してみるのもいいかもしれない。
関連イラスト
別名・表記揺れ
関連タグ
外部リンク
- 緑のカーテン(Wikipedia)