横浜は1つだ…生まれ育った土地は愛しい…人間なら誰でも思う事だ…
CV: ヤシロこーいち
公式サイトでの解説
(追加希望。)
概要
横浜の極道組織「神城組」の組長。
人物
基本情報
誕生日 | 9月3日 |
---|---|
血液型 | A型 |
身長 | 180cm |
容姿
赤色のスーツに黒のペイズリー柄のシャツを着用しており、グレーのオールバックの髪型が特徴的な中年男性。
背中には不動明王と龍を模した刺青が彫られている。身長は180cm。
性格
身内愛と郷土愛に溢れた古き良き極道を体現した男であるが、背信行為や義に背く行動、(彼らから見れば)優柔不断で日和見主義的な行動を酷く嫌い、時に冷酷な判断も辞さない。
横浜や神城組が辿ってきた歴史も相まって、公権力との正面衝突も辞さないハードボイルドな人物だが、一旦間を置いて話し合いに応じる等、理性的な一面もある。ただし、交渉決裂と見れば容赦はなく、敵対する者を滅ぼすためには自分の命を賭けても構わないとまで宣言している。
このように、敵対する者に対しては徹底して冷酷な態度を見せる反面、身内に対しては非常に愛情深く、特に護衛の百田吾郎からは実の父親以上に慕われている。
有言実行で筋を通す事を重視し、伊集院茂夫からは東京の天羽、横浜の神城として一目置かれ、伊集院の圧に対しても逆に睨み返す程の貫禄を持つ。
全体的に立場よりも思想を重んじる人物で、警察署長の佐藤を殺害した事によって、全警察から命を狙われていた市合麟太郎を探し出し、全勢力を掛けて守っている。
横浜に礼を尽くした者が、理不尽な目に遭っているのを見て、利害や計算とは無関係で手を差し伸べる、懐の深い人物としても描かれた。
能力
極道組織の組長らしく、果断さと冷静さを併せ持っており、横浜の裏社会に強い影響力と権力を持っている。
『裏社会の厄災』と恐れられた伊集院の圧を前にしても、天羽組の天羽や京極組の五十嵐も彼には平身低頭なのに対し、全く怯む事無く対応し、百田に相手をさせた上で「壊れたならばそれまでの男」と断じる等、数いる武闘派極道組織の組長の中でも屈指の胆力を持っている。
活躍
初登場。
天羽組から一度話し合いたいという手紙をもらい電話で応じたものの、結局戦争になってしまう。
「外様が首を突っ込んで横浜を血に染める…どうしてそれを認められるってんだ」
- 2024年5月22日の動画(小峠華太)
天羽桂司との話し合いについての詳細が明らかになった。
結果は纏まらずに決裂し、組員達を集めて迎撃態勢に入った。
「ハマにはハマの歴史がある…もし横浜に入ったのなら一切容赦しねえ…東京で大人しくしときな」
- 2024年6月8日の動画(小峠華太)
組員達を集めて閏間地区から家入組を排除し支配下に入れること、そして天羽組と天城戦争に入ることを発表した。
「よって神城組は当地区から家入組を排除し土地を奪還。そして閏間地区を神城組のシマに入れる!」
- 2024年6月22日の動画(小峠華太→広瀬大聖→小峠華太)
和泉錦之助に家入組から閏間地区を取り返すため手を貸して欲しいとお願いし、快諾された。
「和泉さん、閏間地区を家入組から取り返したい。どうか力を貸してほしい」
- 2024年7月26日の動画(小峠華太→長門碧→小峠華太)
長門の過去編に登場。
神城組に入りたいという長門を受け入れた。その後、しばらくして戦闘の才能を開花させた長門に当時、多くの女性を攫っていた大槻三郎の粛清を指示した。
「ほう、なんでウチに入りてえ?」
凱娃のトップ真田遼亮にヒットマンを送り込まれるが百田吾郎の活躍により難を逃れた。
「なんだテメエらぁああ!」
- 2024年8月30日の動画(小峠華太)
長門の死を知り、その遺体を見るや否や、血のような涙を流しながら天羽組への憎悪を燃え滾らせる。
そして、長門の殺害を指示した天羽を殺害することを絶対の至上命題としてしまうのだった。
無論、それは天羽の方でも想定済であり、天羽は有事に備えて、神城と名波和親の行動を秘密裏に監視するよう小林幸真に指示している。
「死んでも許さねえぞ天羽組…この仇討ちは神城義信の命をかけてでも必ず果たす…!」
- 2024年9月7日の動画(小峠華太)
天羽組からの手打ちを拒否し、青山、飯豊、そして天羽を引き続き狙う方針を構成員たちに示した。
その後、長門の葬儀に参列した。涙を流しながら長門を見送り、天羽組に報復することを誓った。
「ハマのために命を懸けてくれた。お前は神城組の誇りだ。あっちから見守ってくれ。この代償は必ず払わせる…!」
- 2024年9月20日の動画(小峠華太)
会議にて改めて横浜を守る重大性について述べた上で、市合と広瀬に東京侵攻の先鋒を任せた。
「これは長門の弔い合戦であり、未来永劫誰にもふざけたマネをさせねえための戦いだ!神城組は一歩も引かねえ!」
- 2024年9月25日の動画(小峠華太→市合麟太郎→小峠華太)
市合の過去編に登場。
マフィアと結託するほど腐敗していた横浜警察署長の佐藤を殺し、逃亡生活をしていた市合の噂を聞き、市合の話を聞いて警察から市合を守り抜くことを即決。壮絶な戦いとなったが警察から手打ちを申し込まれたことで見事守る事に成功した。このことから市合からは名波と共に命の恩人として感謝されている。
「俺はこの土地で生まれ育った。このハマを汚す奴は許さねえ。ハマを愛する奴は守る。そう思って生きてるからだ」
- 2024年11月6日の動画(小峠華太)
和泉と会い報告を受けた翌日、名波を呼び出し内通者がいる可能性が極めて高いという報告を受けた。
「この二人を以てしても突破できんとはな」
- 2024年11月23日の動画(小峠華太)
名波と対天羽組のための次なる策を思案していた。会議は市合を筆頭に襲撃を仕掛けていくことで決定づけ、名波には情報漏洩に細心の注意を払うように指示した。また動画の終盤では、協力を申し出ていた隼瀬組が凱娃を潰すまで応援は待ってほしいとのことを名波から報告された。
「間も無く東京へウチは入る。絶対止めることはできねえ…」
伊集院シリーズ初登場。
神城組が懇意にしているゴマ団子屋を滅茶苦茶にした犯人を追う中、依頼人の怨嗟を受けた伊集院とかち合う。百田との戦闘を見て、信頼に足ると判断した事で、黒幕の共有をした。
事件が解決した後、百田と共に依頼人が作ったゴマ団子を食べて感動した。
なお、神城も登場したことで伊集院シリーズに未登場の極道組織の現役の組長は眉済俊之と葛城勲の二人だけになった。
「百田…やっていい。壊れたならそれまでの男だ」
「うまい…あのゴマ団子だ…泣いちまうよ」
- 2024年12月4日の動画(小峠華太)
名波から隼瀬組が未だに凱娃との戦闘に手こずっていることを報告され、目障りに感じてきてはいるものの、神城組としては問題はないと考えている模様。
「凱娃…なかなか目障りになってきたな。だが問題はない。ウチはウチで動く」
- 2024年12月28日の動画(小峠華太)
名波が小峠に敗北したことを受け、武闘派を集めて緊急会議を開いた。勿論、神城や神城組の面々にこれで諦めるなどという選択肢があるはずもなく、再度の東京侵攻を言い渡した。
その後、和泉を呼び出し天羽殺害を依頼し、快諾された。
「俺たちは平和にやってる。だがな、舐められたら死んでも許さねえ。欲に塗れたクソッタレが湧くからだ。触らぬ神に祟りなし…だから俺たちはそう呼ばれてんだよ」
考察
これまで組長との違い
良識派の極道組織の組長でも、利害関係や組の体裁維持の為に非常に冷酷な手段を取る事も珍しくない。
しかし神城の場合は利害関係とは無関係に警察と全面衝突し、組員が言う限りでは、(おそらく警察の圧力により)自力では操業出来ないくらい、一時はシノギに影響が出たらしい。
その際、周辺組織が救いの手を差し伸べたにもかかわらず、おそらく警察との関係悪化を恐れた家入組が、過去の恩義も忘れて神城組への支援を渋った。
現在の神城組が復活した事から神城の行動は、極道界隈では「筋の通った行動」であったと言えるが、「自らの意思で招いた」事態に対し、救援しなかった事を根に持つのは筋違いとも言える(神城は強い「思いやり」がある事は確かであるが、翻って独善的であるとも言える)。
かつては大規模組織だった京極組でも暴対法による制裁や度重なる戦争で中小組織に転落し常態的な財政難に陥り、天羽組も阿久津敏朗の存命時から財政面では四苦八苦している有り様であるため、さらに小規模な家入組のような小規模組織は生き残る為に経済を優先するのはやむを得ない部分がある(篠原組を率いていた宅間俊介も経営が不可能になり組を畳んでいる)。
行動理念としては、私利私欲の為に天羽組構成員を殺害させた日下孝次郎、組の存続の為とは言え、組を割って半グレを迎え入れるなど、暴走してしまった黒澤航太郎、東京極道への積年の怨恨から、復讐の亡者となった大嶽徳史とは違い、行動理念はハマを守るという重責に基づいている。
手打ちの要求を飲む事は、退転を意味し、横浜を守って散った先人の顔に泥を塗る事だと考えている。
これまでの悪役の中では一線を画す人物だと言える。
関連項目
ヒューマンバグ大学 華の天羽組 神城組 悪のカリスマ 理想の上司