横浜は1つだ…生まれ育った土地は愛しい…人間なら誰でも思う事だ…
CV: ヤシロこーいち
公式サイトでの解説
(追加希望。)
概要
横浜の極道組織「神城組」の組長。
人物
容姿
赤色のスーツに黒のペイズリー柄のシャツを着用しており、グレーのオールバックの髪型が特徴的な中年の男性。
背中には不動明王と龍を模した刺青が彫られている。身長は180cm。
性格
横浜や神城組が辿ってきた歴史も相まって、公権力との正面衝突も辞さないハードボイルドな人物だが、一旦間を置いて話し合いに応じる等、理性的な一面もある。
横浜の誇りや伝統を重んじる保守派であり、そうした保守的思想により武闘派達をまとめ上げている。
また、初登場時冒頭の言葉から部下思いな一面も見受けられた。
しかし、横浜を一つにするためならどんな思想や手段をもってしてでもそれを押し進めてしまう極右的思想も持っている。
全体的に立場よりも思想を重んじる人物で、警察署長の佐藤を殺害した事によって、全警察から命を狙われていた市合麟太郎を探し出し、全勢力を掛けて守っている。
横浜に礼を尽くした者が、理不尽な目に遭っているのを見て、利害や計算とは無関係で手を差し伸べる、懐の深い人物としても描かれた。
能力
極道組織の組長らしく、果断さと冷静さを併せ持っており、横浜の裏社会に強い影響力と権力を持っている。
活躍
初登場。
天羽組から一度話し合いたいという手紙をもらい電話で応じたものの、結局戦争になってしまう。
「外様が首を突っ込んで横浜を血に染める…どうしてそれを認められるってんだ」
- 2024年5月22日の動画(小峠華太)
天羽桂司との話し合いについての詳細が明らかになった。
結果は纏まらずに決裂し、組員達を集めて迎撃態勢に入った。
「ハマにはハマの歴史がある…もし横浜に入ったのなら一切容赦しねえ…東京で大人しくしときな」
- 2024年6月8日の動画(小峠華太)
組員達を集めて閏間地区から家入組を排除し支配下に入れること、そして天羽組と天城戦争に入ることを発表した。
「よって神城組は当地区から家入組を排除し土地を奪還。そして閏間地区を神城組のシマに入れる!」
- 2024年6月22日の動画(小峠華太→広瀬大聖→小峠華太)
和泉錦之助に家入組から閏間地区を取り返すため手を貸して欲しいとお願いし、快諾された。
「和泉さん、閏間地区を家入組から取り返したい。どうか力を貸してほしい」
- 2024年7月26日の動画(小峠華太→長門碧→小峠華太)
長門の過去編に登場。
神城組に入りたいという長門を受け入れた。その後、しばらくして戦闘の才能を開花させた長門に当時、多くの女性を攫っていた大槻三郎の粛清を指示した。
「ほう、なんでウチに入りてえ?」
凱娃のトップ真田遼亮にヒットマンを送り込まれるが百田吾郎の活躍により難を逃れた。
「なんだテメエらぁああ!」
- 2024年8月30日の動画(小峠華太)
長門の死を知り、その遺体を見るや否や、血のような涙を流しながら天羽組への憎悪を燃え滾らせる。
そして、長門の殺害を指示した天羽を殺害することを絶対の至上命題としてしまうのだった。
無論、それは天羽の方でも想定済であり、天羽は有事に備えて、神城と名波和親の行動を秘密裏に監視するよう小林幸真に指示している。
「死んでも許さねえぞ天羽組…この仇討ちは神城義信の命をかけてでも必ず果たす…!」
- 2024年9月7日の動画(小峠華太)
天羽組からの手打ちを拒否し、青山、飯豊、そして天羽を引き続き狙う方針を構成員たちに示した。
その後、長門の葬儀に参列した。涙を流しながら長門を見送り、天羽組に報復することを誓った。
「ハマのために命を懸けてくれた。お前は神城組の誇りだ。あっちから見守ってくれ。この代償は必ず払わせる…!」
- 2024年9月20日の動画(小峠華太)
会議にて改めて横浜を守る重大性について述べた上で、市合と広瀬に東京侵攻の先鋒を任せた。
「これは長門の弔い合戦であり、未来永劫誰にもふざけたマネをさせねえための戦いだ!神城組は一歩も引かねえ!」
- 2024年9月25日の動画(小峠華太→市合麟太郎→小峠華太)
市合の過去編に登場。
マフィアと結託するほど腐敗していた横浜警察署長の佐藤を殺し、逃亡生活をしていた市合の噂を聞き、市合の話を聞いて警察から市合を守り抜くことを即決。壮絶な戦いとなったが警察から手打ちを申し込まれたことで見事守る事に成功した。このことから市合からは名波と共に命の恩人として感謝されている。
「俺はこの土地で生まれ育った。このハマを汚す奴は許さねえ。ハマを愛する奴は守る。そう思って生きてるからだ」
- 2024年11月6日の動画(小峠華太)
和泉と会い報告を受けた翌日、名波を呼び出し内通者がいる可能性が極めて高いという報告を受けた。
「この二人を以てしても突破できんとはな」
考察
- これまで組長との違い
良識派の極道組織の組長でも、利害関係や組の体裁維持の為に非常に冷酷な手段を取る事も珍しくない。
しかし神城の場合は利害関係とは無関係に警察と全面衝突し、組員が言う限りでは、(おそらく警察の圧力により)自力では操業出来ないくらい、一時はシノギに影響が出たらしい。
その際、周辺組織が救いの手を差し伸べたにもかかわらず、おそらく警察との関係悪化を恐れた家入組が、過去の恩義も忘れて神城組への支援を渋った。
現在の神城組が復活した事から神城の行動は、極道界隈では「筋の通った行動」であったと言えるが、「自らの遺志で招いた」事態に対し、救援しなかった事を根に持つのは、筋違いとも言える。
神城は強い「思いやり」がある事は確かであるが、翻って独善的であるとも言える。
かつては大規模組織だった京極組でも暴対法による制裁や度重なる戦争で、常態的な財政難に陥っており、より小規模な組織は生き残る為に経済を優先するのは当然の事である。
関連項目
ヒューマンバグ大学 華の天羽組 神城組 悪のカリスマ 理想の上司
バグ大内の組長
天羽組(旧田頭組)
敵対組織である天羽組の組長。
若手時代は徳島組という極道組織に所属していたが、天羽の兄貴分だった大村が跡目となり、襲名式の最中に敵対派閥の人間に銃撃されて死亡し、徳島組は内部分裂を起こして解散。その後は天羽組の前身組織である田頭組に移籍する。しかし幹部に就任してから数十年後、田頭組長が組入したばかりの小峠を庇ってヒットマンの銃撃を受けて死亡してしまい、その跡目を継いで組長に襲名し組織名を現在の『天羽組』に改名した。又、亡き大村の教えである仁義と任侠を受け継いでおり、組内でも穏健派として一目置かれている。但し、シマ荒らしやカタギに危害を加える輩には一切容赦しない。一方で裏社会の災厄と呼ばれる伊集院には頭が上がらず、彼を「さん」付けで読んでいる。
京極組
かつて天羽組と敵対していた京極組の現6代目組長で、日下政権では若頭を勤め、数少ない良識派のトップだった。
天京戦争では日下から組の指揮を丸投げされたり、戦争前は理不尽な命令や、裏カジノ(※日下がシマ荒らしと黙認しておきながら組の金を勝手に使って)で大負けした腹いせに殴られても、新米の頃は任侠時代の日下の舎弟だった事と、彼の哀しい過去と苦悩を誰よりも理解していた為、ある程度は我慢し続けていた。しかし日下の死後、野田の助言を受けた国生の進言を受けて、日下の遺品の調査を行った結果、彼の悪事の全貌を知る事になる。そして大義のない戦争を終わらせる為に、久我や野島、海瀬達の静止を振り切り、単身天羽組事務所に赴き、若い組員達の命と京極組の未来の為に、命を賭けた侘びを行うも、既の所で小峠に止められる。そして五十嵐の覚悟を見た天羽から手打ちの条件として『詫び料3億円の支払い』、『京極組は空龍街と朱雀町におけるシノギの永久的な禁止』、『天羽組は用があれば黒焉街での活動が可能』の三つを提示され、五十嵐は迷う事なく全てを受け入れて戦争を終わらせる。戦後はクーデターを企んでいた桑田を処刑し、跡目として6代目組長に就任、京極組をかつての任侠組織に再興させた。因みに詫び料の支払い方法については、2024年の現在も天羽と交渉中の模様。
京極組の前5代目組長。天京戦争の首謀者で、当時組内で幅を利かせていた仁義外れ派閥のトップ。天羽や神城とは異なり、金と自分の事しか考えてない腐れ外道で、組員を都合の良い駒としか考えていない。しかし若手時代は天羽のように仁義を重んじる任侠者だったが、暴対法の制定で京極組が資金難で弱っていく状況に日下の舎弟だった小西が妻子を養う為に組抜けしてから数日後、彼を恨んでいた愚連隊に殺害された事が決定打となり、それまで信じていた仁義と任侠を完全に放棄し、組織の存続なら汚いシノギを躊躇わない拝金主義者に落ちるという哀しい過去を持つ。戦争終盤、見つからないと鷹を括っていたのか、天羽組の本拠地がある『空龍街』の隣町である『竜桜町』にて、協力関係を結んでいたマッド・カルテル日本支部(※後の裏神の元になった香坂慎太郎率いるチームではなくて城ヶ崎賢志や高城蓮太郎らに滅ぼされた前のチーム)に守られて雲隠れしている所を当時の羅威刃の幹部間宮から聞き出した情報で張り込んでいた小林に見つかってしまう。そして小林にカルテルの護衛を瞬く間に殺され、日下は保身にまみれた命乞いを行うも、そんな言い訳が通じるはずもなく、壮絶なグリンを食らって殺害されるという因果応報な末路を迎えた。因みに京極組に移籍する前は徳島組に所属したらいしが、天羽と面識があったのかは不明。
獅子王組(旧河内組)
花宝町をシマとする極道獅子王組の組長で天羽や五十嵐のように仁義を重んじる任侠者。
旧河内組時代は良識派を中心とした眉済派を率いて、拝金主義者の黒澤が率いる黒澤派と壮絶な跡目争いを繰り広げていた。内部抗争の終盤、黒澤が単独で眉済派のアジトにカチコミ来た際、眉済はそれに応えるべく柳楽や井上を制し、黒澤と一対一の死闘を行い、勝利する。 そして『上に立つ者としての矜持や金が大事である』と虫の息だった黒澤の忠告を真摯に受け止め、彼の最期を看取る。又、眉済は黒澤と同期で同じ釜の飯を食い、苦楽を共にしていた為、組内の誰よりも彼の死を悲しんだ。内部抗争が終結してから数日後、正式な跡目に選ばれて組長に就任する。
因みに、五十嵐とは良好な関係で京炎戦争が終結してから数週間後、伊武と犬亥を連れて京極組の事務を訪問し、裏神が勢力を拡大し脅威になりつつある事と情報提供し、対抗策として京極組と獅子王組の同盟を提案し、通称『京獅子連合』が結成される事となった。
天王寺組:三國貞治
五条組:葛城勲