失敗しない一番の方法は戦わないこと…ね?
CV: 伊藤タカユキ
公式サイトでの解説
「絶対に失敗しない男」の異名を持つ構成員。
一方で口癖は「僕なんかどうせ失敗する」。
超がつくほどのネガティブな性格だが、その性質故に圧倒的な用心深さを持ち、事前に全ての可能性を想定し先を読むことに長ける。
概要
横浜の極道組織「神城組」の武闘派構成員。「絶対に失敗しない男」の異名を持つ。
市合麟太郎と長門碧と広瀬大聖のいずれにも敬語を使っている一方、百田吾郎とは互いにタメ口で会話をしていることから、神城組の武闘派構成員達の中では最も格下で、百田と同格である模様。
プロフィール
身長 | 170cm |
---|---|
誕生日 | 6月6日 |
星座 | 双子座 |
血液型 | B型 |
人物
容姿
黒色外ハネのミディアムヘアに毛先に青色のメッシュをかけたタレ目が特徴の小柄な青年。メカクレ。
袖と襟にヒョウ柄を拵えた黒のライダースジャケットに黒のハイネックシャツ、ストライプ柄のパンツに白のスニーカーを着用している。
性格
周りの空気が沈むほどの超ネガティブ男。陽キャでイケイケなイメージを感じさせる広瀬大聖と対照的に、「僕なんかどうせ失敗する」を口癖にしてそれを感じさせる陰気な印象であるが、その反面かなりの皮肉屋で、兄貴達の前でも毒舌を吐くことが少なくない(兄貴達は気にしていないようだが)。
かつての速水泰輝のように兄貴分に依存的な言動が見られるが、実力は武闘派の面々と肩を並べる程で、自己評価が厳しい事の裏返しである。
カチコミには必ず同行させられている事から、敵に対してかなり挑発的ではあるものの、熱血気質の多い神城組の「止め役」も兼ねているのかも知れない。
ただし、悪口のバリエーションは少ない。
陰気でネガティブな印象は強いものの、兄貴分達への敬意は本物であり、長門や広瀬の事をカッコイイ人物として心から尊敬しており、長門の訃報を知った際は、恩返し出来なかった悔恨を零し続けていた。
作戦立案能力
ネガティブな性格ゆえに通常のケースから最悪のケースまで全て想定するほど用心深く、高い作戦立案能力を持っていることが窺える。
戦闘力
武闘派極道としては小柄な体格のためパワー戦は不得手だが、その代わりにスピードと身の軽さを活かした奇襲戦法を得意としている。
苦無や小太刀を手に敵の後ろを音もなく取り、相手の懐に素早く入り込んで急所を突くのが基本の戦術で、伊集院茂夫や戒炎のトップだった我妻京也などのように気配を消す能力が高い模様。
小峠華太には「訓練された古流武術の戦闘者」と看破された事から、田宮道三のような師範の下で訓練を受けた可能性もある。
活躍
他の神城組の人物と共に「藤井聡太みてえな奴」と紹介される。
初登場。
北野姉妹の活躍を長門碧と共にスポーツ観戦をしており、この日は多くのスポーツ観戦を長門と共に謳歌していた。なお、長門と違い伊集院とは邂逅していない。
「男前は人気出ますけどぉ…」
- 2024年5月22日の動画(小峠華太)
話すシーンはないが、登場。
天羽組との話し合いが決裂したことを受け神城義信に招集された。
- 2024年6月8日の動画(小峠華太)
神城の天羽組と天城戦争に突入するという発言に緊張しつつも、閏間地区を奪還する意志を固めた。
その後、市合麟太郎と家入組の友好組織・伊藤組に横浜を出ていくように脅しに来た。勿論、伊藤組には拒否されたが、伊藤組の武闘派の杉下が動く間もなく市合に両断されている間に、自身が他の構成員の後ろを音もなく取ったことで戦意を喪失させた。そして、降伏した伊藤組を横浜から追放した。
「怖いけどこれはやるしかない…失敗はできない…」
- 2024年6月22日の動画(小峠華太→広瀬大聖→小峠華太)
名波和親に広瀬大聖と共に家入組の友好組織・巻田組を攻撃するように指示され、巻田組に乗り込むがそこで小峠華太と矢部光晴と期せずして遭遇し激突することになった。
「巻田組の戦力は知ってます。失敗はありません」
- 2024年7月1日の動画(小峠華太)
広瀬が矢部と激突したことで、必然的に小峠と戦闘になる。小峠との斬り合いをなんなく征し戦闘を優位に進めるが、苦無で刺されながらも突っ込む小峠の執念により軽くはあるが頭突きと一撃をもらってしまう。しかし、その執念を見て改めて勝てる相手だと認識した。さらに、その直後にいつの間にか現れた和泉錦之助が小峠を斬ったためますます有利になるが、天羽組の増援が来たため撤退した。
「僕は勝てる相手としかやらないし、勝てない相手なら勝てる状況にするんだ」
- 2024年7月26日の動画(小峠華太→長門碧→小峠華太)
名波と長門と打ち合わせをし、天羽組の標的が長門であることを改めて報告した。
「長門の兄貴、脳ミソもかっこいい」
羅威刃主役回に登場。
市合と共に凱娃の集会場所を襲撃した。トップの真田遼亮とは市合が戦い、自身は下っ端を始末していたが、まだ本格的に戦う気はなかった真田が集会場所をガス爆発で吹き飛ばしたため、戦闘は中断となり市合と共に窓から脱出した。
「市合の兄貴、全部同じ意味です。でも君たちはみんなバカ。入る組織を間違えたね」
- 2024年8月30日の動画(小峠華太)
長門の死を知り、その遺体を見た時には大粒の涙を流しながら号泣し、何の恩も返せなかった不甲斐なさを詫びていた。
「ぐうぅう…うううぅ…長門の兄貴ぃ…僕が逃げ回って…いっぱい守ってもらったのに…」
- 2024年9月7日の動画(小峠華太)
名波から今後の天羽組との戦争の方針を聞いた後、長門の葬儀に参列した。葬儀では弱音を吐いており、広瀬にしっかりするよう言われていた。
その後、神田直道と共に護衛としてスタジアムで観戦していた。その際にビールの売り子として潜入していた香月紫苑に読唇術で情報を抜き取られてしまった。
「長門の兄貴ぃ…やっぱり嫌だぁ」
- 2024年9月20日の動画(小峠華太)
神城組の幹部達による会議に参加し神城の方針を聞いた。その際、同じことを繰り返す市合に「意味が一緒」とツッコむと、市合からは「大事なことは繰り返した方がいい」と返された。
「せっかく良いこと言ってるのに意味が一緒です」
- 2024年10月25日の動画(小峠華太)
動画の終盤に登場。
市合と共に戦闘で重傷を負った広瀬を見舞いに訪れた。
「広瀬の兄貴じゃなかったら死んでる」
- 2024年11月6日の動画(小峠華太)
配達員に変装して盗聴を試みた凱娃の構成員を問答無用で殺害。
「内部犯の調査」という緊迫した場面では、当然の行動であったが、香月紫苑の目論見通り、囮への口封じという結果に終わった。
(尋問・拷問で情報を吐かせた後に始末するという方法もあったが、凱娃とは戦争状態であった為、疑う者は誰もいなかったと思われる。)
「もちろん死ぬしかないよ」
余談
久我虎徹や海瀬将悟など「紅鬼伝説_元ヤン紅林二郎」から先行登場した極道シリーズのキャラは幾多と存在していたが、「拷問ソムリエ_伊集院茂夫」が本格的な初出である極道シリーズのキャラは彼が初めてである。
自分から喧嘩をふっかける役は合わないからそこは広瀬に任せたいと願い出た時、広瀬は「随分な作戦」と呆れながらも「でも、その方が自分の性分に合うから」と乗った時、「だから広瀬の兄貴は大好きなんです」と嬉しそうにしていた(広瀬は自分の嫌な仕事を何やかんや引き受けてくれるから有難いという意だと思うが、表情と台詞から、あっち方面とも捉えられてもおかしくない言動である)。
関連項目
長門碧 - 同じ組であり兄貴分のメカクレキャラ。また、苗字が中国地方の旧国名(長門→現在の山口県西部、安芸→現在の広島県西部)になっていることも共通している。
周防律 - 長門と入れ違いで登場した御堂グループのアサシン。長門や安芸と同じく苗字が中国地方の旧国名(周防→現在の山口県東部)。
我妻京也 - 戒炎トップ。2代目の声優が伊藤氏である為か喋り方が似ているとも。気配を消す能力はあの瓜生龍臣をも凌ぐ。また忍者刀や苦無を用いた古流の武術を使用するのも同じ。