イセエビ
7
いせえび
イセエビ科イセエビ属に分類される大型の海生エビ。
十脚目イセエビ科に属する甲殻類。
日本では宮城県以南の太平洋沿岸の浅海域に生息し、台湾や朝鮮半島にも分布する。
漢字で伊勢海老と表記される和名について、特に伊勢湾で多く漁獲された事に由来するとされている。(江戸時代の伊勢神宮近辺の旅籠ではアワビなどと並んで「お伊勢参りの際の定番のご馳走」として出されていた。ただし、当時の伊勢では「鎌倉エビ」と呼ばれていた)
現生のエビ類としてはかなり大型で、体長約35cmに到達。
一対の柄のある目、五対の脚と大きな尾を持ち、一対の触角は鞭状で長く、全身が赤褐色である。
その大きさに加えて、たくましく美しいともされる外見と美味であることから、日本では高級食材として扱われ祝儀用・正月の飾りなどにも用いられている。
人によっては「小さいシマエビと比べると大味」と言う人もいる。
ミナミイセエビ属
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です