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坊っちゃん

ぼっちゃん

裕福な家庭で育った少年に対する呼称。本項では夏目漱石原作の小説について記載。
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曖昧さ回避

  1. 夏目漱石小説のタイトル及び主人公の名前。本項にて解説
  2. 坊ちゃんまたはぼっちゃんの表記揺れ。 
  3. 幻想水滸伝』の主人公。
  4. テイルズオブデスティニー』のリオン・マグナス
  5. 黒執事』のシエル・ファントムハイヴ
  6. カイジ」シリーズの兵藤和也


概要

夏目漱石原作の小説。
1906年(明治39年)発表。
明治時代の日本が舞台で、原作者である夏目漱石の教師時代の体験が反映されている。
登場人物達のほぼ全員が主人公である坊っちゃん含め、本名が明かされていないのが特徴。
漱石の作品の中でも人気が高い作品で、各メディアでアニメ化や実写ドラマ化が頻繁に行われている。

あらすじ

馬鹿が付く程に正直者で、親譲りの無鉄砲さを併せ持つ「坊っちゃん」は、四国の旧制中学校に数学の教師として赴任する。
様々な嫌がらせをする生徒や悪どい教頭の「赤シャツ」を相手に、無鉄砲ながらも正直を貫いてゆく坊っちゃんの痛快劇。

登場人物

坊っちゃん
主人公であり語り部。
名前の由来は下女である清の彼に対する呼び方から。
無鉄砲な江戸っ子気質かつ馬鹿正直な性格のため、幼少時代から損ばかりしてきた。
嘘をつけないと同時に相手の嘘も決して許さない性分であり、周囲との衝突も絶えない。
他人にアダ名を付ける癖があり、作中の登場人物の名前のほとんどは、坊っちゃんが付けたアダ名で表現される。

清(きよ)
坊っちゃんの家に勤める下女。明治維新で落ちぶれた身分ある家の出身でもある。
その性格から他者だけでなく家族からも疎まれていた坊っちゃんを唯一可愛がり、彼の事を「まっすぐで良いご気性」と褒めていた。
物語の終盤では肺炎で命を落としており、その遺骨は小日向養源寺に納められているという。

山嵐
数学の主任教師。
その顔付きは坊っちゃん曰く「比叡山の悪僧」と称される程の厳しいものらしいが、性格は正義感が強く生徒からの人望も厚い。
坊っちゃんとは仲違いする事もあったが、最終的には意気投合して友情を深めて赤シャツを共に懲らしめるべく行動する。

赤シャツ
教頭。
名前の由来は常にネルの赤いシャツを着ている事から。
陰湿な性格で、学校で問題が起きても揉み消そうとする、うらなりからマドンナを横取りするなど様々な悪行に手を出している。
最終的には野だいこと共に、坊っちゃんと山嵐に怒りの鉄拳制裁を食らって懲らしめられる。

野だいこ
画学教頭。
赤シャツの腰巾着で、典型的な虎の威を借る狐でもある。
赤シャツと様々な悪事を行うものの、彼と共に坊っちゃんと山嵐に懲らしめられる(メディアによっては制裁を受けず、赤シャツを見限って坊っちゃんに理解を示す事もある)。

うらなり
英語担当の教師。
気弱でお人好しな性格。顔は青白くもふくれており、幼少時代の坊っちゃんが同じような顔付きの人物について清が「うらなりの唐茄子ばかり食べているからああなった」と言っていたのを思い出し、このアダ名を付けられた。
マドンナとは婚約関係にあったが、赤シャツの策略によって彼女を横取りされたあげくに延岡へと転属させられてしまう。
ちなみに、本作の後日談として小林信彦が発表した彼が主人公の作品「うらなり」では、延岡に転属した彼のその後が語られている。

マドンナ
うらなりの婚約者だった女性。その容姿は坊っちゃん曰く「色の白い、ハイカラ頭の、背の高い美人」。セリフ及び出番は非常に少ない。
赤シャツの策略により彼の交際相手となってしまう。その後の彼女の行く末は原作では語られていないが、各メディアによってはうらなりとよりを戻すなど、その後の描写が語られている事がある。

狸(たぬき)
坊っちゃんが勤める学校の校長。
事なかれ主義で優柔不断な人物で、その性格が赤シャツの悪行を許してしまっている。

関連タグ

夏目漱石 小説
明治時代

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