ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
シエル・ファントムハイヴ
197
シエル・ファントムハイヴとは、『黒執事』の登場人物。

概要

CV:坂本真綾/沢城みゆき(ドラマCD版)

ファントムハイヴ家の若き当主。爵位は「伯爵」。1875年12月14日生まれ、年齢は本編開始時点で12歳。

幼くして広大な領地を治め、玩具・製菓メーカー「ファントム社」の社長を務める天才実業家で、数年で英国最大の企業規模にした。その裏でファントムハイヴ家は代々「女王の番犬」「悪の貴族」と呼ばれており、大英帝国女王の依頼を受け、表沙汰にならないように様々な事件解決に暗躍してきた。

平時はほぼ常に仏頂面で、非常に我侭。人(悪魔?)使いも非常に荒く、毒舌なセバスチャンも影で「クソガキ」呼ばわりするほど。年の割りに大人びている反面、意外と押しに弱かったり、貴族の必需である社交ダンスが苦手なために貴族の集会にほとんど姿を現さないなどの一面を持つ。喘息と猫アレルギー持ち。

また、頭脳は非常に良く、公式キャラクターブックの作者のコメントによると、「13歳で頭脳は大学レベルの天才児」だそう。その頭脳はチェスの強さにも表れている。

大貴族の当主としての矜持は持っているが、貴族が持っている偏見(使用人が許可無く口を開くのを許さない、身分による差別意識、能力ではなく身分や見た目で判断など)は薄く、本来なら主人の前で顔を許可無く上げることも許されない使用人達や、外国人であるソーマやアグニに対し、軽口を叩くのを咎めなかったり、出自に関わらず能力によって採用するなど、当時の貴族にしては考え方が柔軟である。

好きな食べ物は甘いもの…というより、少食かつ偏食。甘いものは外出先でもつまみ食いするほど好きだが、それ以外の食事は食べている描写が少なく、食べていても一口二口で済ませている。そのことも手伝ってか、もともと細身な体型は一際華奢(ついでに小柄)になり、測るたびにウエストの細さを更新しているとか。

「女王の番犬」としては冷徹で敵対者には情け容赦なく鉄槌を下す。一方で無関係の人間は助けようとしたり、必要以上の殺人は控えるなど非情になりきれないところがあり、先代を知る大人たちからはまだまだ甘いと言われる事もある。

家を継ぐには幼く華奢だが芯は非常に強く、逆境に屈せず誇り高く生きるその姿勢は、セバスチャンに強く一目置かれている。

真実

その正体は、本物のシエル・ファントムハイヴ双子の弟。本名不詳。

15年程前、ヴィンセントレイチェルが結婚し、翌年レイチェルは12月14日の大雪の日にシエルと「坊ちゃん」の双子を出産する。

二人は鏡合わせのように何もかもが瓜二つであったが、兄のシエルに比べ、弟は内向的で母親に似て喘息持ち。よく身体を壊していたが、兄のシエルは優しくしてくれる。だけど元気で優しいのはシエルだけ。強くて頼れるのはシエルだけ。伯爵になれないのは僕だけ。僕たちは同じ顔をしているけど何もかも違っていた。

そして時が経ち、双子は10歳の誕生日を迎えるその日に、ファントムハイヴ家の屋敷は何者かに襲撃を受け、当主のヴィンセントと妻のレイチェル、犬のセバスチャンやタナカを除いた使用人は殺害され、シエルと弟は奴隷商人に売られる。その後、ある男に買われ黒ミサに連れて行れると、”子羊”として大人達に陵辱される。

そして一ヶ月が経ったある日、悪魔に捧げる生け贄としてシエルが選ばれ、弟は目の前でシエルを殺されると、神を否定し、激怒。その時、シエルの魂を渡り賃に悪魔が召喚され、弟は死んでしまったシエルの代わりに、同じ顔の自分がなることを誓い、悪魔と契約する。

契約内容は悪魔である「復讐を果たすまでの間、執事として仕えさせる」こと。

こうして後のセバスチャンと契約した弟は自分の名を捨て、兄の名「シエル・ファントムハイヴ」を名乗り、自分達をこんな目に合わせた相手に必ず復讐することを決意し、セバスチャンを下僕として従え、ファントムハイヴ伯爵を継いだ。

普段は眼帯で覆っている右目に、契約の証である逆ペンタクルがある。契約終了後、シエルの魂はセバスチャンのものとなるらしい。

関連イラスト

関連タグ

黒執事

駒鳥シエル シエリジ セバスチャン・ミカエリス シエル・ファントムハイヴ

概要

CV:坂本真綾/沢城みゆき(ドラマCD版)

ファントムハイヴ家の若き当主。爵位は「伯爵」。1875年12月14日生まれ、年齢は本編開始時点で12歳。

幼くして広大な領地を治め、玩具・製菓メーカー「ファントム社」の社長を務める天才実業家で、数年で英国最大の企業規模にした。その裏でファントムハイヴ家は代々「女王の番犬」「悪の貴族」と呼ばれており、大英帝国女王の依頼を受け、表沙汰にならないように様々な事件解決に暗躍してきた。

平時はほぼ常に仏頂面で、非常に我侭。人(悪魔?)使いも非常に荒く、毒舌なセバスチャンも影で「クソガキ」呼ばわりするほど。年の割りに大人びている反面、意外と押しに弱かったり、貴族の必需である社交ダンスが苦手なために貴族の集会にほとんど姿を現さないなどの一面を持つ。喘息と猫アレルギー持ち。

また、頭脳は非常に良く、公式キャラクターブックの作者のコメントによると、「13歳で頭脳は大学レベルの天才児」だそう。その頭脳はチェスの強さにも表れている。

大貴族の当主としての矜持は持っているが、貴族が持っている偏見(使用人が許可無く口を開くのを許さない、身分による差別意識、能力ではなく身分や見た目で判断など)は薄く、本来なら主人の前で顔を許可無く上げることも許されない使用人達や、外国人であるソーマやアグニに対し、軽口を叩くのを咎めなかったり、出自に関わらず能力によって採用するなど、当時の貴族にしては考え方が柔軟である。

好きな食べ物は甘いもの…というより、少食かつ偏食。甘いものは外出先でもつまみ食いするほど好きだが、それ以外の食事は食べている描写が少なく、食べていても一口二口で済ませている。そのことも手伝ってか、もともと細身な体型は一際華奢(ついでに小柄)になり、測るたびにウエストの細さを更新しているとか。

「女王の番犬」としては冷徹で敵対者には情け容赦なく鉄槌を下す。一方で無関係の人間は助けようとしたり、必要以上の殺人は控えるなど非情になりきれないところがあり、先代を知る大人たちからはまだまだ甘いと言われる事もある。

家を継ぐには幼く華奢だが芯は非常に強く、逆境に屈せず誇り高く生きるその姿勢は、セバスチャンに強く一目置かれている。

真実

その正体は、本物のシエル・ファントムハイヴ双子の弟。本名不詳。

15年程前、ヴィンセントレイチェルが結婚し、翌年レイチェルは12月14日の大雪の日にシエルと「坊ちゃん」の双子を出産する。

二人は鏡合わせのように何もかもが瓜二つであったが、兄のシエルに比べ、弟は内向的で母親に似て喘息持ち。よく身体を壊していたが、兄のシエルは優しくしてくれる。だけど元気で優しいのはシエルだけ。強くて頼れるのはシエルだけ。伯爵になれないのは僕だけ。僕たちは同じ顔をしているけど何もかも違っていた。

そして時が経ち、双子は10歳の誕生日を迎えるその日に、ファントムハイヴ家の屋敷は何者かに襲撃を受け、当主のヴィンセントと妻のレイチェル、犬のセバスチャンやタナカを除いた使用人は殺害され、シエルと弟は奴隷商人に売られる。その後、ある男に買われ黒ミサに連れて行れると、”子羊”として大人達に陵辱される。

そして一ヶ月が経ったある日、悪魔に捧げる生け贄としてシエルが選ばれ、弟は目の前でシエルを殺されると、神を否定し、激怒。その時、シエルの魂を渡り賃に悪魔が召喚され、弟は死んでしまったシエルの代わりに、同じ顔の自分がなることを誓い、悪魔と契約する。

契約内容は悪魔である「復讐を果たすまでの間、執事として仕えさせる」こと。

こうして後のセバスチャンと契約した弟は自分の名を捨て、兄の名「シエル・ファントムハイヴ」を名乗り、自分達をこんな目に合わせた相手に必ず復讐することを決意し、セバスチャンを下僕として従え、ファントムハイヴ伯爵を継いだ。

普段は眼帯で覆っている右目に、契約の証である逆ペンタクルがある。契約終了後、シエルの魂はセバスチャンのものとなるらしい。

コメント

コメントはまだありません

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

  • 壊れ人形のくる実

    壊れ人形のくる実〜ご招待を皆さまへ〜

    ツイステの新イベント、プレイフルブランドの妄想二次創作 本編、ネタバレ注意、勝手に結構、いじくりまわしてます。 黒執事✕ツイステ注意 思いつき次第、続く 二次創作監督生 カルン 16歳 男 イーグル 18歳 女
    12,491文字pixiv小説作品
  • なんかよくわからないクロスオーバー(出会い編)

    なんかよくわからないクロスオーバー(出会い編)第8話

    出会い編も終わりです。思ってたよりも結構長くなっちゃったけど、完結できたのでよしとします。それでは第8話です。
  • やはり私は異端???

    作品続き書くか勉強するかしろよ!と我ながら思いつつカプ語りです。今回は黒執事。そんなに特定のカプに対してこだわりがない分絶対シバシエ!!それ以外ない!という方には不快なことかくかも知れません……NLだし;;単にいいなーって思ってつれづれと書くだけなので主張でもないです。 内容は ・ドール×シエル ・セバスチャン×ビースト ・マダム・レッドとグレル・サトクリフのコンビ についてです主に。
  • ヴィンセントに成り代わった彼が…

    転生したら女王の番犬だった?!

    ヴィンセント成り代わり小説大好きです。書いてて楽しい、原作の方が着々と進んでますが、まだ足りない…今回も番外編で女王の番犬時代の話。 血表現があります。オリキャラ使用人(ヴィセント時代の使用人)が出てきます。そして、アンダーテーカーの遺髪入れの人物の考察…
  • 悪の貴族に成り代わった?!

    成り代わったらヴィンセントだった?!Ⅳ

    青の教団編に入ります。というか、青の教団編以降の話がない…(´・_・`) アンケートあります! ヴィンセントの過去編(伯爵時代)の話とか書くかもしれないのでお許しください。基本的に原作とは違うけど… ブラバットが死神でもいいと思うの…
  • 復讐、その後

    うわああああああああ、初の坊っ誕投稿なのに遅刻しました。本当にクソヤローですね、死ねばいいのに!!坊ちゃんすみません、本当におめでとうございます。 ちょっと書き方を変えてますので、読みにくかったらすみません。 ほぼオリジナル設定、セバスチャンキャラちがくね?というか、話長くね?というのが苦手な方は、ご注意願います。 2019/3/15 ブクマ・評価ありがとうございます!!コメントもいただきほんともう光栄至極。続編で少し詰まっているので、気長にお待ちいただければと思います。筆遅くて申し訳ありませ…。 少々加筆・修正いたしました。お話の本筋は変わっておりませんが、表現など大幅に変えているところもございます。読みやすくなっているといいなぁと思います。 余談ですが、先日友達にセバシエについて語ったところ、「セバスチャンが気持ち悪いから、セバシエはない。」と一刀両断され、なんの反論もできないどころか、「確かに」と納得してしまった私にセバっちゃん愛はあるのだろうか…。
  • 坊ちゃんととある少女の話

    絶望の始まり

    大変お待たせしました!第2話の更新です。 今回は話の都合で流血シーンがあります。 年齢制限のタグを入れなくても良い表現にしてありますが、流血が苦手な方はご注意ください。 次回はいよいよ、エリザベスと夢主が·······な展開です。更新状況はTwitterにて↓ https://twitter.com/TwilightStar___
  • 秘蜜のはなし

    6話

    坊っちゃんにキスをする(*^3^*)
  • 焦がれたのは⋯

    #9 約束

    黒執事現パロ9話目。 にわか同居の始まりです。 セバスチャン視点。 片方は自覚した模様、これで何か起こってくれるといいのですが⋯ 細かい設定はシリーズのあらすじをご覧ください。 パロディが苦手な方は閲覧ご遠慮ください。 ◇ブックマーク、評価ありがとうございます!励みになります。  
  • セバシエ

    ROSARIUM

    薔薇の香水を幾種類か手にしまして、なんだか薔薇のお話を書きたくなって書いてみました。 薔薇と、ほんのりセバシエをお楽しみいただけたらと思います。
  • 悪の貴族に成り代わった?!

    成り代わったらヴィンセントだった?!Ⅱ

    ヴィンセントに成り代わった男主が生き残るために奮闘する話、この話は本編とは違います。原作の知識がある男主が死亡フラグ立ちまくりのキャラに成り代わって苦悩して行く話。ヴィンセントがAB型でとかいろいろ原作と相違点があります。ブラバットがヴィンセントを心酔する理由も捏造してます。 何も考えずに妄想の命ずるままに書いた小説だったけど、ブクマが予想に反して良くて感謝です。
  • 黒執事短編集

    twitterでupしていたものをまとめました。 どれも短い。 一部の作品は桐さん(@memo_kiri)の作成された診断メーカー「お題ひねり出してみた」(https://shindanmaker.com/392860)からお題をお借りしました。
  • 冬の日

    シエリジへの台詞お題:「あんまり見ないで」「こんにちは、さようなら」「これ着とけ」 https://shindanmaker.com/132680
  • The fuckin’ Insensitive Man

    小説の表紙が増えて楽しいですね…どれを選ぶか迷ってしまいます(//▽//) すごく文章力が落ちて愕然としてますが、私は元気です。 今回も、書き溜めた短編の救済です!コンビ組み始めて、まだ覚醒する前段階の2人。 ちょっとお下品なお話。個人的にちょっとビミョ よろしいという方のみ「読める…、読めるぞッ…!!」してください。
  • 秘蜜のはなし

    2話

    ハンナとちゅっちゅする
  • Mind

    2010年の8月に書いた小説です。 黒執事のセバシエ。 初めてイベントで出した小説でした。
  • 【黒執事】その執事、跳梁【ツイステ】

    完全なる胸の炎は 何者にも消せやしない。 我ら、不死鳥(ふぇにぃぃぃぃっくすぅううううう)!!!! というわけで、死んでいた続きが蘇りました。 この話は、【黒執事】ヴィランの国の坊ちゃん【ツイステ】(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12624920)の続きとなります。 今大流行中のででにーとアニプレックスがバックについた巨大アプリ「ツイステッド・ワンダーランド」の世界にひょんな事から拉致誘拐されてしまったシエル坊ちゃん。 無事に合流できた万能執事は、わんちゃんぷれいのまっさいちゅうで、坊ちゃんの情操教育に最悪な状況に。 まったくもう!黒執事でえっちな展開なんてけしからん!そんなのはGファンタジーでしなきゃだめなんだぞ!あ、本誌だなそれ。 でぶでも、すりむでも タイガーでも にゃんこならば全てが美しい、そんな猫オタクなセバスチャン。たぶん、レオナ先輩もわんちゃんストライクゾーンに入ってる。らいおんって、猫やし。 つづき? さあ、どうだろう。氷山のぶつかったんじゃない?
  • 心が弱まるのは月のせい

    「今」だからこそ書けるネタです。 Twitterの「こんなお話いかがですか」という診断メーカーのお題になります。(「もうずっと前から消えてしまいたかった」で始まり「そんな思い出が今でも心臓を刺すのだ」で終わります。) 少しでも楽しんでいただけたら、幸いです。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

おすすめ記事

pixivコミック 週間ランキング

  1. 1

    漫画・キャラクター原案:九重ヤエ,原作:雪兎ざっく

    読む
  2. 2

    おおのこうすけ

    読む
  3. 3

    山田ヒツジ

    読む

pixivision

カテゴリー