カヤネズミ
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かやねずみ
齧歯目(ネズミ目)ネズミ亜目ネズミ科ネズミ亜科に分類されるノネズミの仲間。巢鼠。
別名:ハーベストマウス。
体長5~8㎝、尾長6.1~8.3㎝、体重7~14g。
チガヤやススキ等の植物に、ソフトボール程の大きさの巣を作る。
全身が柔らかい毛に覆われており、背中が茶色に黄色や赤が少し混ざった感じの色をしている。また、腹は白またはクリーム色になっている。体に比べて、目と耳が大きいのが特徴である。
後ろ足が意外と器用で、カヤや麦の茎を掴んで体を支えることが出来る。そのおかげで、ススキや麦を素早く登ったり、自由になった前足で上手に餌を取って口に運ぶことが出来る。
カヤネズミは、かつては稲を食い荒らす害獣と思われていた。しかし、その後の調査でほとんど稲を食べないことが分かった。
生息地の現象から、絶滅が心配され、世界の各地でレッドリストに載っている。2022年現在では低懸念となっている。
ヨーロッパでも保護活動が行われている。一方、日本では上記の誤解が解けて保全活動に取り組む人もいるが、ペットショップで売買されている他、野生種を捕まえてペットにすると言ったことが発生している。
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