概説
イノシシの幼体の俗称。
背中にはっきりとわかる白い縦縞が存在し、これが植物瓜の果実に浮かぶ紋様によく似ていることから、この名がつけられた。
縦縞は生後4か月ほど経つとが消える。
親とは明らかに違うことから、ドイツのシュレーバーという学者が、「SUS FASCIATUS(完璧なイノシシ)」という学名を付けたことがある。
他にも、うりんこ、うりっこ、うりん坊など、地方によって様々な呼び名がある。
親と常に寄り添い、独り立ちするまで母親と4~6頭ほどの群れを形成する。
ちょこまかと動き回るその姿から人気があり、キャラクターとしてもよくモデルにされる。
関連イラスト
関連タグ
バク…幼獣がイノシシのそれに酷似しており、実際に動物園等の専門家が「ウリ坊」と表記する事もある。
エミュー/ヒクイドリ/ウズラ…雛鳥が縞々でウリ坊に似ている。