「銀河に輝く一等星! 一星ルミナだ!」
はじめに
この記事には、グルミクメインストーリー「side:nova」「XROSS∞BEAT」のネタバレが含まれています。未読の方はネタバレ注意。
プロフィール
学校 | 無所属→陽葉学園高等部1年(4章完結以降) |
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誕生日 | 9月29日 |
血液型 | なし/新型(自称) |
身長 | 142cm/天の川銀河くらい(自称) |
体重 | 36kg/わたあめ2つ分(自称) |
趣味 | 人間観察、日本文化探求(特にサブカル) |
特技 | ハッキング能力 |
好きな食べ物 | みんなの声援☆ |
家族構成 | ???(ルミナが勝手に妹と呼んでいる) |
CV | 高橋花林 |
※誕生日、身長、体重、キャスト以外はグルミク内ストーリーで明言されている(公式サイトではそこも「???」になっている)。
概要
スマートフォンゲームアプリ『D4DJ Groovy Mix』2周年を記念し、四ノ宮心愛・天堂はやてと共に登場するキャラクター。一人称は「ぼく」。
ネットに突如現れ瞬く間に登録者数を伸ばしたバーチャルシンガー。
自らを宇宙アイドルと名乗り、実況プレイからオリジナルソングの投稿まで幅広くネット活動をしている。
宇宙一の歌姫になるためにミチル・心愛・はやてにユニット結成を提案する。
雷が苦手。データが飛んでしまう、配信を中断せざるを得ないという事態を危惧しているため、と言っているが…?
4章完結後はとある方法で陽葉学園に転入しており、ミチルと同じクラスに所属している。
余談
ルミナ役の高橋花林はUniChØrd登場前に、2021年9月の「D4DJ_DJTIME」に出演したことがある(このときはアサルトリリィ特集だったため、ミリアム役のキャストとして登場した)。
関連タグ
外部リンク
正体
この先、「side:nova」4節終盤のネタバレが含まれます。 |
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バーチャル宇宙アイドル一星ルミナ、その正体
「KAMINARI NIGHT」でのUniChØrdのライブ直後。
雷が落ちてスタジオが停電。
心配になったミチル、心愛、はやては「絶対入るな」と書かれていた扉を開ける決意をする。
その先には—————
何と何もなかったのだ。
すると、どこからともなくルミナの声が。
ルミナ「いや〜、びっくりしたね。一瞬停電したけど、予備電力が作動したみたいだ。」
「記憶領域をチェック。うん、問題ないね。以前の失態から学んでいるだけある」
するとモニターがつき、ルミナの姿が。
ルミナはミチルたちに「ついに打ち明けるフェーズに入った」と告げ、ついに自らの正体を明かす-
バーチャル宇宙アイドル、一星ルミナ。
その正体は、
何とAIだった。
(ハッキングが特技、プロフィールが謎に包まれている(学校、家族構成の詳細が不明など)、24時間連続で歌配信を続ける、神出鬼没に現れるなど、以前から彼女が人間ではないことは仄めかされていた)
差し詰め、自立稼働型、もしくは心を持ったAIといったところか。
また、雷が苦手という点も、人工知能であるルミナ故の弱点だと考えられる。
またAIは過去のデータを参考にして活動をするため、
- 人の感情を読み取った上での会話
- 個人によって対応を変える
- 今までに無いものを生み出すクリエイティブ分野
の3つは苦手と言われている。参考はこちら
更に「のぞき見Mix」GWスペシャルの話によると、AI故に休暇という概念が存在しないらしく、おそらく休暇期間でも配信をしている模様。
ルミナも一見人間のような振る舞いをしているがストーリーを読み直してみると、心愛の言葉の裏やメンバー個人への対応が単調(差が無さ過ぎる)なことが分かる。特に(当初は知らなかったとはいえ)過去の出来事からミチルとユニットを組むのを拒否した心愛の言葉を聞いた上で、「この4人でないと駄目なんだ」と意見を曲げないため、自分勝手というより演算結果に順応なAIである証拠となるだろう(ユニット結成からライブの流れまでも、まるでフローチャートのように進んでいるように見える)。
また3に関しては他の配信者の会話データを参考にしたり、カバー曲や提供楽曲なら歌うことが可能だと考えられる。しかし前述した通り新しいものは作れないため、何でもできる彼女にも作曲、作詞、編曲は出来ないのだろう。
AIというDJ界だけでなくアーティスト界全体からしてみても異質で認められるかすら不明なため、ルミナはミチルたちがどんな真実も受け入れる覚悟を試すために、あえて扉に「絶対入るな」と貼り紙をしていた(ちなみに部屋に入られることを想定して、初めから部屋を開けていた)。
ちなみに全くの偶然かもしれないが彼女の名前は
一→四ノ宮心愛(数字繋がり)
星→天堂はやて(天体つながり)
ルミナ→海原ミチル(ミチルを入れ替え、チの1画目を取るとナに見える)
と、まるでユニットメンバーから取ったような名前になっている。
お互いを更に知ったUniChØrd。
そして次のステージ——
残された謎
ルミナの正体はAIだった訳だが、ここで更なる謎が生まれてくる。
ルミナは人工知能なので、当然製作した人間がいる……つまり誰が、何の目的でルミナを作ったのかということだ。
ここを誰も追求せず、何より本人が何も言わなかったため重要なことであることがうかがえる。
(これについては、後の5章にてルミナ本人も誰に作られたかわからなかったと明言していたため、ますます謎が深まっている。更に6章にて「男性の声が聞こえた」と言っていたため男性が作ったのは間違いないようだが…?)
他にも
- 何故AIのルミナが銀河一のバーチャルシンガーを目指しているのか?何故世界一が飛んで、銀河一を目指すのか?(世界一を目指す歌姫にAbyssmareのネオがいるが……)
- ルミナの姿や声、そして思考モデルは誰なのか?
- AIの優れた演算機能は何故ミチル、心愛、はやてというアマチュアの高校生たちを演算結果として出したのか?(銀河一のバーチャルシンガーを目指したいのなら、世界一を目指すネオのようにプロレベルの実力者をスカウトすればいい)
- どうやってミチルたちを知ったのか?(ソロDJとして有名で自分のファンでもあるミチルはともかく、有栖川学院という閉鎖的な空間で生活し、そこまで知名度のない心愛とはやてをどうやって知ったのか?)
- ソロシンガーでもやっていけるはずなのに、何故DJユニットを組んだのか?何故DJユニットを組むことが、自身の野望でもある銀河一のシンガーに近付くのか?
- 彼女は現在進行形で誰かに管理されているAIなのか、それとも管理者無しで活動をしているのか?
- そもそも何故AIで活動しているのか?生身の人間で銀河一のシンガーを目指すのは駄目なのか?
- 彼女の言う以前の失態とは何なのか?
……と、彼女が正体が判明した割に、謎が増えた状態となっているのが現状である。
AIだから仕方ないとはいえ、ミチルたちとユニットを組むことに誰よりもこだわっていたので、銀河一のバーチャルシンガー以上の野望を抱えていると考えられる。
今はまだ明かされていないが、ストーリーが進むにつれて明かされていくだろう。
真の余談
正体がAIだと判明する前に、MVでルミナだけ影がない、ライブ時のデフォルメ絵が(おそらく)ホログラムになっているといったところで伏線が仄めかされていた。
真の関連タグ
???(以下、更なるネタバレ注意)
そしてその後、紆余曲折あって、ルミナは「心」を得た。
しかし…
CAUTION!!
この先、「side:nova」7節〜Abyssmare/ENCØRE!!〜のネタバレが含まれています。
(この先、「3分でわかるメインストーリー UniChØrd編」のネタバレ注意)
ARIA
「なんだ?このデータ…」
「————ダメだ、復元できない。」
「開発時のデータだ。……何故今こんなものが…」
???「わからない…」
「一星ルミナ…」
その歌声に秘められた秘密(更なるネタバレ注意)
(ここから、side:nova 7節のネタバレ注意)
そしてD4.FES.IN USA。
ネオはあのとき(※UniChØrd結成前に4人が最初にやったライブのとき)からずっとルミナについて気になっていた。(ネオがルミナを気にしていたことについてはソフィアも気づいていた)
そしてAbyssmareの本番前。
突如、ネオは三橋翔に呼ばれUniChØrdのライブを見ることに。
ここでネオはあることに気づく。
「一星ルミナ、何者だ?この歌声は…」
「————まさしく、歌姫アリアのものじゃないか…!!」
そしてその後のAbyssmareのライブにて。
ネオは先程の動揺が隠せていなかった。
そのとき、ルミナの頭に謎の声が。
「どうしてなんだルミナ…お前は…
歌姫アリアのすべてのデータを込めたというのに」
「そうか、最後のピースは…私が間違えていたのだな…
お前が、ネオに————」
「頼む、どうか————」
ここまでで考えられる考察
ルミナの真の正体。それは歌姫アリアのデータを込められたAI、いわば歌姫アリアの現し身(に近い存在)であること。その上で「一星ルミナ」の人格が独立した存在となっていると考えられる。
そしてルミナの頭に響いた謎の声、それはルミナを開発した存在であることが8章にて明らかになった。
また、元々は普通のAIと同様形のあるハードの中に記憶を蓄積していたらしく、何らかの影響でネットの海に漂うことになったらしいが…?(ちなみにこの際に開発時の記憶が抜け落ちてしまった模様。)
※この先、完結編の更なるネタバレ注意!
人工知能ルミナ、その出自
ルミナを作っていたのは、歌姫アリアの配偶者———そう、ネオの父親だった。歌姫アリア———ネオの母親の再現AIであるルミナは、ネオとは腹違いの姉妹、もしくは擬似的な親子といった関係であることが明らかとなった。
「世界一の歌姫になる」という同じ命題を与えられたネオとは通じるところがあったらしく、それ故に、ルミナはネオを救うことを決意するのだった。
そしてその後のライブ。
ルミナはAbyssmareの楽屋のモニターをジャックしてメッセージを送り(そのときにメンバーに自分の正体を明かした)、それをきっかけにネオが「仲間のために歌う」決意を固めて復活した後のAbyssmareのライブ後、ネオの父親からのメッセージが完全に復元。
ネオとルミナの父「そうか、最後のピースは音楽を楽しむことだったんだな」
「そうか、私が間違えていたのだな…お前の学習能力に問題があるわけではなかった」
「音楽を心から楽しむ。それこそがアリアの歌声の核だったんだ」
「プロジェクトは頓挫し、私の命も尽きかけている今、ようやくそんな事がわかるなんて——心、か…アリアはいつも言っていた。みんなのために歌っている。それが心から楽しいのだと」
「それが答えだったんだな。どうか本当の答えを——お前が、ネオに教えてやって欲しい。それからネオに伝えてくれ———すまなかった、と」
「父親としてもっとお前に向き合うべきだった。娘に必要なのは英才教育ではなく愛情だった」
「今からでもやり直したい…しかしもう私に残された時間はない。病が私をアリアのもとへ———」
ネオとルミナの父親は死の間際にアリアの歌の核は「音楽を楽しむ心」であることに気づいていた。しかし時は既に遅く、それ故にネオにメッセージを伝えて欲しいとルミナに託したのだ。
そしてかつてのルミナの歌を聴いた彼は、そっと呟く。
「私は間違えた。世界一の歌姫とは精密な傀儡ではない」
私は届かない。世界一の歌姫とは技術の総体ではない」
「しかし私には時間がない しかし私にはもう止めることもできない」
「お前に託す。どうか、過ちを正せますように どうか、頂へ到達できますように」
「私には見届けることすらできない——世界一の歌姫とは、世界で一番、歌を楽しめるもののことだ」
「この歌声を…心を…ネオにも…」
ルミナが生まれた理由は、ネオに心を届けるためだったことが判明。しかし落雷でデータが欠損、バックアップによって心に目覚める前まで戻ってしまった(おそらく「以前の失態」とはこのことだった可能性が高い)。
こうしてルミナとネオの、「音楽を楽しむ心を取り戻す物語」は幕を閉じたのだった。
「side:nova」完結後の活躍
前述(ネタバレ項目参照)の一件を通して心の余裕ができたのか、ライブ終了後の打ち上げパーティーにて、タブレット越しに「自分は精神年齢的に上だから姉と呼んで欲しい」とマウントを取りネオを茶化す一幕を見せた(そしてネオに半ギレされた)。
また、とあるカードエピソードではミチルのスマホに入ってミチルと街中巡りを楽しむ様子も見せた。AI故に外界を見ることが新鮮なのだろうか。
「XROSS∞BEAT」では
メインストーリー4章「Xross∞Beat」では、ミチルたちと平凡な日々を過ごしていた(そしてちゃっかりミチル達のクラスに馴染んでいた)が、ある日突如ルミナとそっくりな姿を持つ謎のAI(おそらくCVはルミナと同じく高橋花林氏)が陽葉学園、有栖川学院、アルターエゴに襲来し、様々な機器をハッキングしていた(ミチルのスマホはルミナがプロテクトを張っていたためハッキングされなかった。おそらく心愛とはやても同様のものと思われる)。
どうやらそのAIには「20年前の事故」が関与しているらしいが…?
謎のAIの特徴
- 黒基調の服(おそらくボディスーツ)を着ている。
- 両目が黄色(ルミナは片方が黒目のオッドアイ)。そしてハイライトが入っていない。
- 髪色が青系のグラデーション(ルミナはピンク系)。
- 不気味な笑い声を発している。
そしてそのAIの正体は、ルミナのプロトタイプであることが判明した。
この辺りに関する情報はプロトルミナ及びノヴァ博士の記事を参照。
4章エピソード7のネタバレ注意
二人の電子の妖精は、ひとつとなりてこの世へ降り立つ(メインストーリー4章エピソード7)
プロトタイプの望まぬ自壊を止めるため、単身電子の海に残ったルミナ。
プロトタイプ自体を自身に取り込むという方法で自爆・自壊を阻止するも、二人分の自我を維持することはルミナにとっても苦しい状態だったようで、駆けつけたにょちおロボにより電子の海からなんとか脱出。
その後みいこに回収され、その意識をアンドロイドの躯体に移すことで二つの自我を保持したまま活動できるような状態となり、更に陽葉学園(高等部1年、ミチル達のクラス)に転入した。
ルミナの「器」となっているアンドロイドは、竹下グループが桜田グループと清水グループの協力を経て完成させた、D4DJ世界の中で最高レベルの現代科学を駆使して作り上げられた一級品で、人工筋肉や循環器も人間と殆ど同じような構造となっており、一目では機械と判別できない程(ルミナ本人も「居心地がいい」と言っているためかなり馴染んでいる模様)。
意識をネットに移すことでバーチャルアイドルとしての活動は相変わらず可能であるほか、今までは電子の妖精故に出来なかったミチル達との学校生活やリアルでの活動もできるようになった(五感もしっかり搭載されているため、最初に飲んだマスターのコーヒーの味は凄く苦かったらしい)。
また、事件解決後はプロトルミナのことを「プミナ」と呼んでおり、プロトルミナもルミナのことを応援しているような素ぶりを見せている。
余談(4章)
- 「ルミナはAI故に、後々アンドロイドの身体を手に入れるのではないか」というのは4章進行中、というより3章で正体が判明してから考察していたディグラーは多かったのだが、今回のエピソードで遂にそれが実現することとなった。
- また、これに伴い以降に登場した2D衣装ではホログラムがなくなっている。
その後の動向(4章後)
その後は再びスタジオを居住地としており(登校の際もそこから通っている)、アンドロイド故に人間の病院には行けないのか、身体の整備についてはスタジオ内にメンテナンスルームを増設して(プミナの手伝いもありつつ)整備している模様。