ニホントカゲ
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にほんとかげ
トカゲ目トカゲ亜目スキンク科(トカゲ科)。スキンクはトカゲの事。
日本にのみ生息する小型のトカゲ。大きさ15~20センチくらい。
「蜥蜴の尻尾切り」という言葉があるように、敵に教われるとみずから尻尾を切り離して逃げる習性がよく知られている。当然尻尾にも血管は通っているが、切断面の筋肉を収縮させることで出血しないように押さえているらしい。
なお再生した部分から先の骨は軟骨になっており、硬骨なのは最初だけ。
肉食性で主に昆虫やクモ、ミミズなどを食す。
また爬虫類だから当然だが、日光を浴びることで体温を上げる必要がある。なので早朝から午前中は日当たりのよい場所で日光浴を行い、活動の準備をしている様子もよくみられる。
体温が十分に上がるとすばしっこいので、捕まえるなら早朝辺りの動きの鈍いところを狙うがいい。
スキンクはトカゲの事で、英名は「Five-lined Skink(5本線のトカゲ)」という。
ちなみにニホントカゲを直訳した「ジャパニーズリザード」はカナヘビを指すので注意。
この英名の通り背中から脇腹にかけて5本のラインがあり、子供の個体は黒っぽい体に黄色いラインでよく目立つ。尻尾が青いのも子供の特徴。
成体になると全身が茶褐色の地味な色になるが、繁殖期(45月頃)のオスはあごや喉元がオレンジがかった色になる。
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