クサガメ
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くさがめ
クサガメ (Chinemys reevesii) は、爬虫綱カメ目イシガメ科バタグールガメ亜科クサガメ属に分類されるカメの一種。
中国や朝鮮半島。日本では本州、四国、九州と周りの島の流れの緩やかな川や低地の池、沼等に生息する。
別名:リーブスクサガメ、キンセンガメ、ゼニガメ(幼体)等。
四肢の付け根の臭腺から臭い匂いを出すので「臭ガメ」と言う。キンセンガメという名は中国産クサガメを指す。
ゼニガメは、かつてはイシガメの幼体を指していたが、現在はクサガメの幼体の事とされるようになっている。
最大甲長雄20㎝、雌30㎝。
頭から首に黄緑色の筋があり、子亀は甲羅の淵が黄色くなっていて、尾は体にくべて長いのが特徴。年を取った雄は全身が真っ黒になる。
稀に、頭が大きい個体が確認され、この個体をMauremys megalocephalaとして別種とする説が1934年に提案された。然し、遺伝子的な差が個体差位しか無いことで同種とされる様になった。巨頭個体は、オオアタマクサガメと呼ばれ、ペットショップ等で普通のクサガメよりも高く売られている。
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