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概要

聖杯戦争で召喚されるサーヴァントの器。

RPGで例えるなら「職業 / ジョブ / クラス」に相当するシステム。

英霊の座から呼び寄せられる存在を本来の姿で召喚する事は人間には不可能であり、クラスという器を与え能力を抑える事で、その英霊が持つ一側面を呼び出す。

英霊のサーヴァントとしての適性を示す概念でもあり、高名な英霊で複数のクラス適性を有する場合もあれば、知名度補正や英霊としての特性から特定のクラスでしか召喚できないといったケースも確認されている。

またクラスによって保有する宝具スキルが変化したり、ステータス自体が変動したり、更にはクラス毎の全盛期が変わる等、聖杯戦争を大きく左右する要素でもある。

クラス一覧

基本七クラス

センシティブな作品

三騎士は安定して強く、四騎士は特殊技能を有している傾向が強い。

「三騎士」の一角。バランスが取れた能力から「最優」と称される。

魔力を除いた能力値が水準以上の英霊でないと該当しない。

クラス特性として「対魔力」と「騎乗」を保有する。

「三騎士」の一角。高い単独行動スキルと射撃能力を持つ。

弓などの飛び道具、射撃に関連する能力を持っている英霊が該当条件。

基本的に弓を主武装とし白兵戦ではセイバーやランサーに劣るが、その代わりに遠距離からの攻撃や後方支援に優れている。

クラス特性として「対魔力」と「単独行動」を保有する。

「三騎士」の一角。最高の敏捷性と高い白兵戦能力がある。

魔力も含めて各能力値がある程度の水準以上の英霊でないと該当しない。華やかさは無いが堅実なサーヴァント。

クラス特性として「対魔力」を保有する。

高い機動力と強力な宝具を数多く所有するサーヴァント。

クラス特性として「騎乗」と「対魔力」を保有する。

基本的にランクA以上の魔術を持つ英霊が該当する。

陣地作成で有利なフィールドを築き上げることで互角以上に戦うことが出来る。

ただ三騎士のサーヴァントは高い対魔力をもつ者が多いため、魔術を主体とするキャスターは基本的に不利。

クラス特性として「陣地作成」と「道具作成」を保有する。

マスターの天敵」とされるクラス。

「気配遮断」を保有していればこのクラスに適性がある。

戦闘能力は高くはないが、キャスターと並んで高い情報収集能力に長けている。

このクラスはハサン・サッバーハを召喚する場合、ハサンが暗殺者の語源である関係から、クラスそのものが触媒として機能する。

基本能力を問わず、ただ狂う事で破壊にのみ特化しているクラス。

伝承において狂気を得たエピソードのある英霊が該当するとされ、召喚時の詠唱に手を加える事でバーサーカーのクラスを狙って召喚可能。

クラス特性として「狂化」を保有する。

その他

各役割を背負った通常クラスの枠から外れたもので、その性質に応じてそれぞれクラス名称が異なる。「英霊」と呼べるか怪しい存在が召喚されることすらある。

イレギュラーなものばかり召喚されるので特殊な状況下でしか召喚されないと思われがちだが、冬木の聖杯戦争では7クラス全て基本ラインナップとは限らず、三騎士以外は代わりにエクストラクラスが召喚される可能性があるとされる。

各クラスの上位版で、通常のサーヴァントよりも一段階上の器を持って顕現した英霊。

天の御使いとして遣わされるその時代最高峰の七騎。英霊の頂点に立つ始まりの七つ。

人類存続を守る抑止力の召喚、霊長の世を救うための決戦魔術である降霊儀式・英霊召喚によって召喚される。

余談

Fate/Grand Order』に登場する、サーヴァント同士の相性。

「有利なクラス」に対しては攻撃により与えるダメージが大きくなり、相手から受けるダメージは小さくなる。「不利なクラス」に対しては攻撃により与えるダメージが小さくなり、相手から受けるダメージは大きくなる。

また後述するエクストラクラスでは、有利・不利の組み合わせが多い。

各個のスキル・宝具などによって「相性不利を打ち消す」など限定で変化することもある。

これはゲームシステムとして採用されている同作限定の仕様であることには留意されたし。

クラスまたはサーヴァントとしての登場が確認されていないキャラ一覧記事。

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