当然のアーチャークラスですが、何か?
プロフィール
真名 | アルトリア・ペンドラゴン |
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クラス | アーチャー |
性格 | 女性 |
身長 | 154cm |
体重 | 42kg |
出典 | アーサー王伝説 |
地域 | イギリス |
属性 | 秩序・善・地 |
好きなもの | 障害物のないステージ |
嫌いなもの | 背後から忍び寄るアサシンローラー、遠くから狙い撃つキャスタースナイパー |
設定担当 | 奈須きのこ |
ILLUST | 武内崇 |
CV | 川澄綾子 |
概要
2016年水着イベント『カルデアサマーメモリー』に登場するアルトリア・ペンドラゴンの水着版。レアリティは☆5。
第一霊基では『hollow ataraxia』と似たバンドゥタイプのクロスホルタービキニだが、霊基再臨する度に水着が代わり、第二霊基では髪型がポニーテールになり、黒のラッシュガードを羽織りモノクロのスポーティーなビキニになる。
第三霊基では王冠と緑のマントが加わり、かなり角度の際どいハイレグ競泳水着になる。ランサー時といい、割とハイレグと縁のあるお方である。
人物
もはや説明する必要性もあるかどうか怪しい夏の海に降臨した浜辺の王様。
王としての要素は執務室にまとめて置いて来たらしく外見相応の子供っぽさを見せているが、息子に対しては相も変わらずショッパイ。
委員長気質なのも変わらないが、普段より穏やかなのは言うまでもない。
せっかくのバケーション、今回ぐらいはハメを外すのもよいでしょう、というスタンス。
ゲームであれスポーツであれ負けず嫌いな彼女が目指すものは、アーチャー最強の座であった。
また、テンションが上がり過ぎているためか腹ペコ王並に食へのこだわりが表に出てきている(と言ってもオルタのような趣向ではなく、美味しそうな物に興味を惹かれる程度)。
ただ、割と無節操なためにマスターは反応に困っているのか無言である。
なおマテリアルによれば、妖精の加護により「水の上を歩けた」ため、泳いで遊ばなかったという。そのため泳ぐ必要性が皆無な彼女は必然泳ぐ練習をしたことがなく、泳げないとされる。
このことは『hollow』のプールエピソードでも語られているが、その際には「運動神経がいいので練習すれば泳げるようになるだろう」と言われている。
そうして浜辺で西瓜割りを楽しんでいたが、そこでウォーターブリッツ(水鉄砲でのサバイバルゲーム)に出会い、気がつけばこのような姿になっていた。
負けず嫌いの彼女が目指すものは言うまでもなく世界のチャンピオンである。
能力
戦闘においてはお馴染みの聖剣『エクスカリバー』と、どこかで持っていた水鉄砲を使用する。
アーチャーなのに当然のように聖剣を振るったり、生前の武器でも宝具でもなんでもない水鉄砲を座の記憶から持ち出してきたりと相変わらずやりすぎな我が王であった。
モーション中では、水鉄砲からの水弾とエクスカリバーの斬撃を巧みに使い分けている。
原作ではただの水鉄砲なはずだったのだが、なぜかサーヴァントやエネミーにまともなダメージを与える威力の水弾や高圧水流を放てる。どこぞのバイクのように『魔力放出』で強化でもしているのだろうか(下記のスキルを見る限りその説が有力であろう)。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | C | C | B+ | A+ | A+ | A |
保有スキル
対魔力(A) | アーチャーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Aランク以下の魔術であれば、無効化する事が可能となる。水着になってもその強力な神秘性は損なわれない。潔癖症なのである。 |
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単独行動(A) | アーチャーのクラススキル。マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。『単独行動』スキルを得たアルトリアは、ウォーターブリッツ時において八面六臂の活躍を見せる。時に大胆に敵本陣に斬り込み、時に周到に敵部隊を待ち伏せし、時に冷酷に物陰から背中を狙い撃つ。赤いフード姿の暗殺者(キャレコ装備)曰く、「もしかして根は僕と同じなのでは?」と言わしめたレベルの野戦上手。 |
陣地作成(A) | 本来はキャスターのクラススキル。魔術師ではないが、自身に有利な陣地を作り上げる。妖精の加護により、仲間達の士気を高め、幸運を上げ、命中率もあげ、イライラもなくし、おまけに涼しくするという夢の効果。サバゲーにおけるチートスキル。このスキルを発揮してウォーターブリッツ世界大会の覇者となるのだが、それはまた別の物語である。 |
サマー・スプラッシュ!(A+→EX) | 『魔力放出(水)』。ヴィヴィアンによって『魔力放出』の属性が変化した。火力こそ落ちたが、持続力がアップし、パーティー全体の防御力アップも行う。殆ど水の結界である。 |
海の家の加護(EX) | NPを代償にHPを回復する固有スキル。海辺にいると、大抵の出店から「フードの王様」として崇められる。気前のいい注文、気持ちのよい食事風景、そして完食後の輝くような笑顔でその店が繁盛するだろう、と言われている。そうかな。そうかも。だがマッシュポテトだけはノーサンキュー。 |
ビーチフラワー(B) | 『カリスマ(夏)』。海辺でどれだけ衆目を集められるか。アーチャーのアルトリアは、海辺においては他サーヴァントにボディの破壊力で一歩劣る。この事実を口にしてもいい事はないが、別にアルトリア本人は気にしない。水着のマリーや水着のアンメア、水着の玉藻なども同じスキルを持っている。 |
宝具
陽光煌めく勝利の剣(エクスカリバー・ヴィヴィアン)
- ランク:A
- 種別:対人宝具
- レンジ:9〜30
- 最大捕捉:1人
「ええ、行きますよ!マスター!」
「スイミングの時間です!水面(みなも)に光るは、勝利の剣!『陽光煌めく勝利の剣(エクスカリバー・ヴィヴィアーン)』!!」
某機動戦士の如く水鉄砲を乱射しながら敵に突っ込み、クロスレンジに持ち込むと同時にエクスカリバーで滅多切り、最後はエクスカリバーを連結したバスターモードの水鉄砲のゼロ距離発射で敵を消し飛ばす。
アーチャークラスなどと言っておきながら最後はコレである。ほんと大人げない。
詳細は該当記事を参照。
ゲーム上での性能
初となる☆5女性アーチャー。ステータスはHPに偏っておりオリオンとほぼ同じステータス。カード配分は《Quick:2/Arts:2/Buster:1》とアーチャーの定型で、こちらもオリオンと同様。
スキルは、自身のArts性能と味方全体の防御力を3ターン上昇させる「サマー・スプラッシュ!(A+)」、自身のNPを10消費する代わりにHPを回復させる「海の家の加護(EX)」、味方全体の攻撃力を上昇させ、男性には更にスター発生率も上げる「ビーチフラワー(B)」で、アルトリアでは珍しく防御面も揃っている。
特筆すべきはその驚異的なNP効率。2枚あるアーツは「陣地作成(A)」と「サマー・スプラッシュ!(A+)」の強化によりNP効率が非常によく、クイックはヒット数が多いためスター発生率も高い。さらにアーチャーゆえにスター集中率も高いためNP効率はトップクラス。そのため、「海の家の加護(EX)」もデメリットを気にせずに使用できる。
宝具は、カードの種別はArtsで、効果は【敵単体に超強力な攻撃&確率でチャージ減少+自身のNPリチャージ<オーバーチャージで効果アップ>】。
リチャージ効果に加えて前述したようにNP効率が非常に高く、キャストリアで補助すれば、毎ターン宝具連発も容易。チャージ減少が不確実なのが難点だが、この回転率でもって連発していけば、多少なりとも相手のチャージ進行を遅らせる事が出来る。
総評すると全ての能力が非常に高水準でまとまっているサーヴァントである。
似たような性能のオリオンと比較すると、クリティカルや男性特攻などの瞬間火力では劣っているが、宝具の連発で容易に差別化ができる。
ただ唯一にして最大の欠点は、最終再臨までに第六特異点新規素材の「大騎士勲章」が30個も必要というとんでもない御大尽な事。
特に初実装時は同時に実装された円卓組や正規のランサーとしてのアルトリア、そして同じ水着サーヴァントのサモさんなどにも必要と、需要が非常に多かったのに対してイベントでの交換は20個だけだったため、これらの召喚に成功したマスターは尽く勲章難民と化した。
勲章を要求するサーヴァントは以降もコンスタントに実装されているため、在庫管理には注意しておきたい。
関連人物
契約したマスターにしてサバゲーの相棒。
王の責務を置いてきたためか、いつもよりフレンドリー。
イベントにおいては無人島の文明を築く際に一国を治めた王としてアドバイスを送る。
プリドゥエンをパクったドラ息子。
エクスカリバーとロンゴミニアドで制裁しようとしたりと相変わらず扱いが荒い。
同じアーチャー同士(アンは声優も同じ)、ライバル関係。
あちらからは食い意地の張りっぷりを呆れられている。
自身を水着にした元凶。
その実力に敬意を払いつつも、負けず嫌いなので張り合っている。
「え、身体の話?槍の私なら負けていませんが、何か?」
自身の別側面の水着霊基バージョン。
後者については真名が近似していることもあり、pixivではタグが一部混在している。
水鉄砲に興味を持たれている。
因みに、彼女の元来の名は「ヴィヴィアン」であり、その関係もあると思われる。
余談
セイバー・ライダー・ランサー・アサシンと来てとうとう来たアーチャークラス。
「バーサーカーはセイバーライオンでよくね?」と言われていたが、その後斜め上からの刺客により達成されたものの、基本クラス全制覇は5周年記念の彼女の登場を待つ事となった。また、水着のアルトリアとアンが実装されたことで川澄女史は三大騎士クラスをコンプリートした。
後々恒例となる水着イベントで、先陣を切った『FGO』初の水着サーヴァントの一騎。振り向くような構図の特徴的なセイントグラフと再臨第三段階の姿から「尻王様」、「ハイレグ騎士王」の愛称で呼ばれる。2016年の年末特番で紹介された際にも尻の辺りがドアップで表示されていた。再臨第三段階は緑色のマントによりカエルっぽく見える為、「殿様ガエル」と呼ばれてしまう事も。
グッドスマイルカンパニーからフィギュアが2018年7月に発売。
彼女が持つ水鉄砲の中身や、足元で跳ねる水しぶきなど、水にまつわる表現を拘り抜いたとの事なので、是非注目したい。
関連イラスト
第一段階
第二段階
第三段階
関連タグ
Fate/GrandOrder セイバー(Fate/staynight) アルトリア・ペンドラゴン
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