概要
もともとは握手会営業の多いAKB48グループのファンなどのアイドルファンから生み出された言葉で、アイドルによる「しょっぱい」対応、普通なら営業上愛想よくするであろう場面でも冷たかったり無愛想だったりする対応をされることである後述でも説明する通り元AKBのぱるること島崎遥香が有名にした言葉である。
相撲からプロレス、さらにプロレスファンの芸能人によって芸能界や一般社会にも伝わった「しょっぱい」(弱い、見せ場がなくつまらない)という表現が由来とされる。
AKB48では特に島崎遥香のクールな対応ぶりがこのように呼ばれることが多かった。なお、のちに島崎は「握手会の対応をよくしていきたい」と宣言し、笑顔で明るく対応するようになった。戸賀崎智信劇場支配人(当時)からも『減塩』と言及されている。
逆に「手厚く真摯な対応、他と比べてずば抜けてよい対応」については「神対応」と呼ばれる。AKB48では須田亜香里らの丁寧で明るい対応がこのように呼ばれることが多かった。
この「神○○」はインターネット上でよく用いられる「その界隈の中で能力や人間性がとても優れている、神のように尊敬したくなるような存在」を指す表現であり、AKB48でも特に人気の高いメンバーを「神7」と称している。
2022年現在は、アイドル・芸能人に限らず、さまざまな業界、特に接客対応について評価する目的で用いられることがある。
関連タグ
塩顔…同時期に言われるようになった表現の一つ。「あっさりしている」という意味では近いが、由来は別と考えられている。