概要
彫りがあまり深くない、あっさりした印象を与える顔立ちを指す表現。
涼しげな目鼻立ちをした男性の容貌を表現する「しょうゆ顔」よりも、さらに薄い顔をした男性を表現する言葉。もっぱら日本人男性に対する形容である「しょうゆ顔」と異なり、韓国や中国といった他国(特にアジア系)の俳優やK-POPアイドルにも適用されることが多く、まれに女性にも使われる。
調味料に顔立ちを喩えるものについては「塩顔」という表現が生まれたことでさらに増えている。
たとえば塩顔よりさらにあっさりした印象の顔は「酢顔」、文字通り甘いマスクの可愛らしい童顔は「砂糖顔」、しょうゆ顔より濃いめだがソース顔よりはマイルド・和風な顔は「みそ顔」や「ケチャップ顔」、砂糖顔よりもすっきりしたマイルドな顔は「マヨネーズ顔」などと呼ばれている。また、これらにかけて、ある番組の料理コーナーでオリーブオイルを多用する姿から「オリーブオイルキャラ」の印象がついていた速水もこみちについては「オリーブオイル顔」と呼ばれていた。
「塩顔」の要素としては薄い唇、一重か奥二重の切れ長の一回り小さい目など挙げられ、細身で色白であるなど、顔立ちだけでなく色素や雰囲気まで含め総じて薄い印象であることまで含めて称される場合もある。
目と目の距離が離れている、口が大きめであるなどの特徴が目立つ場合、塩顔というよりは爬虫類顔に分類されることもある。
2013年頃から、若い女性に支持される最新のイケメン像として「塩顔男子」が浸透するようになった。
代表的な塩顔男子としては以下の人物が挙げられる。
俳優
ミュージシャン
アスリート
などが挙げられる。上記のように韓国アイドルにも多いタイプの顔であり、例えばナム・ジュヒョクなどがそう形容されている。