日本のフィギュアスケート選手(男子シングル)。愛称「ゆづ」。
体重:53(ソチ五輪)→57kg(平昌五輪)。
体脂肪率:3%。
概要
ショートプログラム(112.72)、フリースケーティング(223.20)、トータルスコア(330.43)の歴史的記録(Historic record)保持者。2018-19シーズンより点数配点に大幅な改定が実施され、これまでの記録が一旦リセットされたため、これらの数字は歴史的記録として残されることとなった。
日本を代表するリアルチートの一人でもある。
日本国内の人気はもちろんのこと、海外での人気も非常に高い。
2015年11月のグランプリシリーズNHK杯にて、全ての世界歴代最高得点を塗り替える前人未到の快挙を成し遂げ、フィギュアスケート史に新たな歴史を刻んだ。更にその2週間後のGPファイナルでは、全ての世界記録を再更新。そして、2017年4月の世界選手権ではフリー、2017年9月のオータムクラシックではショートの世界記録を再び更新した。
なお2013年10月8日(フィンランディア杯2013年優勝)以降、2018年(このシーズンは右足の怪我でオリンピック以外のほとんどの試合は欠場を余儀なくされた)まで世界ランキング1位の座を保持し続けた。
名前は「弓の弦を結ぶように凜とした生き方をしてほしい」との願いから父が命名。
演技前に必ず行う胸の前で十字を切るような動作は「ジャンプの回転軸と両肩を平行に保つ意識を確認する自己流のおまじない」(所謂ルーティーン)である。ちなみに「士」と描いている。
略歴
2008-09年:全日本ジュニア選手権優勝(2連覇)
2009年:ジュニアGPファイナル優勝
2010年:世界ジュニア選手権優勝
2011,13,17年:四大陸選手権2位
2012,15,16年:NHK杯優勝
2012-15年:全日本選手権優勝(4連覇)
2013-16年:GPファイナル優勝(4連覇)※大会史上初
2014年:ソチオリンピック優勝
2014,17年:世界選手権優勝
2014,18年:紫綬褒章受章
2015,16,19年:世界選手権銀メダル
2018年:平昌オリンピック優勝
※1952年オスロ大会の金メダリスト・ディック・バトン氏以来、男子シングル66年ぶりの冬季オリンピック2連覇達成
2018年:国民栄誉賞受賞
※個人では史上最年少(23歳)の受賞
2020年:男子史上初のスーパースラム(主要国際タイトル六冠)達成
2022年:7月にプロ転向を表明
2023年:8月4日に結婚を発表。
11月17日に離婚を発表。理由として「相手の一般女性及びその親族、自身の親族への誹謗中傷、ストーカー行為」を挙げており、今後一切当該行為を行わないよう呼びかけた。
ソチオリンピック
ショートプログラム「パリの散歩道」では、史上初の100点台となる101.45を叩き出し首位発進。翌日のフリーの演技では実力を発揮し切れなかったが、同じく不調が続いた2位のパトリック・チャンの追撃を振り切り、日本の男子シングル史上初となる金メダルを獲得。
このフリーの演技には悔いがかなり残ったらしく、競技終了後のインタビューにおいて
「金メダルを取っておいて言うのも何ですが、悔しいです」と述べていた。
世界記録連続更新
2015年のNHK杯において、4回転ジャンプ2本を組み込んだショートプログラム「バラード第1番」で、前述のソチオリンピックを上回る世界記録となる106.33を叩き出した。
翌日のフリースケーティング「SEIMEI」では、4回転ジャンプ3本を含む全てのジャンプを成功させ、ジャンプ・スピン・ステップの全ての要素に全てのジャッジが加点を付けるという異次元の演技を披露。史上初の200点台となる216.07を叩き出し、トータルスコアも前人未到の300点台を大きく上回る322.40という驚異のワールドレコードを打ち立てた。
歴史的快挙を成し遂げたことにより、「この記録はしばらく破られることは無いだろうな」と誰もが思った。しかし、その2週間後にバルセロナで開催されたGPファイナルでは、ショート・フリー・合計共にNHK杯を上回る世界記録を叩き出し、男子史上初の3連覇を成し遂げた。ショート「バラード第1番」の得点は110.95、フリー「SEIMEI」の得点は219.48、トータルスコアは330.43であった。
2017年ヘルシンキで開催の世界選手権において、ショートプログラム「Let's Go Crazy」では5位発進となったが、翌々日のフリースケーティング「Hope&Legacy」では初盤の4回転ループを完璧に決め、以降の4回転やその他コンビネーションなど全てのジャンプで着氷し、フリー世界最高記録の223.20を叩き出した。トータルスコアは歴代3位の321.59で、ショートの後れを微塵も感じさせなかった。
もはやわけがわからないよ。
平昌オリンピック
平昌オリンピックが開催される2017-18シーズンを前に、羽生は4回転ジャンプで最高難易度を誇るとされる4回転ルッツを含めた、サルコウ・トウループ・ループ・ルッツの4種の4回転ジャンプを演技に組み入れる方針でグランプリシリーズに挑んだ。
曲目は2015-16シーズンにショート・フリー共に世界記録を更新した「バラード第1番」(ショート)、「SEIMEI」(フリー)にした。オータムクラシックではショートでまたも世界歴代最高得点(112.72)を叩き出し、ロステレコム杯では4回転ルッツを初挑戦ながら成功させるなどコンディションは一見良好なように見えた。
だがこの時から既に右足首に違和感があり、そして2017年11月のNHK杯公式練習で4回転ルッツを跳んだ際に右足首を負傷。「右足関節外側靱帯損傷」と診断され、NHK杯も含めたその後全ての公式試合の欠席を余儀なくされた。平昌オリンピックでは個人種目のみに専念して出場することとなったが、五輪前に約2ヶ月ものブランクを負っていたこともあり、期待されていた五輪優勝はこの時点で絶望的だと一時は報道されることもあった。
だが、いざ迎えたオリンピック本番。まずショート『バラード第1番』では4回転ジャンプを含めた全ジャンプを成功させ、前述のオータムクラシックで記録した112.72に迫る111.68をマークし首位発進。
そしてフリー『SEIMEI』では、後半の4回転トウループからのコンビネーション及び最後のトリプルルッツでバランスを崩し減点となった以外はほぼ完璧な演技を披露し206.17をマーク。4回転ループと4回転ルッツを回避はしたものの、ぶっつけ本番でブランクを物ともせず見事な演技を披露した結果、合計317.85という2位以下を大きく突き放す点数を叩き出し、2大会連続金メダルをディック・バトン氏以来66年ぶりに達成。
同時に、同じ日本代表である宇野昌磨も銀メダルを獲得し、初のフィギュア日本代表選手複数人の同時表彰台及び札幌オリンピック以来46年ぶりの冬季五輪日本代表選手ワンツーフィニッシュという快挙を成し遂げた。
2020年四大陸選手権において、男子シングル史上初のスーパースラム(主要国際タイトル6冠)達成。(女子シングルではキム・ヨナ、アリーナ・ザギトワが達成している。)
オリンピックの神様にも愛されている男
国際オリンピック委員会公式サイトの発表では、彼が獲得した金メダルは冬季五輪史上通算1000個目のメモリアル金メダルとなった。
ちなみにアルペンスキー女子スーパー大回転でチェコのエステル・レデツカ選手が獲得した金メダルが冬季通算999号であり、羽生との時間差はわずか20分であった。
そして、このアルペン業界の大本命と囁かれているオーストリアのアルペン女王・アンナ・ファイト選手をわずか0.01秒差で抑えての離れ業と大番狂わせを見事に演じた。
そのアルペンを制した一週間後の2/24のスノボー女子パラレル大回転でも金メダルを再び獲得し、冬季五輪史上初二刀流によるダブル金メダルの大快挙も達成した。
競技は違えど、彼女のその二刀流パフォーマンスぶりは大谷翔平を彷彿させるモノでもある。通算1000号は惜しくも叶わなかったが、通算999号もある意味、彼女も充分何かをもっているお方と言えるだろう。
北京オリンピック
ショートプログラムで8位になるも、フリーで持ち直し、4位入賞。
宿敵ネイサン・チェンや後輩たちに表彰台を譲る形となったが、注目度は依然高く、試合後は移動中の彼を一目見ようと観客やボランティアスタッフが押し寄せたという。インタビューでは優勝したネイサン・チェンを「今の競技フィギュアスケートの全てを持っている素晴らしい選手」と絶賛し、スポーツマンシップも高く評価された。
人物
性格
真面目で礼儀正しく、トップクラスの座にいながら謙虚だが、たいへん勝気な性格でもあり、自他ともに認める筋金入りの負けず嫌いで知られる。
強力なライバルが存在すること、乗り越える壁や課題を得られること、逆境を成長の糧として歓迎する旨の発言を頻繁に残しており「追い掛ける立場」であるほうが燃えるという。
強いライバルが目の前で良い演技をするほどワクワクするらしい。
様々な記録を塗り替えても、また新たな目標を設定しモチベーションとする精神力の持ち主である。
天真爛漫さや豪放さを持つ一方で優れた人格を持っており、上の世代の人間からも尊ばれることがある。家族思い。
スケート技術
4種類(トゥループ・サルコウ・ループ・ルッツ)の4回転ジャンプを跳ぶことができるが、演技では成功率の高いトウループとサルコウを取り入れていた。しかし2016年に左足のリスフラン靭帯を痛めてからは、負担の少ないループを演技に加えるようになった。そしてこれにより、シーズンの開幕戦で世界初となる4回転ループを試合で成功させた。
最大の武器は必殺技レベルにある世界最高峰のトリプルアクセル。
どんな状態でも殆ど失敗しないという鉄壁さを誇り、特に基礎点が1.1倍となる演技後半に連続ジャンプにして組み込むことで、4回転以上の強力な得点源としている。
トリプルアクセル単体でも、常に高いGOE(出来映え点)を獲得する。
(2016年の世界選手権のショートでは、審査員全員が満点を付けた)
柔軟性を生かし多彩なポジションをとることができるスピンも評価が高く、重要な得点源となっている。
体質
2歳から喘息の持病があり、スケートを始めた当初の目的も喘息を克服することにあった。
身体作りを強化し、様々な治療を続けることで改善されつつある。しかし発作は今でも起こるらしい。
生まれつき消化管の動きが不活発(胃腸の動き始めるタイミングが他人より遅い)なため、幼少期は一人前の食事が食べられないほど少食。鍋や大皿料理など自分で量を調節出来る料理が好き。そのせいで筋肉が足りずジャンプがなかなか飛べない時期があった。また頻繁に風邪をこじらせるほど病弱だった。現在は食事方法を見直すことにより改善傾向にある。
食べてもあまり太らない体質らしく、試合前に生ものを避けることを除いては、ジャンクフードも好むなどアスリートらしからぬ食生活を送っているとインタビューで告白している。
好物
他にアンケートの好きな食べ物欄ではしゃぶしゃぶ、餃子、お寿司を挙げている。
バンケット等では果物ジュースやハーブティーを飲んでいるようである。
プーさん
くまのプーさんのティッシュボックスケースを愛用していることで有名。「プーさんの顔を見るとホッとするから」とのことである。⇒ゆづプー
プーさんが好きな理由は「顔が安定してるから」とのこと。
なお愛用のプーさんはソチ入りもしていたのだが、五輪は商標や版権の問題にうるさいため、会場には持ち込めなかった。
平昌五輪でも同じく封印…していたように見えたが、実は元々ケーキ型のティッシュボックスケースの上にちょこんとプーさんとピグレットが乗っかっていた物からキャラクター達を外すアレンジを施して使用。見た目は単なるショートケーキ型だが、最早執念すら感じる。
また、演技後には観客席から花束とともに大量のプーさんのぬいぐるみが投げ入れられるという珍事が発生。この事態にCNNの実況席は「世界のプーさんのぬいぐるみ消費量の5%がこのリンクへ投げ込まれている」とコメントし、笑いを誘った。
ウルトラマンガイア
スケートの練習の辛さに負けそうになった5歳当時、ウルトラマンガイアの曲と衣装を用意してもらい滑ったことによって、スケートを続けようと決意したという。始めてのプログラムもガイアのOPであった。
イヤホンマニア
悠に50本を超えるイヤホンを所有し、音楽を聴く状況や曲によって細かく使い分けている。
FitEar社製「MH335DW」(推定22万円)、Ultimate Ears社製「UE18Pro」(推定18万円)他、マニア垂涎の高級機・名機も多数所持(使用するポータブルオーディオプレイヤー・Astell&Kern社製「AK240」も約25万円程するハイエンド機である)。
単なる趣味として集めている以上に、課題プログラム曲の聴き込みやイメージトレーニング、演技直前の集中力アップ等、競技生活に役立てるための投資も兼ねているとのこと。
オーディオに対する造詣も深いが、聴力も非常に優れており、一般人が聞き取ることができない細かいノイズなども聞き分けることができる。
東日本大震災
仙台市のアイスリンク仙台で、競技の練習中に被災。スケート靴を履いたまま避難した。
畳1畳に毛布1枚の避難所生活では天井を見つめながら、スケートをやめることを考えたという。
しかし多くの応援に励まされ、チャリティーショーや全国各地のアイスショーなどを転々としながら、2011-12シーズン前は練習場所を確保した。
この経験が「支えてくれる人がいて、スケートができるのなら、上を目指していくしか僕にできることはない」と志すきっかけになった。
他の選手との関係
スペインのハビエル・フェルナンデスとは、同じブライアン・オーサー門下のライバルである。
フェルナンデスとの関係性については「ハビエル・フェルナンデス」、「クリケット組」の頁を参照。
尊敬する選手はエフゲニー・プルシェンコ、ジョニー・ウィアー、荒川静香。
荒川とは同じ宮城県のスケートリンクで育ち、高校(東北高)・大学(早稲田大学)の先輩にあたる。現在でもよく連絡を取り合っており、羽生自身も「姉のような存在」と語り、慕っている。
プルシェンコは、ジュニア時代は彼のマッシュルームカットをまねていたほど深い思い入れがある。自身の演技にビールマンスピンを取り入れているのも、この技を得意としたプルシェンコに対するリスペクトであるとのこと。
一方のプルシェンコも、羽生を「天才」と称するなど高く評価しており、オリンピックで優勝が決まった際にはTwitterで「私のアイドル、よくやった。」と祝福の言葉を述べ、引退表明時のインタビューでも「私は彼のヒーローだったかもしれないが、今は彼が私のヒーローだ」と語っている。平昌オリンピックで、自身ですらも成しえなかった五輪2連覇を羽生が達成した際にも、Instagramを更新して彼を祝福するコメントをしている。
ジョニー・ウィアーにはいくつかのプログラムの衣装デザインを手掛けてもらったり、
また幼少期から「プルシェンコとジョニーを足して割ったような選手になりたい」と述べている。
ゲーマー
時折インタビューでも楽しそうに話すくらいゲーム好き。特にパワフルプロ野球とファイアーエムブレムが好きな模様。
モンスターハンターやあつまれどうぶつの森のような有名作から、平成新鬼ヶ島やエストポリス伝記2のようにコアなゲームまで愛好している。
2023年11月から始めた単独公演ツアーはゲームの世界をテーマにしたもので、下記の楽曲を使用している。
ファイナルファンタジー10より「いつか終わる夢」
Undertaleより「MEGALOVANIA」
ファイナルファンタジー9より「破滅への使者」
その他
平昌オリンピックで金メダルを獲得したその日に文化放送のラジオ番組『A&G TRIBAL RADIO エジソン』に宇野と共に電話出演した(一人ずつ出演し、先に宇野が話したあとに出演)際、東京喰種のファンだったため金木研役の花江夏樹と興奮気味に話していた(興奮しすぎたのかトーク最後の締めの時に「金木君」と連呼していた)。
ファンの間では神戸市に存在する弓弦羽神社と京都の晴明神社は聖地のような扱いを受けており(前者は名前から、後者はプログラムから)、大会前には勝利祈願、負傷すれば快復祈願の絵馬が大量に奉納されている。弓弦羽神社は奉納される絵馬の7割が羽生ファンによるものだという。
平昌オリンピックの前にも当然金メダル祈願及び怪我の回復祈願、連覇を成し遂げた後にはお礼として絵馬を奉納するファンが大勢訪れた。
野球好きで、小さい頃は野球選手になりたいと思っていたこともあった。
意外にも自転車に乗れないらしいが、2015年からスペシャルサポーターを務めているツール・ド・東北の企画が縁で、2019年に弱虫ペダルとのコラボレーションが実現。そこには登場人物達と共に自転車で走る羽生が描かれている。
上述の通り、2023年8月に一般人女性と結婚していたが、結婚後に人権侵害と言えるマスコミの取材や一部のファンからの誹謗中傷で精神的に追い詰められ、(それらの苦労が原因なのか)結婚発表からわずか105日で離婚する事となった。
なお、妻の身元を無許可で暴露した新聞記者は「羽生さんは少し前に写真集を盛んに宣伝していましたが、都合のいいときだけメディアを使い都合が悪ければメディアのせいにする。これはいかがなものか」などと前述の仕打ちを正当化していたが、常識的に考えると「仕事の話」と「プライベート」は全くの別問題であり、仕事の宣伝はともかく私生活の無断暴露が許される筈も正当化できるわけもなく大炎上している。こちらを参照。
プログラムなど
パリの散歩道
ソチオリンピックで世界歴代最高得点(101.45)を叩き出したショートプログラムである。後にこの得点は2015年NHK杯で羽生自ら更新することとなる(後述)。
ロミオとジュリエット
被災から1年後の2012年3月、ニースの世界選手権で3位に入賞。
日本男子最年少(17歳)の世界選手権メダリストとなった。
それから2年後には、史上2人目となる三冠を達成した。
⇒「ロミオとジュリエット(羽生結弦)」を参照
オペラ座の怪人
2014-15シーズンのフリースケーティング。
⇒「オペラ座の怪人(羽生結弦)」を参照
特に、初戦となった中国杯における満身創痍の演技は大きな反響を呼んだ。
⇒「流血のファントム」を参照
バラード第1番
2014-15・2015-16・2017-18(平昌五輪)シーズンのショートプログラム。
フレデリック・ショパンの最初のバラード。
2015年11月のNHK杯で、ソチオリンピックで自身が記録した世界記録を更新する106.33というハイスコアを叩き出した。…が、2週間後のGPファイナルで110.95と記録を再び更新した。どういうことなの…
⇒「バラード第1番(羽生結弦)」を参照
SEIMEI
2015-16・2017-18(平昌五輪)シーズンのフリースケーティング。安倍晴明を演じる。
映画『陰陽師』『陰陽師2』のサウンドトラックから選んだ曲をアレンジ。
2015年11月のNHK杯では、前述のバラード第1番に続いて前人未到の200点台となる216.07を叩き出した。…と思うや否や、2週間後のGPファイナルでは219.48と記録を再び更新した。鬼畜か?
なお、この得点は2017年世界選手権で羽生自らまたもや更新することとなる(後述)。
Let's Go Crazy
2016-17シーズンのショートプログラム。
羽生が初めて4回転ループを組み入れたプログラムである。
Hope&Legacy
2016-17シーズンのフリースケーティング。
Let's Go Crazyとともに羽生が初めて4回転ループを組み入れ、これを含めて4回転を4本跳ぶという史上最高難度を誇るプログラムである。
極めて高難度故か、羽生はシーズン序盤から四大陸選手権までノーミスで滑ることが出来なかったが、シーズン最後となる世界選手権でノーミスで演技をこなし、前シーズンのGPファイナルで叩き出した世界歴代最高点・219.48を更新する223.20を記録した。もはや神ってるどころでは無い。
大河ドラマ天と地とオープニングテーマ
2020-21シーズンのフリースケーティング。
関連イラスト
関連タグ
フィギュアスケート ゆづ 羽生ゆづき 氷上のプリンス 金メダル 金メダリスト 絶対王者 神ってる レジェンド リアルチート(日本)
羽生善治:名字が同じ漢字で違う読みを持つ著名人。どちらも前人未到の記録を持ち、同年に国民栄誉賞を受賞するなどの共通点がある。ちなみに平昌五輪で金メダルを獲得したのとちょうど同じ日に羽生善治氏が藤井聡太氏に敗北したため、「羽生(はにゅう)が勝って、羽生(はぶ)が負けた」というややこしい記事がネットに流れた。ちなみに羽生結弦のプロ転向宣言時には羽生善治氏も思うところがあったようで「既にトッププロと思えるすべてを成し遂げている彼(羽生結弦)が、アマからプロに転向すると聞き、アマとプロの違いの定義は難しいと気付いた。(プロに転向しても)彼の成し遂げたことは変わらないので、定義を超えた存在だと思った」とSNSに投稿し、こちらもトレンド入りしている。
大谷翔平:同じ1994年生まれ、かつ東北地方出身者。世論に「羽生世代」か「大谷世代」で論争を繰り広げさせた二刀流のスーパースター。
コンビタグなど
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