曖昧さ回避
概要
日本の元フィギュアスケート選手である。男子シングル。
現役当時の感性の高さとステップの技術は世界でも屈指と評された。
長年にわたり日本のエースとして男子シングル人気を牽引し続けた功労者である。
略歴
2007年、世界選手権銀メダル
2008年、四大陸選手権優勝
2010年、バンクーバーオリンピック銅メダル、世界選手権優勝
2011年、四大陸選手権優勝
2012年、世界選手権銀メダル、GPファイナル優勝
他、全日本選手権3連覇を含む優勝5回の実績を持つ。
2008年に練習中の事故で前十字靭帯断裂の重傷を負ったが、手術とリハビリにより復帰、2010年のバンクーバーオリンピックに出場を果たし銅メダルを獲得。
日本の男子シングル選手としては初のメダリストとなった。
バンクーバー五輪から約1か月後の世界選手権(1896年に第1回大会が開催されて以来100回目の記念すべき大会)でも優勝を果たし、男子シングル選手としてアジア人初の世界チャンピオンとなった。
世界王者となったことでモチベーションが低下し一度は引退を考えたものの現役を続行。
しかしその後も怪我に悩まされ、一時2013-14年のシーズンでの現役引退を示唆した。
今後の去就については2014-15年シーズンの全試合出場を見送り、1年間競技生活の休養を発表していたが、2014年10月14日に引退を正式表明した。
・・・が、それから4年後の2018年、引退を撤回した。
2020年現在は、アイスダンスの選手である。
女性フィギュアファンから絶大な人気を誇った選手であり、高橋本人がデザインした「D1SK」(「大輔は1番スケートが好き」の意)と横字で記されたバナータオルを掲げた大勢の応援団の姿を、高橋が出場した殆どの大会の記録映像で見ることができる。