概要
原作が童話のため、英名が幾つか存在するがディズニーで使われている「Winnie the Pooh」が最も有名。
ちなみに原作によると、最初に「プー」と呼ばれていたのは熊のぬいぐるみではなく白鳥だったりする。
家の表札に書かれている「サンダース」とは、以前住んでいたとされる人の名前であり、したがって「サンダース」が本名と書かれているのは誤訳である。
余談だが、一般的な熊のぬいぐるみには尻尾があるものの、彼には尻尾らしき部分はない。
原作
100エーカーの森に住むテディベア。
蜂蜜が好物で、詩や歌を作ったりする。
考えていたことをすぐに忘れてしまうことが多い。
クリストファー・ロビン・ピグレット・ティガーたちと仲がいい。
誕生日は1982年8月21日。
ちなみに原作の表記としては「クマのプーさん」が一般的。
ディズニー
綿のつまったくまのぬいぐるみ。
マイペースで食いしん坊。友達思いで優しい性格。頭は綿のため、あまりよくない。
ハチミツが大好物だが、いつもハチにやられてしまう。ただ痛くないようだ。
「大変だ」と「んーと、んーと、んーと」が口癖。
原作とは違いテディベアではないのは、モデルが違うため。
誕生日は設定されていないが、10月14日という説がある。
キングダムハーツ
概要はディズニーのそのままだが、クリストファー・ロビン(親友)の位置がソラになっている。
担当声優がⅠ、Ⅱ、Ⅲと、それぞれ発売までの間に死去した為、各作品毎に声変わり(Ⅰ→八代駿、Ⅱ→亀山助清、Ⅲ→かぬか光明)している。
担当声優
劇場公開版、やたらダンディなプーが聞ける。
ポニー版、バンダイ版の担当声優。他のプーと比べて知的な語り口だが、どこか恍けている。
1990〜1991担当。本家の初代。TVアニメ「新くまのプーさん」の最初期の数話のみを担当した。急逝により降板。
1992〜2003担当。本家の二代目にして、日本で最もよく知られたプーさんの声。LINEスタンプでも生前の八代の声が使用されている。2003年に逝去し、降板。
2003〜2013の間を担当した三代目。前任者とは似ても似つかないが、実はオリジナル版の三代目であるジム・カミングスに寄せたキャスティング。2013年に急逝し降板。歌は竹本敏彰が担当した。
2014〜現在を担当する4代目。八代版のイメージにやや回帰しつつ、前任の亀山版の要素も織り込んだハイブリッドな演技。
余談
「ハチミツとクマ」という組合せがあまりにも有名なために、バイオメガ作中で熊のコズロフが食料の中にハチミツを見つけて『いや……ハチミツはちょっとな……』と躊躇するシーンがあるなど、時折他作品にもこの組合せが出てくる。
関連人物
- 羽生結弦:ゆづプーも参照)
- ナイジェル・ウィルソン:丸みのある顔と体格だったのでニックネームが「プーさん」だった。
- 小杉竜一:ハゲのプーさん
- ケンドーコバヤシ: 人のプーさん
- 宮崎敏郎:ハマのプーさん。「プーさん×野球」ということで「プニキ」でも通じることが多い。
- 習近平:「リアルプーさん」…なんて大っぴらに言ったりしたら、中国当局からマークされるので要注意。ちなみにオバマ元大統領を「リアルティガー」、安倍元首相を「リアルイーヨー」とも呼んではいけない