氷上のプリンス
主にソチオリンピック後(2014年)にマスコミが用いていた羽生結弦の異名の一つ。
羽生本人はプリンス呼びには違和感しかなかったらしく「自分王子キャラじゃないんで」とメディアで自らこの呼称を否定したのだが、マスコミが本人の言うことを聞くはずはなく、2014年~2015年あたりまでは多くのマスメディアで頻繁に用いられていた。
pixivでは、ふつくしい、なにこれかわいい、テライケメンなどのタグが付いているイラストに多く付けられているため、2014年当時は、羽生を描いた作品に対する賞賛タグであった模様。
雑な活用例
基本形である「氷上のプリンス」のほか、メディアによっては「銀盤のプリンス」とも呼ばれた。
怪我に苦しんでいる際は多くの記者が「手負いのプリンス」と表現した。
さらにアクシデントにめげずに闘い続ける様は「不屈のプリンス」と称された。
雑誌によっては「リアル・プリンス」とかいう意味不明なキャッチコピーを付けられることもあった。
もう何でもいいからプリンスって付けとけって感じだ。非常に雑である。
このほか日本語の「王子」呼びのバリエーションも多数存在する。
海外のファンの間でも、羽生関連の投稿には「ice prince」「princeonice」といったタグが多く付けられていたり、またユーロ実況が実際に「氷上のプリンス」と呼んだりと、世界的にもプリンス系の呼称はかなり浸透していた。
現在は
2015年に全ての世界記録を塗り替えグランプリファイナル3連覇を果たしたあたりからマスコミが愛用する頻度が減り始め、2017年の世界選手権を制した頃にはあまり見かけなくなった。オリンピック2連覇を達成して以降はプリンスではなくキング、王、王者呼びが主流である。
海外でも「KING」が多い。