体重に占める体脂肪の割合のこと。パーセント(%)で表される。一般的には、男性の場合25%、女性の場合30%を超えると「肥満」となる。また、男性の場合10%、女性の場合20%を下回ると「痩せ」と判定される。体脂肪率が一桁の人は、極度の痩せすぎかアスリートなどでもない限りは滅多にいないだろう。
体脂肪率は、身長と体重の関係から肥満か否かを判定するBMI(体格指数)とは似て非なるものである。アスリートなどの場合は体脂肪率が低くても筋肉(脂肪よりもはるかに重い)の量が多いため、体型の割にはBMI値が高め(25以上の肥満)になることがある。一方、BMIが標準の範囲内(18以上25未満)である人でも、体脂肪率の高い「隠れ肥満」になっている場合もある。
ちなみに肥満体系の人への悪口として使われる豚だが、豚の体脂肪率は15%程度なので、豚に対しても失礼ともいえる。