フィギュアスケートのスピン技の1つ。
片足で回転し、フリーレッグを背後から伸ばして頭上に高く持ち上げ、そのブレードをキャッチする。
技名は得意技としていたデニス・ビールマン選手に由来する。
ビールマン選手以前にも同様の技を使用していた選手はいたが、スピード感に欠け、観客を魅了できなかった。
身体の柔軟性が必要で、特に男子選手には骨盤や骨格の構造上難しいが、羽生結弦やエフゲニー・プルシェンコなどはこの技を得意としている。
女子選手でも、ユリア・リプニツカヤの驚異的な柔軟性から繰り出される鋭角に近いポジションは、蝋燭に喩えて「キャンドルスピン」と呼ばれることがある。