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羽生善治

はぶよしはる

日本の将棋棋士九段。1996年に七冠独占、2017年に永世七冠を達成した地球で唯一の人間。通算タイトル数は99期。趣味のチェスも日本一経験ありという鬼神。もはや鬼畜。
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羽生善治とは

※以下は2016年度以前の有名なコピペです。

友A:羽生はどれくらい凄いの?
友B:簡単に言うと日本の将棋には7つのタイトルがある
友A:うん
友B:過去10年間だと、延べ70人のタイトルホルダーがいるわけだ
友A:うんうん
友B:その70人のうち、半分の35人が羽生だ
友A:( ゚д゚ )

概要(基本プロフィール)

棋士番号175
生年月日1970年9月27日(50歳)
出身地埼玉県所沢市
師匠故・二上達也九段
段位九段
保持タイトル(永世七冠)
竜王戦1組(1組以上-29期)
順位戦A級8位(A級以上-29期)

稀代の天才棋士
1985年に史上3人目の中学生棋士としてデビュー。1989年には19歳で竜王位を奪取。
1996年には将棋界のタイトル7つ(竜王名人王位王座棋王王将棋聖)を独占する「七冠独占」を達成。
2017年にはこれら7つのタイトルの永世称号資格(そのタイトル戦における「殿堂入り」のようなもの)を獲得し「永世七冠」を達成する。
その他歴代最多勝利数(現在更新中)など数多の記録を持つ。
終盤での絶妙の勝負手あるいは手渡し、他の棋士が思いつかないような独特な寄せ手順から逆転する指し手は羽生マジックと呼ばれている。

棋歴

※1996年以降2016年以前の棋歴は適宜加筆願います。

幼少期から「七冠独占」まで

幼少期に埼玉県所沢市から東京都八王子市に移り住む。
小学校1年生の時友人に教えてもらったのがきっかけで将棋にのめり込むようになり、2年生で「八王子将棋クラブ」という将棋道場に通うようになる。その後急速に腕を上げていき、小学生名人戦といった将棋大会を次々と制覇。

1982年度、小学6年生のとき奨励会に入会。1985年12月に加藤一二三九段、谷川浩司九段に続く史上3人目の中学生棋士となる(後に渡辺明名人、藤井聡太が続き現在は5人)。

1989年度、第2期竜王戦島朗竜王を4勝3敗1持将棋のフルセットの末破り、竜王位を奪取。19歳でのタイトル獲得は当時の最年少記録である(現在は藤井聡太二冠、屋敷伸之九段に次ぐ3位)。

1996年、第45期王将戦で谷川浩司王将から4連勝で王将位を奪取。これにより七冠独占を果たす。

流石に全盛期を過ぎたか、タイトルの保持が難しくなってきた(タイトルホルダーになると、それなりの仕事が附帯するため、良い事ばかりではない)こともあり、近年はタイトル数を減らしているが、それでも日本トップクラスである事には変わりはない。

2016年~17年には、ライバルであった故・村山聖九段との物語を映画化『聖の青春』に登場、史上5人目の中学生棋士となった藤井聡太四段との非公式戦での対戦(結果は羽生の負け)でも取り沙汰されている。

2017年度【永世七冠達成】

第88期棋聖戦では斎藤慎太郎七段の挑戦を3勝1敗で破り、棋聖位を防衛する。

しかし、第57期王位戦では菅井竜也七段の挑戦を1勝4敗、第66期王座戦では中村太地六段の挑戦を1勝3敗で敗れ、王位・王座をそれぞれ失冠。

一時は13年ぶりに棋聖位のみの一冠に交代するが、第30期竜王戦挑戦者決定戦で松尾歩八段を2勝1敗で破り、挑戦権獲得。渡辺明竜王との番勝負を4勝1敗で制し、竜王位奪取。竜王位通算7期獲得により「永世竜王」の資格を獲得し、前人未到の「永世七冠」を達成した(名誉NHK杯の称号を含めれば「永世八冠」)。

2018年2月13日には囲碁の井山裕太七冠とともに「国民栄誉賞」を受賞した。

2018年度【27年ぶりの無冠からの11回目のNHK杯優勝】

2018年には第77期A級順位戦で初の6者プロ―オフを制し挑戦権獲得。佐藤天彦名人との番勝負は2勝4敗で敗退。第88期棋聖戦も豊島将之八段に3勝2敗のフルセットの末敗れ失冠。竜王位の一冠のみへ後退。

また、第66期王座戦で深浦康市九段に敗れ、1992年の初挑戦以来26年間に渡って続いた王座戦の番勝負出場記録が途切れるなど特に後半の不調が続いた。

そして同年12月21日、第31期竜王戦では1組優勝広瀬章人八段が挑戦者となる。七番勝負は3勝4敗のフルセットの末敗れ、竜王位失冠。27年9ヶ月ぶりとなる無冠となった。

そのあまりの功績から、失冠後の呼称を単に「羽生九段」としていいものかどうか議論になった。「昭和の巨人」であった故・大山康晴十五世名人や、「棋界の若き太陽」その大山に代わって長くトップの座を築いた中原誠十六世名人の例に従えば、7つ持つ永世称号の何れかを名乗ることとなるが、先輩で「羽生がいなかったら中原後のトップは間違いなくこの人だった」と言われる谷川九段(十七世名人の資格保持者)が「九段」の称号を使用しているため、この辺対応が難しいものとされた(引退していないのに先輩より先に永世称号を名乗るのは失礼だと考える人もいたため)。

ただし竜王と名人は失冠直後の前代の者に限って「前竜王」「前名人」を名乗れるため、新聞記者などは当初「羽生善治 前竜王」と呼称すると予想されていたが、その後当人の意向により故障を「羽生善治九段」を名乗ることに決定。平成元年に六段だった以来30年ぶり(前回谷川に敗れ無冠だった際は前竜王を名乗った)に段位を名乗ることとなった。

この象徴的な1年に加え、羽生の初タイトル奪取が平成元年であること、翌31年を以て今上天皇(当時)の譲位により平成が終了することと併せて「羽生と共に平成(の将棋)が始まり、平成が終わった」などとも言われた。

しかし、特段特別性の無い九段を名乗ること、また奇しくも同年末を以て閉鎖される少年時代の学びの地「八王子将棋クラブ」にて再起を誓ったことなどから、羽生自身の将棋人生は終了したわけではなく、気持ちを新たに再スタートを切ったと言うべきであろう。

かつて大山十五世名人は50歳を前にして無冠となり、その後50歳を越えて再びタイトルを戴いた例を持つ。各界の人々も、羽生の再起と、今度こそのタイトル100期を信じて疑っていない。

2019年3月17日に放送された『第68回NHK杯テレビ将棋トーナメント 決勝』にて、郷田真隆九段に勝利、7年ぶり11度目のNHK杯獲得、大山康晴十五世名人とならんでいた一般将棋戦史上最多優勝記録44を45に塗りかえる偉業を成し遂げた。ちなみに、この回のNHK杯は羽生を除くベスト4すべてが前述した羽生世代の棋士であった(郷田九段・森内九段・丸山九段)。

また、平成元年のNHK杯も当時五段の羽生が優勝しており、こちらも「羽生に始まり羽生に終わる」NHK杯になった。

2019年度【歴代最多勝利数の更新と王位戦挑決進出】

2019年5月23日、第60期王位戦挑戦者リーグ白組第5局において谷川浩司九段(十七世名人)と対戦し通算1433勝を48歳7ヶ月で達成、大山康晴十五世名人の通算勝利数とならび、同年6月4日には永瀬拓矢叡王にも勝利、歴代勝利数を更新する偉業を成し遂げた。しかし、この後に行われた挑戦者決定戦では木村一基九段に敗れ、挑戦権獲得を逃す。

2020年度【竜王挑戦も100期達成ならず】

第33期竜王戦では、ランキング戦1組決勝で佐藤和俊七段を破り1組優勝を果たす。決勝トーナメントでは4人抜きを達成していた梶浦宏孝六段を破り挑戦者決定戦三番勝負へ進出。丸山忠久九段との番勝負を2勝1敗で制し、豊島竜王への挑戦権を獲得。前人未到の100期へ向けて挑む。また、50歳での竜王戦出場は史上最年長である(挑戦権獲得時は49歳だが、七番勝負開始時には50歳である)。
しかし竜王戦は豊島竜王に1勝4敗で奪取とならなかった。

通算タイトル獲得数(2020年8月現在)

タイトル名獲得期数連覇期数永世称号獲得年備考
竜王7期連続2期2017年永世竜王獲得で永世七冠となった。
名人9期連続3期×22008年
王位18期連続9期1997年
王座24期連続19期1996年歴代最多獲得・連覇
棋王13期連続12期1995年
王将12期連続6期2006年
棋聖16期連続10期1995年

合計99期(歴代1位)

余談

  • 夫人は元アイドルの畠田理恵で二人の娘の父。
  • 同世代の棋士にも強い棋士が集中し「羽生世代」と呼ばれる。永世称号資格保持者の森内俊之九段や佐藤康光九段、タイトル経験者の郷田真隆九段や藤井猛九段や丸山忠久九段、西の怪童と称された故・村山聖九段、A級在位経験者で3月のライオンの将棋監修をしてる先崎学九段などもこの世代に入る。
  • 趣味でやってるチェスも日本ランキング1位経験ありという鬼畜ぶりで知られる。
  • 2018年5月31日放送のNHK「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ」によれば、「羽生(はぶ)」も「羽生(はにゅう)」も埴輪などを作る赤い土のとれるところに多い苗字とされているが、「羽生(はぶ)」が鹿児島県種子島に多い(羽生善治も祖父が種子島出身)のに対し、「羽生(はにゅう)」は宮城県登米市に多いとされ、双方に直接のつながりはなく同じ一族でもないとされている。


「はぶ」か「はにゅう」か

  • 苗字は「はにゅう」とも読めるため、ラテ欄の見出しなど、ニュースのタイトルによってはフィギュアスケート羽生結弦(はにゅう・ゆずる)とどっちの事だ?」となるケースは多い。
  • ちなみにどっちの羽生もNHK杯で優勝しているうえ、どっちの羽生も三冠を達成している。さらに羽生の嫁の羽生理恵、というか一家揃って結弦のファンであることも手伝って、場合によっては「わざとか?」と突っ込みたいくらいややこしいことになる。

…だがまあスケートは春~秋にかけてはシーズンオフとなるため、は概ねスケートのほうを指していた‥のだが、2017年末のNHK杯フィギュアスケートの練習で結弦が負傷して2ヶ月にわたって欠場する一方、羽生棋聖が渡辺明竜王を破ったことにより竜王奪取→通算七期の条件を満たして永世竜王資格取得し「永世七冠」を達成したため、結果国民栄誉賞授与が決定、朝日杯準決勝で藤井聡太五段と戦うことになり話題をさらうことになった。

…が、その結弦も怪我明けの五輪大会金メダルを取ってしまい、善治も同じ日に行われた朝日杯準決勝で藤井五段に敗れるのだからもうわけが分からない。
さらに羽生善治が2018年2月13日国民栄誉賞を授与されたことから「国民栄誉賞を受賞したほうの羽生」という呼び分けが可能かとも思われたが、結弦も五ヶ月後の7月2日に同賞を受賞したため、どっちも「国民栄誉賞を受賞した羽生」になってしまった。
ややこしや。

関連タグ

将棋 棋士 羽生くん 森内俊之 谷川浩司 羽生世代
人類最強 最強 リアルチート 竜王 鬼神

  • 宗谷冬司:羽生と谷川浩司をモデルにしたキャラクター。
  • ゲド:同じく若くして、生きながら「竜王」の称号を得、世界で唯一の立場になった人間。
  • りゅうおうのおしごと!:名前は登場しない上、台詞もほとんどないが彼をモチーフにしたと思われていた「名人」という最強の棋士が登場する作品。アニメ版にあたって顔は起こされたが、どう見ても羽生のコピーである。絵師いわく「羽生みには勝てなかった」とか。そしてその後案の定、作者も羽生がモデルと認めるに至っている。
  • 月下の棋士:主人公・氷室将介の対局姿や強さのモデルは羽生と作者が公言している。しかし、谷川浩司村山聖などの棋士が明らかにモデルにされているキャラが多い中で、名前も外見も性格もまるで似ていない。それなのにモデルであると公言されるとは、よほど羽生の対局姿のオーラが凄かったのだろう。

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