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佐藤康光

さとうやすみつ

日本の将棋棋士九段。日本将棋連盟会長(2017年~)。永世棋聖資格保有者。「羽生世代」の棋士の一人である。
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概要

佐藤康光とは日本の将棋棋士。1969年10月1日生まれ。京都府八幡市出身。田中魁秀九段門下。棋士番号は182。いわゆる「羽生世代」の棋士の一人。通算タイトル獲得数は13期(歴代7位)。永世棋聖資格保有者。
竜王戦は1組、順位戦はA級3位(2020年より)。

棋歴

1981年、第6回小学生将棋名人戦に出場、3位の成績を収める。
1982年12月、6級で奨励会に入会(後に父の転勤により関西奨励会から関東奨励会へと移籍)。1987年、四段昇段(プロ入り)。
1990年、第31期王位戦福崎文吾八段を破り、初のタイトル挑戦を決める。谷川浩司王位との番勝負は3勝4敗のフルセットの末、敗退する。
同年、第9回早指し新鋭戦で森内俊之五段を破り、棋戦初優勝。翌年も森下卓六段を破り、連覇を果たす。
1993年、第6期竜王戦で森内六段を2連勝で破り挑戦権を獲得。羽生善治竜王との番勝負を4勝2敗で制し、初のタイトル獲得を果たす。しかし、翌年の第7期竜王戦で、挑戦者として戻ってきた羽生五冠に2勝4敗で敗れ、失冠。初の六冠王達成を許してしまう。第8期竜王戦は先崎学六段を破り、また逆に羽生竜王への挑戦権を獲得し、3年連続の同一カードとなった。しかし番勝負では2勝4敗で敗退。
1995年度、第54期B級1組順位戦で11勝1敗の成績を収め、A級昇級と八段昇段を決める。
1998年、第56期順位戦で6勝3敗となり羽生四冠とのプレーオフの末、名人挑戦を決める。谷川名人との番勝負は4勝3敗で制し、初の名人位を獲得した。規定によって九段へ昇段する。連覇するものの第58期名人戦で丸山忠久八段にフルセットの末敗れ、失冠。
2001年度、第51期王将戦挑戦者決定戦で6戦全勝という圧倒的な成績で挑戦権を獲得。羽生王将との番勝負を4勝2敗で制し、奪取。初の王将位を獲得した。
2002年度、第73期棋聖戦挑戦者決定戦で丸山名人を下し挑戦権獲得。郷田真隆棋聖との番勝負を3勝2敗で制して奪取。初の二冠王(棋聖・王将)となった。同年、第50期王座戦で藤井猛九段を破り挑戦権を獲得。自身初の三冠をかけた羽生王座との番勝負は、3連敗での敗退となった。第52期王将戦
では挑戦者として戻ってきた羽生に4連敗で奪還され、王将失冠。
2006年度、第77期棋聖戦で鈴木大介八段の挑戦を3連勝で制し防衛。通算5期獲得により永世棋聖の資格を獲得した。第32期棋王戦でも深浦康市八段を破り挑戦権獲得。森内棋王を3勝2敗のフルセットの末奪取。二冠復帰(棋聖・棋王)を果たした。
2008年度の第34期棋王戦では、久保利明八段に2勝3敗のフルセットの末敗れ失冠。7年ぶりに無冠となった。
2009年度、第68期A級順位戦では、8回戦で藤井九段に敗れ2勝7敗で降級。14年間維持したA級の地位から陥落した。
翌年の第69期B級1組順位戦では9勝3敗の成績でA級復帰を決めた。
2011年7月、谷川棋士会長の辞任により日本将棋連盟棋士会長に就任(2017年2月辞任)。
2011年度第61期王将戦では、挑戦者決定リーグにおいて5勝1敗の成績を収め、豊島将之六段とのプレーオフも制し、挑戦権獲得。久保王将との番勝負を4勝1敗で制し、11年ぶりの王将復位を果たす。
(翌年、挑戦者の渡辺明竜王に1勝4敗で敗れ、失冠。)
2016年度、第66回NHK杯テレビ将棋トーナメントで佐藤和俊六段を破り、9年ぶり3回目の優勝を果たす。
2017年7月、公式戦通算1000勝(特別将棋栄誉賞)を達成(史上9人目)。
2017年2月の谷川浩司会長の辞任を受け、歴代16人目となる日本将棋連盟会長に就任した。

棋戦優勝履歴

タイトル戦履歴
※は永世称号資格保持

棋戦名獲得回数登場回数
竜王1期5回
名人2期3回
王位5回
王座3回
棋王2期6回
王将2期8回
棋聖6期7回
合計13期(歴代7位)

一般棋戦履歴
棋戦名優勝回数
銀河戦3回
NHK杯3回
将棋日本シリーズ2回
ネット将棋・最強戦1回
早指し新鋭戦2回
オールスター勝ち抜き戦1回
合計12回



余談

元来居飛車党の棋士であるが、近年は振り飛車を指すことも多い。近年では定跡にとらわれない、独創的な力戦形の将棋を指すことが多く「変態流」と評されることも。また深い読みに定評があり、「1秒間に1億と3手読む」と形容されたり、「緻密流」とも評される。
特技はヴァイオリン演奏。将棋を覚える以前から習っていた。タイトル戦の就位式に演奏を披露していたこともあった。将棋雑誌の企画でヴァイオリニストの千住真理子と対談した際に、千住の目の前で演奏を披露し、腕前を絶賛されたこともある。7

第58回(2008年度)NHK杯3回戦(対金井恒太四段)との対局で、時間が迫り「▲5九飛車」と指す場面で飛車駒を落としてしまう。しかし指し手の位置である5九を指で示し「飛車」と発言したことから時間内に指したとされ事なきを得た(駒を落とした場合について連盟の対局規定第5条※に従った形)。
※対局者が秒読みの最中に駒を手から落とした場合には、指で盤面部分を押さえ、どう指すかを言えば着手の代用と認める(対局規定第5条4項)。


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