概要
講談社の子会社である株式会社日刊現代が発刊するタブロイド紙。
1975年、雑誌的な面白さを追求し雑誌協会の管轄で、産業経済新聞社の刊行する『夕刊フジ』の対抗として創刊された。現在は東京・大阪・名古屋・札幌の四大都市を中心に全国で発行している。
反権力色の強い政治記事、プロ野球を中心としたスポーツ記事(野球は巨人・阪神の双方にアンチのスタンスを取るのが特徴的)、性風俗、芸能、競馬、生活記事(お金や健康などの話題を含む)が主な内容。
編集長、社長、会長をつとめた川鍋孝文の衆目を集める強烈な一行見出が特徴だった。
九州では基本的に販売してないが、福岡市内の博多駅、西鉄福岡(天神)駅、天神駅の売店にて販売しており、郵送での購入も可能となっている。
なお、東京版は首都圏、東北、甲信越。
名古屋版は東海、北陸。
大阪版は近畿、中四国。
北海道版は北海道全土で主に販売されており、地域によっては1日以上遅れる地域もある。
尚、名古屋版及び北海道版はフランチャイズとなっている。
2023年1月12日より、日刊ゲンダイDIGITAL限定でバズリーマン!!などのコミックが掲載されるようになる。なお、これらコミックの単行本は10月現在確認されていない。
論調
1976年のロッキード事件や1981年の創価学会・池田大作名誉会長の醜聞などを扱い部数を伸ばした。
講談社の週刊誌『週刊現代』の日刊版のような紙名だが、論調は別物である。編集権は親会社とは独立しており、連携はほとんど取られていない。
現在の日刊ゲンダイの読者は小沢一郎寄りなため、陸山会事件リーク記事を書いた『週刊現代』を嫌う者も多い。
関連動画
外部リンク
関連タグ
夕刊フジ:紙面の構成はよく似ているが政治的スタンスは真逆。2025年1月31日発行号(2月1日付)をもって休刊。