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基本プロフィール

棋士番号207
生年月日1975年8月27日(48歳)
出身地兵庫県加古川市
師匠淡路仁茂九段
段位九段
保持タイトル-
竜王戦1組(1組-15期)
順位戦B級2組(A級-13期)

藤井猛九段、鈴木大介九段とともに「振り飛車御三家」と称される。

棋歴

年度主な実績
プロ入り前1986年、第11回小学生将棋名人戦でベスト4進出(優勝者は鈴木大介・現九段)。同年、淡路九段門下で奨励会に入会。第12回三段リーグで14勝4敗1位となり、1993年4月1日付で四段昇段(プロ入り)。
1997年度第18回オールスター勝ち抜き戦で棋戦初優勝(6連勝)。
2000年度第26期棋王戦挑戦者決定戦で郷田真隆八段に勝利し、初タイトル挑戦を決める。羽生善治棋王との五番勝負は1勝3敗で敗退する。
2001年度第49期王座戦挑戦者決定戦で丸山忠久名人に勝利し、挑戦権を獲得。羽生善治王座との五番勝負も1勝3敗で敗退。
2002年度第61期B級1組順位戦で8勝3敗(1位)となり、A級昇級と八段昇段を決める。第53回NHK杯戦決勝で羽生善治竜王に勝利し、NHK杯初優勝。
2007年度第55期王座戦挑戦者決定戦で森内俊之名人に勝ち、6年ぶりのタイトル挑戦を決める。羽生善治王座との五番勝負は3連敗のストレートで敗退。第57期王将戦で挑戦者決定リーグを5勝1敗で勝ち抜き、挑戦権を獲得。羽生善治王将との七番勝負は1勝4敗で敗退。第66期A級順位戦で1勝8敗となり、B級1組へ降級。
2008年度第34期棋王戦木村一基八段に勝ち、2度目の棋王挑戦権を獲得。佐藤康光棋王との五番勝負を3勝2敗で制し、初タイトルを獲得。
2009年度第59期王将戦挑戦者決定リーグを5勝1敗で勝ち抜き、挑戦権を獲得。羽生善治王将との番勝負を4勝2敗で制し、王将位を奪取。タイトル戦のおける対羽生戦連敗を4でストップし、自身初の二冠王(王将・棋王)となった。第35期棋王戦も佐藤康光九段のリベンジマッチを3勝2敗で退け、棋王位を防衛。第68期A級順位戦9勝3敗(2位)となり、A級復帰を決める。
2010年度第60期王将戦では、弱冠20歳の新鋭棋士である豊島将之六段の挑戦を4勝2敗で退け、王将戦を防衛。第36期棋王戦も渡辺明竜王の挑戦を3勝1敗で退け、棋王戦3連覇を果たす。
2011年度第70期A級順位戦で2勝7敗となり、B級1組へ降級。第61期王将戦で佐藤康光九段に1勝4敗で下し、王将失冠。第37期棋王戦で郷田真隆九段に1勝3敗で敗れ、棋王失冠。2013年3月の1ヶ月でA級二冠からB級1組無冠へと転落してしまった。
2012年度第33回将棋日本シリーズで羽生善治三冠を破り、JT杯初優勝。第71期B級1組順位戦で10勝2敗(2位)の成績で、A級復帰を果たす。
2013年度第34回将棋日本シリーズ決勝で羽生善治三冠を破り、JT杯2連覇。
2014年度第73期A級順位戦で6勝3敗となり、挑戦決定プレーオフに進出。プレーオフ決勝で行方尚史八段に敗れ、名人初挑戦を逃す。
2015年度第74期A級順位戦では2勝7敗となり、B級1組へ降級。
2016年度第66期王将戦の挑戦者決定リーグ戦で5勝1敗で勝ち抜き、挑戦権を獲得。郷田真隆王将との番勝負を4勝2敗で制し、王将位へ復位。第75期順位戦B級1組で9勝3敗となり、A級へ復帰。
2017年度第25期銀河戦の決勝で羽生善治三冠に勝利し、銀河戦初優勝。第67期王将戦では豊島将之八段の挑戦を4勝2敗で退け、王将位を防衛する。
2018年度第68期王将戦渡辺明棋王に4連敗のストレートで敗れ、失冠。
2019年度第78期A級順位戦では2勝7敗となり、B級1組へ降級。
2020年度第68期王座戦挑戦者決定戦で渡辺明名人に勝利し挑戦権を獲得。永瀬拓矢王座との五番勝負は2勝3敗で敗退。
2022年度第81期順位戦B級1組で4勝8敗となり、B級2組へ降級。

棋戦優勝履歴

八大タイトル戦(登場予定も含む)

☆は永世称号資格保持

棋戦名獲得数(年度)登場回数(年度)備考
竜王--
名人--
叡王--
王位-
王座-3回(2001年度・2007年度・2020年度)
棋王3期(2008年度~2010年度)5回(2000年度・2008年度~2011年度)
王将4期(2009年~2010年・2016年度~2017年度)7回(2007年度・2009年度~2011年度・2016年度~2018年度)
棋聖--

計7期(登場15回)

一般棋戦

棋戦名優勝回数
銀河戦1回 (2017年度)
大和証券杯ネット将棋・最強戦1回 (2010年度)
NHK杯1回 (2003年度)
将棋日本シリーズ1回 (2012年度~2013年度)
オールスター勝ち抜き戦1回 (1998年度)

 計6回

棋風・エピソード

生粋の振り飛車党。「捌いて(さばいて)勝つ」を流儀とする駒の軽い捌きを常に重視する棋風であり、「捌きのアーティスト」「カルサバ流」「カルサバ日本一」などの異名を持つ。

余談

  • 史上初のタイトル複数冠保持者のA級陥落という不名誉な記録を持つ。
  • 左利き。
  • 第二期叡王戦本戦で遅刻をし、豊島将之八段(当時)に不戦敗した。
  • 2020年7月15日、個人Twitterも開設した。
    • そのアカウント最初のツイートがこちら

「初めまして

将棋棋士の久保利明です。

振り飛車が得意です。

本日から個人でTwitter始めます。

よろしくお願いします。」

…先生、知ってます。

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