概要
棋歴
年度 | 主な成績 |
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プロ入り前 | 第10回小学生将棋名人戦で3位入賞。 |
1985年度 | 大山十五世名人門下として6級で奨励会に入会。 |
1993年度 | 第13回三段リーグにて15勝3敗1位の成績をおさめ、10月1日付で四段昇段(プロ入り)。このとき、マスコミのインタビューで「羽生さんに勝っていい女を抱きたい。」と発言し、話題となった。 |
1994年度 | 初参加の第7期竜王戦でランキング戦6組で優勝。決勝トーナメントでは深浦康市四段、森内俊之七段ら若手強豪棋士を撃破。その勢いのまま勝ち進み、挑戦者決定戦三番勝負まで進出するものの羽生善治名人に2連敗で敗れ、初タイトル挑戦を逃す。 |
1995年度 | 第14回早指し新鋭戦で丸山忠久六段に勝ち、棋戦初優勝。 |
1999年度 | 第13期竜王戦ランキング戦2組昇級者決定戦で田中虎彦九段を下し、自身初の1組昇級を決める。 |
2006年度 | 第65期B級1組順位戦で8勝4敗2位の成績となり、A級昇級と八段昇段を決める。 |
2007年度 | 第1回朝日杯将棋オープン戦で丸山九段を破り、全棋士参加棋戦初優勝。初参加の第66期A級順位戦は2勝7敗の成績となり、1期でB級1組へ降級となった。 |
2012年度 | 第71期B級1組順位戦で11勝1敗1位の成績となり、A級復帰を決めた。 |
2013年度 | 第54期王位戦挑戦者決定リーグで紅組優勝。挑戦者決定戦で白組優勝の佐藤康光九段を破り、39歳にして初タイトル挑戦を決める。羽生王位との番勝負は1勝4敗で敗退。 |
2015年度 | 第73期A級順位戦で6勝3敗の成績となり、挑戦者決定プレーオフ3回戦(4人でのプレーオフとなり、行方は前期順位2位のために最終シード)で久保利明九段を破り、名人挑戦権獲得。羽生名人との番勝負は1勝4敗で敗退。第64回NHK杯テレビ将棋トーナメントで勝ち進むが、決勝戦で森内俊之九段に敗れ準優勝に終わる。 |
2017年度 | 2018年1月29日、通算600勝(将棋栄誉賞)達成。第76期A級順位戦で3勝6敗の成績となり6期在籍したA級から陥落。 |
2019年度 | 八段昇段後250勝の規定を満たし、九段昇段。 |
2020年度 | 第79期B級1組順位戦で3勝9敗の成績となり、B級2組へ降級となった。 |
棋戦優勝履歴
八大タイトル戦(登場予定も含む)
☆は永世称号資格保持
タイトル戦登場2回
一般棋戦
計2回
余談
- 本来は右利き(第10回小学生将棋名人戦出場時は右手指し。箸や筆記も右手)であるが、サウスポーへの憧れから左手で指すようになった。従って、注意力が薄れる感想戦時などでは希に右手で指してしまう場合がある(第65回NHK杯テレビ将棋トーナメントの対千田戦における感想戦開始直後)。
- 音楽ではロックンロール好きで、アーティストではthee michelle gun elephant(以下「ミッシェル」)や中村一義、レディオヘッド、ナンバーガールなどが好み。特にミッシェルについては活動中は足繁くライブに通った程のファンである。20代の頃には「あと4歳若かったら絶対ミュージシャンになってた」とインタビューで語ったこともある。
- 熱くなりやすい性格で、不本意な対局になると拳で鞄を何度も殴りつけることがある。
- 木村一基九段と野月浩貴八段は同学年・同期であり、飲み仲間・ライバルである。