ピクシブ百科事典

広瀬章人

ひろせあきひと

日本の将棋棋士八段。将棋界で羽生善治を無冠へ追いやった人物。
目次[非表示]

概要

広瀬章人とは、日本の将棋棋士。1987年1月18日生まれ。棋士番号は255。北海道札幌市出身。勝浦修九段門下(同門に森内俊之九段)。
糸谷哲郎八段、佐藤天彦九段、高崎一生六段、戸辺誠七段の4名は、ほぼ同年代・同時期に奨励会へ入会したライバルであり、奨励会時代に「平成のチャイルドブランド」としてとりあげられたこともある。

竜王戦は1組(2組降級が決定)、順位戦はA級2位(2020年度より)

棋歴

1998年、6級で奨励会に入会。その後高校1年のときに三段昇段と順調に昇級昇段を重ねる。2005年、早稲田大学教育学部入学とともに四段昇段(プロ入り)。
2009年、第40期新人王戦決勝三番勝負で、中村太地四段を2連勝で破り、棋戦初優勝。
2010年、第51期王位戦挑戦者決定戦で羽生善治名人に勝ち、初タイトル挑戦。深浦康市王位との番勝負を4勝2敗で制し、初タイトル獲得。規定により七段へ昇段。
2011年、第52期王位戦で羽生二冠(王座・棋聖)との番勝負を2勝4敗で敗れ、王位失冠。
2014年、第72期B級1組順位戦で9勝3敗1位の成績を収め、A級昇級と八段昇段を決める。
2015年、第56期王位戦挑戦者決定戦で菅井竜也六段を破れ、挑戦権獲得。羽生王位との番勝負は2勝4敗で敗退。ちなみにこの番勝負の第2局では、ある出来事が都市伝説と化してしまうことになる。詳細は後述する。
2018年、第31期竜王戦挑戦者決定三番勝負で深浦九段を2勝1敗でやぶり、挑戦権を獲得。羽生竜王との番勝負を4勝3敗で制し、竜王奪取。またこの直前に第44期棋王戦挑戦者決定戦で佐藤天彦名人を破り渡辺明棋王への挑戦権も獲得したが、1勝3敗で敗退。
2019年、第32期竜王戦では挑戦者の豊島将之名人との番勝負で1勝4敗で敗れ竜王位失冠。また、第69期王将戦挑戦者決定リーグでは5勝1敗の成績を収め、挑戦権を獲得。渡辺王将との番勝負は4勝3敗のフルセットの末敗退。

棋風

居飛車・振り飛車のどちらも指しこなすオールラウンダー。かつては振り飛車穴熊、中でも四間飛車穴熊を最も得意とし、初めてタイトル戦に登場した第51期王位戦では、指し直し局を含めた8局中6局で四間飛車穴熊を用いた。そのため、「穴熊王子」「振り穴王子」の異名を持つ。2012年頃からは角換わりなど居飛車の将棋が増え振り飛車の採用数は減っている。

都市伝説

広瀬といえば、魂を抜かれたとされる写真が著名であるが、これはいうまでもなく都市伝説である。
将棋タイトル戦の棋譜がインターネットで配信されるようになり、しかしニコニコ生放送AbemaTVによる映像生中継は行われていなかった時代(そもそもAbemaTV将棋チャンネルは2017年開局である)、対局室にスチルカメラマンが出入りしてシャッター音を響かせるわけにもいかず、対局中の様子は基本的に配信されなかった。
そんな中で王位戦インターネット中継が始めた画期的な工夫が、対局室に設置された無人カメラが1分おきに両対局者のスチル写真を撮影し、自動的にネットにアップロードするシステムだった。

しかし2015年にもなると、他のタイトル戦はすべて映像生中継されるようになる中、王位戦だけが頑なに生中継を行わず、この自動スチル撮影だけが対局者の様子をとらえていた。その仕様が継続されたままで広瀬が挑戦者として望んだ第56期王位戦第2局において、事件は起こった。

固定された無人のカメラが決められたタイミングで自動的にシャッターを切るわけだから、被写体の写真写りや画角なんて一切お構いなしに撮影しては容赦なくその写真をネットにアップしてしまう。広瀬にとってカメラを全く意識することのない最悪のタイミングに光加減の絶妙さがあいまって、次の手の考慮中に魂が抜けているような感じに見えてしまう瞬間が二度にわたって激写されてしまい、それが即座にSNSで拡散されてしまった。そしてその第2局では負けてしまったため、翌日に知人から「羽生に魂抜かれたのか」と心配されるメールが送られたのだとか…。

その後、王位戦も映像中継に移行したため、現在ではこのようなことがおこることはなくなっている。しかし影響は残り、事件から3年以上経った2018年2月、朝日杯将棋オープン戦で広瀬がかの藤井聡太と初手合し(て破れ)た際に、この事情を知らないテレビ局が当該写真を取り上げてしまい、地上波で流される羽目になってしまった。

前述のとおり、2018年12月には竜王を持っていた羽生を4勝3敗で破り、竜王のタイトルを獲得し、この都市伝説を払拭したかに見えたのだが、その後も2019年の羽生の無冠を扱ったBS特集(勝っていれば100期の特集となっていたであろう)でも用いられてしまうなど、当時は将棋界序列一位の棋士だったのに、相変わらずの扱いであった。

関連タグ

将棋 棋士 竜王戦 将棋めし


月夜見坂燎…放心していたとされる写真をネタにされている(こっちは惨敗を喫し、本当に放心していた)。

関連記事

親記事

棋士 きし

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「広瀬章人」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 455

コメント