概要
TC27巻にて登場。
希少価値のある動物にスプレーすると誰からも襲われなくなり、保護されると言う道具である。
作中ではトキのニュースを見たドラえもんがのび太に向けて出した道具であるが、
スネ夫とジャイアンにボウリングのピンにされ、ただ歩いているだけなのにサボタージュ扱いする先生にキレたのび太が
「もしぼくがいなくなったら、ぼくは絶滅するんだ!」
と言う理論で自分に噴射。
その結果町を歩くだけでこの道具以上に関心を集めてしまい、「こんな珍しい動物を是非うちでも飼いたい」と虫取り網で捕まえられそうになり出した張本人に
「ええっなんて馬鹿な事を!」
と言われ家じゅうが取り囲まれる事に。
原作ではこの段階で終わっているが……
「のび太は世界にただ一匹」
2009年に放映された「のび太は世界にただ一匹」(原作でもこのタイトル)では、30分通しの前後編でこの話が描かれている。
前編は概ね原作通り(スネ夫とジャイアンが法廷にかけられるシーン(のび太の想像だが)が追加されている程度)だが、前編終盤空き地に逃げ込んだのび太はヘリコプターで連れ去られてしまう。
その結果全裸に剥かれ、写真を撮られ徹底的に体を調べられてしまう事に。
そして目を覚ましたのび太はいつもの家に……と思いきやそこは「のび太の住んでいた環境」を再現した建物であり、文字通り展示品と化してしまっていた。
その後ドラえもんにより話はなかった事になるが、
「大事な一人だけの子どもだから」
「結局消えてないじゃないかー!!」
と走り回り出し、ドラえもんに「世話の焼ける…」と言われて終わる。
なお同エピソードが2018年5月18日にも放送されているが、こちらでは2009年放送分とは異なり最初から最後までのあらすじが概ね原作とほぼ変化は無い。
尤も、こちらは前後編で分かれていない上に、そもそも水田版に於いて原作付きのエピソードが2度目の映像化をされる場合は同エピソードに限らず概ね原作に沿った内容やオチにされる事も少なくない(あべこべ惑星など)。
関連タグ
トキ:原作。
イリオモテヤマネコ:2009年版での保護対象。
SF短編:ドラえもんと言うかこっちの展開である。