概要
TC27巻にて登場。
希少価値のある動物にスプレーすると誰からも襲われなくなり、保護されると言う道具である。
作中ではトキのニュースを見たドラえもんがのび太に向けて出した道具であるが、
スネ夫とジャイアンにボウリングのピンにされ、ただ歩いているだけなのにサボタージュ扱いする先生にキレたのび太が
「もしぼくがいなくなったら、ぼくは絶滅するんだ!」
と言う理論で自分に噴射。
その結果町を歩くだけでこの道具以上に関心を集めてしまい、「こんな珍しい動物を是非うちでも飼いたい」と虫取り網で捕まえられそうになり出した張本人に
「ええっなんて馬鹿な事を!」
と言われ家じゅうが取り囲まれる事に。
原作ではこの段階で終わっているが……
「のび太は世界にただ一匹」
2009年に放映された「のび太は世界にただ一匹」(原作でもこのタイトル)では、30分通しの前後編でこの話が描かれている。
前編は概ね原作通り(スネ夫とジャイアンが法廷にかけられるシーン(のび太の想像だが)が追加されている程度)だが、前編終盤空き地に逃げ込んだのび太はヘリコプターで連れ去られてしまう。
その結果全裸に剥かれ、写真を撮られ徹底的に体を調べられてしまう事に。
そして目を覚ましたのび太はいつもの家に……と思いきやそこは「のび太の住んでいた環境」を再現した建物であり、文字通り展示品と化してしまっていた。
その後ドラえもんにより話はなかった事になるが、
「大事な一人だけの子どもだから」
「結局消えてないじゃないかー!!」
と走り回り出し、ドラえもんに「世話の焼ける…」と言われて終わる。
関連タグ
トキ 原作。
イリオモテヤマネコ 2009年版での保護対象。
SF短編 ドラえもんと言うかこっちの展開である。