概要
飲み薬であり、飲んだ者が出した大声を固体の文字にする効果がある。
※イメージ図
固体は音波と同じく音速で飛び(飛ばさずにその場にボトッと落すことも可能)、壁や山に反射される。固体化した音に乗って移動手段としても使える。あと水に浮く。
文字の飛距離は声の大きさに比例する描写があり、声の届く距離と同じと思われる。ただし重力の影響は受けるようで、徐々に高度が下がっていきいずれは着地する。
文字の材質がどんなものなのか、時間経過で消滅したりするのかは特に描写がないが、『新ひみつ道具全百科』では、ドラえもんとのび太が谷に声の塊を落としまくって谷を埋めて渡ったり、ジャイアンにドリンクと偽って飲ませ歌声で堤防を作って津波を防いだりしていたなど、割と頑丈で長持ちするものとして扱われている。
ただし2005年版「声のかたまり」(水田わさび版アニメ)では、文字の強度は出した声の大きさに依存するらしく、声が枯れているなどの状態だと、殴って簡単に破壊できるくらいの強度にしかならない様子が描かれている(原作版ではそのような描写はない)。
文字を飛ばして敵や障害物にぶつけたり、「ロ」などの環状の文字で拘束する武器としての使い方もできる。漫画版『ザ・ドラえもんズ』ではウラドーラ軍団のナキドーラが武器として使用したが、ドラえもん&王ドラ&ドラリーニョのトリプルヒラリマントで弾き返されて自滅に追い込まれた。
『グランブルーファンタジー』とのコラボイベント『のび太の空飛ぶ船』ではドラえもんの奥義としてコエカタマリンが登場。ドラえもんの使用するひみつ道具(アビリティ)の使用間隔が1ターン短縮の効果を持つ。
出てくる文字は基本的に日本語の片仮名だが、アニメオリジナルの話では平仮名や漢字で出現することもある。学習漫画では漢字専用のものや英語のアルファベットが出てくるタイプも登場している。