概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC4巻収録「未来世界の怪人」。
「空気砲」の小型版と言える道具で、指に嵌めて「バン」と叫ぶと圧縮空気の弾を発射することが出来る。人に命中させた際の威力は少し痛い程度。『ドラえもん全百科』では餅つきにも利用出来ると説明されている。
TC12巻収録「けん銃王コンテスト」では、薬品型の空気ピストルも登場する。こちらは指に垂らすことで1回だけ空気ピストルを指先から放つことが出来るようになる。弾が命中した相手は気絶してしまう。
このエピソードでは、のび太はジャイアンやスネ夫達と一緒に行った「けん銃王コンテスト」で見事優勝を飾っている。
のび太は空気ピストルを使い切ったと考えていたが、実際にはまだ一発分残っていた。家に帰宅後、夕食の準備をしているママに対して「晩ごはんまだ?」と言ってしまったことで、ママが気絶してしまうオチで終わっている。
関連道具
- 水圧銃
「海底ハイキングセット」の付属品。
水中で使用すると衝撃波を発射し、鮫等の危険生物を撃退することが出来る。
参考として『ドラえもんのひみつ道具使い方事典1』では、100万tの水圧を溜め込み、相手に向けて一気に発射すると解説されている。
- しょうげき波ピストル
拳銃型のひみつ道具。
衝撃波を発射し、命中した人物を吹き飛ばすことが出来る。放った衝撃波は硬い壁等に命中すると跳ね返る。
原作版では一回限りの登場だが、『ドラえもん』を題材としたゲーム作品では武器として登場することが多い(『ギガゾンビの逆襲』、『たいけつ秘密道具』、『のび太と妖精の国』、『のび太のトイズランド』、『のび太と月の王国』、『のび太と光の神殿』、『のび太の町SOS!』、『魔界のダンジョン』等)。
中でも『たいけつ秘密道具』では基本威力が全武器中最高の4(他の武器は全て基本威力1)をほこり、連射速度も最高とぶっちぎりの性能を誇る。
関連タグ
デスゲーム けん銃王コンテストでの使用方法は(掲載誌を考えれば当たり前ではあるが)死者は出ていないが、ある意味では先駆け的な存在であると言える。