概要（棋士プロフィール）
2021年度より一般社団法人生徒会活動支援協会の相談役を務める。早稲田大学卒業。
棋歴
| 年度 | 主な実績 |
|---|---|
| 2000年度 | 米長門下として6級で奨励会に入会。 |
| 2006年度 | 第38回三段リーグにて13勝5敗2位の成績となり、17歳で四段昇段(プロ入り)。 |
| 2009年度 | 第40回新人王戦にて決勝進出（同大学出身の広瀬章人五段に敗れ、準優勝）。 |
| 2011年度 | 勝率0.8511（40勝7敗）を記録し、第39回将棋大賞の勝率1位賞を受賞。勝率8割5分以上は中原誠十六世名人が1967年に記録した 0.8545（47勝8敗）以来史上2人目で、史上2位の高勝率である。 |
| 2012年度 | 第83期棋聖戦挑戦者決定戦で深浦康市王位に勝利しタイトル初挑戦を決め、規定により六段昇段（羽生善治棋聖との番勝負は3連敗で敗退）。 |
| 2013年度 | 第62期王座戦挑戦者決定戦で郷田真隆九段に勝利し挑戦権獲得(羽生王座との番勝負は2勝3敗で惜敗)。 |
| 2015年度 | 第74期C級1組順位戦では、9勝1敗1位の成績でB級2組への昇級を決めた。 |
| 2017年度 | 第65期王座戦挑戦者決定戦で青嶋未来五段に勝利し挑戦権獲得。羽生王座との番勝負を3勝1敗で制し王座位を奪取、初戴冠となった。また、規定により七段昇段。 |
| 2018年度 | 第66期王座戦では斎藤慎太郎八段を挑戦者に迎えるも、2勝3敗で失冠。 |
| 2021年度 | 第80期B級2組順位戦では9勝1敗2位となり、初のB級1組昇級を決めた。 |
| 2022年度 | 第81期B級1組順位戦では9勝3敗2位となり、A級昇級と八段昇段を決めた。 |
棋戦優勝履歴
八大タイトル戦（登場予定も含む）
※は現在保有しているタイトル
計1期（登場4回）
余談
- プロデビュー当時は振り飛車党だったが、2007年頃から棋風を改造し、居飛車党に転向した。角換わりや横歩取りを得意とする。
- 同姓同名（ただし名前の読みが異なる）のヴァイオリニストである中村太地と交友がある。2013年頃に共通の知人から紹介され、定期的に食事に行くなどしている。
- 早稲田大学では政治経済学部に在籍。在学中の論文コンクールで優秀な成績を収め、政治経済学術院奨学金（政経スカラシップ）を授与されている。
- 2020年代に入って自身初のA級入りを果たし、2期連続の残留を決めるなど順位戦では目覚ましい活躍を見せる一方で、竜王戦では下位2番目の5組に甘んじている。順位戦と竜王戦の在籍クラスが乖離している棋士はいるものの、順位戦で最上位クラスに在籍しながら竜王戦のクラスは5組のままである状態は異例であり、本人のYoutube(後述)でも「A5ランク」とネタにしている。
棋士中村太地将棋はじめチャンネル（YouTube活動）
- 2020年度より、将棋系YouTuberとして活躍。幼少期から親交があり、奨励会時代の同期である鈴木肇元アマ名人を相方にして、将棋に関する講座動画やチャレンジ動画、様々なYoutuberとのコラボ動画を投稿している。チャンネルリンクについては当記事外部リンクを参照。
※ヨビノリたくみ氏とのコラボ動画
関連リンク
将棋 棋士 Youtuber 王座戦(将棋・囲碁のタイトル戦)
先崎学...米長門下の兄弟子。公私ともに進行があり、著作うつ病九段においても登場する(ドラマ版演者:渡部豪太)。
