人物
将棋棋士としては1975年にプロとなり、観戦記や解説などで活躍した。2007年に引退。段位は七段。
師匠は升田幸三だが、本人は米長邦雄に傾倒していた。しかし、長年の献身にもかかわらず、米長に交際中の婚約者を寝取られ婚約破棄してしまったこと、米長の不倫相手への脅迫状を代筆させられたことなどを2006年になって週刊誌で告発し、禍根があると後年語っている。
投資家としての活動
1984年に東京証券協和会に設立された将棋部の師範となったことがきっかけで、棋士のかたわら独学で株式投資を始めるようになった。現役時代から「財テク棋士」として知られ、経済誌などで取材を受けることもあった。
以前から親交があった深田萌絵(元「株アイドル」の投資家)から依頼を受け、2012年に『カンニング竹山の銭ナール』(毎日放送)に出演したことを皮切りに、さまざまなテレビ番組に出演するようになる。また、この頃から「株主優待制度の活用」をテーマにした株式投資・資産運用に関する著書を出版するようになった。
有効期限内に全ての株主優待券を使い切るべく自転車(ママチャリ)のみで都内各地を走り回り、朝から晩まで時間に迫られながら優待券を消費していくという独自のスタイルで株主としての生活を全うしている様子が『月曜から夜ふかし』(日本テレビ)で頻繁に取り上げられ、同番組で呼ばれる「桐谷さん」の愛称で一躍有名となる。
優れた記憶力の持ち主で、自分が保有する優待券の有効期限を全て把握している。また、活用できない優待券などは金券ショップで売り払う、実妹に譲るなどしている。
ちなみに、自転車をこぐ脚力は女子競輪選手並みである。
『夜ふかし』スタッフとは過剰な演出や編集でイメージが損なわれたことで関係が悪化、一時は絶交状態となり出演も避けていたと2019年になって(冗談めかして)告発した。週刊女性プライムの記事
エピソードなど
私生活では先述の婚約破棄以降独身で、たびたび結婚願望があると発言しており、結婚相談所に登録している。吉永小百合のファンクラブに入っていたことがある、「ヤマザキ春のパン祭り」のポスターの松たか子を気に入り部屋にポスターを飾るなどの様子が『夜ふかし』で取材されており、「美人が好き」と明言している。
映画好き。ジャンルを問わず(株主優待を利用して)鑑賞している。
都内のマンションに一人暮らしをしているが、多忙な生活や大量に届く優待の記念品もあって部屋が荒れている。『夜ふかし』の企画で一度綺麗に片付けられたが再び荒れてしまい、のちに『週刊ポスト』の企画で再度片付けられた。
米長の弟子の林葉直子とは親交が深く、内弟子になってすぐの試合の対戦相手が桐谷であったことを林葉が自身のブログで公表している。
4人兄妹の長男。『夜ふかし』で久方ぶりに四人一緒に熱海旅行へ行っている。
関連タグ
サンサーラ、MyRevolution:『夜ふかし』出演時のコーナーでよくBGMとして使用されている。