概要
毎週月曜深夜に日本テレビ系列30局(クロスネット3局を含む)のほか、遅れネットながら沖縄テレビで放送されている。
村上信五(関ジャニ∞)とマツコ・デラックスの二人が「世間で話題となっているさまざまな件に対して、ちょっとだけ首を突っ込んだり突っ込まなかったりする」番組。
世間で密かに話題になっている事が書かれたカード(大抵が「○○問題」「○○な件」となっている)を選定。そのカードの内容のVTRを鑑賞して2人でトークを行う。
有名人の出演で「盛り上がる事」よりも、いわゆる「身内(番組スタッフを指す)いじり」「素人いじり」による番組内における「盛り上がり」が発生する事が多い。
深夜番組であるが、ゴールデンタイム(主に月曜か土曜の21時台や22時台。前者の場合は通常放送が「延長戦」と称され、事実上の第2部となる)に特番を放送する事もある。
2016年4月からは字幕放送を開始した(ただし、通常放送では未実施だった期間も特番時には実施されていた。また、稀にリアルタイム字幕放送になる事もある)。
2018年10月1日放送分は番組開始以来初となる生放送が行われ、前枠である『newszero』の出演を終えたばかりの有働由美子(元NHKアナウンサーだが、フリー後はマツコや浜ロンと同じ事務所に所属している)がゲストとして生出演した。
2019年5月20日放送分をもって前説を担当していた浜ロンが番組を卒業した。
一定の人気があるにもかかわらず、長らく大人の事情により見逃し配信には対応していなかったが、2019年11月からHuluにて当番組を含むジャニーズ関連のキャストが出演している日テレ制作バラエティー3番組(後の2番組は二宮和也司会の単発番組枠「ニノさん」と、現在は元・ジャニーズとなった中居正広の「新・日本男児と中居」である。余談だが、後者に関しては前身番組としての「日本男児と中居」は存在しない)の見逃し配信を開始した。
2020年3月16日の放送は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、番組初の無観客収録が行われ、2020年4月13日放送分に関しては通常枠を返上した上で21時から「月曜から夜ふかしスペシャル 日本の大大大問題 春の一斉調査」のみを放送。それ以降も通常放送はされるものの、無観客かつスタジオセットも組まれず、非常に簡素な雰囲気での進行となっている。
2022年4月には月曜夜10時に放送時間が変更された。
番組開始当初から長年の間全編ローカルスポンサーでの放送だったが、2020年4月6日放送分からは前半に限りキー局送出でネットスポンサーのCMが放送されるようになった(提供クレジットの読み上げは無し)。
因みに札幌テレビ、中京テレビ、読売テレビ、テレビ金沢、山口放送、西日本放送では週末の朝か昼に、テレビ新潟では日曜夕方に再放送を行っている。
出演者(スタジオ)
現在のスタジオ出演者
人呼んで「TAKATSUKING(高槻の王)」。番組内では「シルシルミシルでいうところの上田晋也的な扱いをされている」人。
番組ではやたら「不人気」「アイドル(ジャニーズ)っぽくない」「大金持ち」「高槻からそのうち出馬」といじられることが多い。
自身のソロ曲である「愛 Love You」のPVがCMとして使われなかった事をネタにされて以来、事あるごとに「処刑用BGM」ならぬ「処刑用PV」として使用されていたり、実写版「ハクション大魔王」(1969年版のアニメや実写版はフジテレビでの放送だったが、後に日テレで「ZIP!」内のミニアニメ「おはようハクション大魔王」や読売テレビ制作の「ハクション大魔王2020」を放送している)で大魔王役を演じて以降、これもネタとしてイジられる様になった(ただし、BGMとして使用される「ハクション大魔王の歌」は実写版で使用された村上歌唱のカバー版ではなく本来の歌唱者である嶋崎由理バージョンを流用)。
字幕放送では黄色表記。
人呼んで「ジャバ・ザ・ハット」。
横浜と埼玉を毛嫌いしており(番組の演出上、どこまで本気かは不明)、番組ではしばしば「人生を新宿区・渋谷区・港区・中央区・文京区の都内5区だけで生活している(当初は文京区を含まない「都内4区」としていたほか、2014年2月17日放送分ではマツコ本人が「これ以外にも千代田区も含んでいる」と発言し、2015年6月15日放送分では実際に中央区に代わり千代田区がVTRに登場したほか、2016年春からは文京区が加わり現在に至っている)」と言われる(ただし、ある特番でイルマニアのパーティに殴り込みに行った際には入間市に出陣している事から、番組内でのネタであると思われる)。
村上やVTRに登場する人々に対して、さんざん悪態をついたり暴言を吐きまくっているにも拘らず、視聴者達からの評判は何故か「いいぞもっとやれ」で済むという稀有な人でもある。本人曰く「アタシの言っている事は9割以上嘘!」とのこと(しかし、この発言の前後に「村上信五は金持ちである」と自身が嘯いた件については「正解です…」とカメラ目線で囁いた)。
スタッフどころか観客達にも威嚇する一方で、桐谷さんには好意的である(自転車に乗りスタジオに現れた二宮和也にすら、村上と共に不満げな顔をしたほど)。
リモート出演の際は電話越しでの出演であったため「真っ裸」であった事を後に明かしているほか、本番組以外には「5時に夢中!」(TOKYO MXの平日夕方の帯番組)しかリモート出演しなかった事も暴露した。
字幕放送では水色表記。
本番組のナレーター。番組内では「シルシルミシルでいうところのバカリズム」とでも言うべき活躍を見せるが、ご当地問題では相手の敵討ち(例として「日本三大都市問題」で「我こそは三大都市の一角ばい!」といった感じで福岡が出しゃばると、ここぞとばかりに「人口」「総生産」「スタバの店舗数」で滅多打ちにする…など)を行うなど、毒を吐きつつも中立を保つスタンスでナレーションを行う。
アシスタント
本番組では「愛人」と呼称している。
「初代」の松井くらら(後述)以降は二代目の小野麻子(1年間の「おつとめ」後にCAになるため番組を卒業)を経て、2016年6月からは「三代目」として冨田麻実が現任者として現在に至っている。
菅谷大介・豊田順子(いずれも日本テレビアナウンサー)・上田まりえ(元・日本テレビアナウンサー)
VTRでリポートを行う(上田アナ→豊田アナの場合は「埼玉問題」をニュース形式で紹介する)。
特に菅谷アナは「ビジネスライク」とでも言うべきなのか、淡々とレポートを行う。
この他、AD達がイジられることが多い。
過去のスタジオ出演者
松井くらら(元・福岡放送アナウンサー)
司会陣から「愛人」と呼ばれていた初代アシスタント。 2015年4月から福岡放送の局アナになるため、2015年3月16日放送分をもって降板したが、年に1回程度VTRで出演することがある。
…が、その担当番組(平日朝のローカル帯番組「バリはやッ!ZIP!」)にて「松井くららの月曜から早起き」なる明らかに本番組のタイトルを拝借したとしか思えない企画を担当していた事が発覚し、村上マツコ両人から嫌味を言われてしまった事もある。
しかし2018年5月28日放送回で出演した際に、福岡放送を退社したことが明らかに。退社の理由は「アナウンサー業以外の仕事が上手くこなせなかった」からとのこと。ちなみに現在の勤務先はサイバーエージェントだとか。
出演者(VTR・ゲストなど)
芸能人・著名人
元々は棋士で、現在は株式投資・運用を行う投資家。
番組では「財テクで得た大量株主優待券を一枚残らず使い切るために日夜自転車を漕ぎ続ける人」として紹介されている。なお、現役時代から財テクで知られていた。
年齢(番組初出演時点ですでに還暦を超えている)の割に「女子競輪選手並みの体力」を持っており、そこが公道であるのを忘れさせる速度で走行している(あまりに危険なので「※交通ルールを守って走行してください」とテロップが表示される)。
住んでいる家の中は株主優待でもらった物品や妙に取っておくものが多いせいでいつも散らかっており、スタッフが来るたびに掃除してもらっている(「こっちは掃除業者じゃないんですよ」とわりとキレ気味にスタッフに突っ込まれたこともある)。
女子プロレスラーのジャガー横田の略称…ではなく、本番組ではもっぱら「自身を『ジャガー星から来た宇宙人』としている(マツコの出身地でもある)千葉県で活動するミュージシャン」を指す事が多い。「ハロジャガでぇ〜す、みんな元ぇ気かぁ〜い?」と聴こえる程の囁きかつ嗄れた決め台詞でお馴染み。
チバテレビの放送枠を買い取って自分の番組を放送していた事で千葉県民の間ではそこそこ知られていたが、本番組により全国区の知名度を得た。数々の芸能人と親交がある。
村上と同じ関ジャニのメンバーだが、マツコ曰く「(収録が深夜に及ぶ等の)どんなに無礼な態度をとっても、この番組に出てくれる数少ないメンバー」とのこと。
国民的女優。映画の番宣のためとはいえ、2017年に一度だけ登場。この番組のファンだったらしく、MCの2人とも楽しそうにトークしていた。特にマツコからは過剰なまでに心配されていた。
ご存知、実演販売士。詳細は後述。
弁護士。人呼んで「ソーラー菊地」。「行列のできる法律相談所」の相談員や、テレビのコメンテーターとしても活動する。スキンヘッドが特徴。
「夜ふかし的コンプライアンスチェック」という企画に登場。童謡や文学作品、ドラマなどといったフィクション作品の中で法律に違反するシーンを取り上げ、「これは○○法違反の罪で××の刑にあたる」などと反応する。
最近だと、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(スーパー戦隊シリーズ第43作)の初期メンバーに女性戦士が1人しかいないことに憤っていた。
- 平井伸治
現職の鳥取県知事。番組内で「日本一会いに行くのが簡単な知事」と紹介(鳥取の話題が多く取り上げられるため登場頻度が比較的高いのはもちろんだが、一方で番組内で首長クラスの人物が頻繁に登場するのも平井知事以外に皆無ではある)される。番組の失礼な質問も嫌な顔一つせずに応対してくれる(気さくに駄洒落を飛ばす)出来た人。
中国出身の凄腕マジシャン。最初は取材中たまたま路上で出会った人。スタジオに呼ばれるたびにマジックを披露し、スタジオ全体を驚愕させる。マジックの腕自体は本物で村上とマツコもその腕は認めているが、成功した際の決め台詞である「これが、運命です!」と言うタイミングが妙に間が悪いのが玉に瑕。
一般人
- MCMA(イルマニア)
「アーイッ!」が口癖の、入間市を拠点にするパーティピーポー(パリピ)集団「イルマニア」の人(番組内でしばしば「リーダー」のように扱われる事が多いが、リーダーは別にいる)。チャラい外見に関して真面目な人である(仕事柄、一度だけ桐谷さんの自宅の片付けを手伝ったが、番組的には化学反応が何もなかったらしい)が、テキーラのショットにはめっぽう弱い。番組内で単に「イルマニア」と言うと彼を指す事が多い。
- 釜愚痴ホモ恵
名古屋で活動するオネエのドラァグクイーン。マツコの友人。同じくマツコの友人でバーのママをしているアンジェリカとともに出演し、名古屋のディープすぎるスポットを紹介してくれた。
出張編として大阪、札幌のディープなスポットを巡った回がある。
- ミムラのおばちゃん
花見で「ミムラのおばちゃんはいてます」と謎の言葉を連呼していた北九州市のとにかく明るい女性。あの「全裸に見えるポーズを見せて周囲を安心させる芸人」の真似をしようとしたが間違ってこうなってしまったらしい。
- なにわのエジソン
変な発明ばかりしている人。代表的な発明品に「おちゃっぱー」があり、じょうごにホースが付いていて急須がなくてもお茶が飲めるという優れもの。(おちゃっぱーのほうが面倒だと思うけど……) しかし大量の熱湯が口に入ってきてしまいいつも失敗し、出演の度に改良品を発表している。
- よっちゃん
独特なセンスを持つおじいさん。都内某所に住んでいる。初登場時にはムンクの「叫び」を言えず、「モなんとかク」と連呼していた。
マジックインキを用いた派手な装い・メイクをしている。番組ではSHIBUYA109の自作ロゴや、自作ソングなどを披露した。
滑舌の悪い女性。特に「ス」が苦手で、「フェス」と言ったのが「フェフ」に聞こえてしまったのが名前の由来。友達の多田さん(元々は「太田(おおた)」だったが、家庭の事情で苗字が変わっている。フェフ姉さんは「おおた」と呼んでおり、番組内では多田さんと表記)がツッコミ役としていつも一緒にいる。
「全国フェフニュース」や「フェフ姉さんの英会話教室」などのコーナーに登場。
実は役者や声優になることが夢で、番組の企画で青森県の雪女コンテストで演技体験をしたり、あの松本梨香(声優。「ポケットモンスター」のサトシでお馴染み)に演技指導を受けたりした。
- スタッシー石原
単に「スタッシー」とも。
2015年放送の「上京してきた人に個人的ニュースを聞いてみた件」に登場した、東京でビッグになることを夢見ている女性。同企画に5年連続で登場している(2019年現在)。
「すきやばし次郎(銀座にある超高級寿司店。安倍晋三首相がバラク・オバマ前アメリカ大統領を接待した)に行く」(2016年)、「結婚するときにハリー・ウィンストンの指環(無論、超高級品。最安値でも100万円以上)を貰いハネムーンでボラボラ島(フランス領ポリネシアに浮かぶ島)に行く」(2017年)「品川ナンバー(裕福さの証)の車で首都高を飛ばす」(2019年)などといった野望の凄まじさと、温和な語り口や可愛らしさとのギャップで一躍人気となった。
2018年放送時では就活をしていたがかなり苦戦し、あまりの辛さからお酒がないと眠れなくなっていたが、2019年放送で無事に就職できたことが語られた。
名前の由来は、初登場時のインタビューで、ファッションブランド「stussy(ステューシー)」を「スタッシー」と誤読したことから。
- 嫁ニー
初登場時のインタビューで「嫁のことが好きすぎて、嫁の写真を見てアレをする」と答えたのが由来。よく語尾が「○○ニー」になる。
2024年5月の放送では、太り過ぎてへそが突出し始めているのが悩みで、医者にこのままだと伸びていくと言われた。
- 和歌山のお母さん
昔の和歌山の人はザ行が言えないという話を検証した際に出会った、和歌山市で洋裁店を営む女主人。
- 珍宝館の館長
群馬にある珍宝館の館長さんで名前は「ち○子」。
平然とした顔でテレビでは放送できないワードを連呼するため、登場するとほとんどがモザイクとピー音まみれになる。
枠昇格以降その内容故に出番がなかったが、2024年3月4日放送回で久方ぶりの出演を果たした。
墨田区錦糸町の駅構内のクレープ屋コロットの店長さんで、声が旧作のほうのドラえもんでお馴染み大山のぶ代さんにそっくり。
その特徴的な声に引き寄せられて店にやってくるお客さんも多い。
意外にも愛煙家でバツイチ。持ち歌は「ぼくドラえもん」。
- 木戸さん
竹ノ塚駅前のストリートミュージシャン。しかし、声が異常に小さい上に音程もフラットなため、どんな曲を歌っても木戸さんの曲と化す。
- オタ兄
独特なワードセンスを持つオタクで、Xではてとラピッドとして活動している。
アイロンビーズでFateシリーズのキャラを7年間自作してコレクションしている。
本業は福祉施設で子供たちの世話をする先生であり、作業机に子供からの誕生日プレゼントを飾ってある。人間性は意外とできているのだが、自立を望んでいる弟からは軽蔑の目で見られており、兄としての尊厳を守りたいという悩みを抱えている。そんなオタ兄だが、弟への愛情は本物であり、弟の結婚記念のプレゼントで弟と奥様をアイロンビーズで作っていた。
YouTuber
ひまわりの約束を歌いカラオケで100点を取ったことがある。歌ってみた系の動画を投稿する。
盛岡ゼブラをこよなく愛する。動画のジャンルは様々。母親と二人暮らし。
人呼んで女装エアガンシューター。
射撃の腕前はかなり良いのだが、射撃の際は必ず女装する。
娘さんがいるようだが、女装の件は奥さんしか知らないそう。
主な企画
※単発の企画も多いため、放送頻度が高いテーマのみ記述する。
全国の〇〇問題
各都道府県・自治体が抱える「問題」に関して、その実態や原因を調査する。
スペシャルではこの企画がメインとして放送され(このためタイトル冒頭のナレーションが若干変わる)、さらに海外の話題を調査することもある。
視聴者からのメールやハガキ・封書で情報(以前紹介された情報に関する反論、苦情も含む)が提供されることがある。
なお、埼玉県の「問題」をニュース形式(他系列の報道番組風)として取り上げる企画はこのテーマから派生した。
時々埼玉のニュースをお伝えする件
埼玉県に関する、ほとんどの人はどうでもいいと思うようなニュースを伝える企画。
キャスターはPART8までは上田まりえ(上田担当時は1つニュースが終わるたびに必ず「そのニュースに絡んだ自分の情報や近況をカメラ目線で報告する」という流れがお約束だった)、PART9以降は豊田順子が担当。取材リポーターは菅谷アナ。
大阪事件簿(時々大阪のニュースをお伝えする件)
村上の出身地である大阪府に関するニュースを伝える企画。キャスターや報道スタジオのようなセットは組まれず、ロケ形式で進行。
全国のニュースをお伝えする件
埼玉県や大阪府だけでなく他の都道府県のニュースも取り上げようということで開始した(ここでのニュアンスは「夕方のニュースにおける6時台」的な意味合いではなく「全国各地のローカルニュース」である事に注意を要する)。PART1の群馬県は井森美幸が、PART2の茨城県は鈴木奈々が、PART3の栃木県はガッツ石松がそれぞれキャスターを担当した。
全国の注目されないニュースをお伝えする件
日本全国の注目されないニュースを「NEWS ZERO未満」として放送する。キャスターは登坂淳一(本家を担当する有働と同じく、元・NHKアナウンサー)が担当。
株主優待で暮らす桐谷さんシリーズ
株主優待に生活の大部分を依存する投資家・桐谷さんに密着するシリーズ。
有効期限内(あるいは桐谷さん自身が生きている内)に全ての株主優待券を使い切るべく自転車のみで都内各地を走り回り、朝から晩まで時間に迫られながら優待券を消費していく様子が話題となり、他企画や『日テレ系人気番組No.1決定戦』にも番組代表として出演するなど番組の名物出演者として定着している。
日本人を多数派と少数派に分類してみる件(別名「ニッポンの争点」とも)
「パクチーを好んで食べるか」「バスタオルを1回使うと洗うか」「鮭の皮は食べるか食べないか」といった、日常生活で意見が分かれることについて街頭インタビューでどちらが多いか調べ、番組独自で結論を出す企画。
マツコにとれたてを食べさせてあげたい件
人生を新宿区、渋谷区、港区、中央区、文京区(と千代田区)だけで生活しているとされるマツコへ、本来なら生産地でしか食べることができない「とれたて」(時間経過で味が落ちやすい料理や菓子など「とれたて」と言うよりは「作りたて」になる場合もある)をスタジオに持ち込んで食してもらう。
夜ふかし川柳
昨今さまざまな企業や団体が川柳を募集していることから、番組でも街行く人々に今の気持ちを川柳で表現してもらおうという企画。
その中で夏季に取材を行った神奈川県の由比ヶ浜海岸や兵庫県の須磨海水浴場において、あまりにも低俗な内容やインパクトの強さが話題となった(いわゆる「イルマニア」「Wあや」など)。
この取材の中で出会った「パーティーピーポー」という人々が非常にウケたため、その後ずっと継続取材されている。
全国の方言問題
スペシャルで放送。日本全国の変わった方言を紹介する。
山梨県の方言で「共通語では男性器と女性器の名前を言っているようにしか聞こえないもの」が話題になり繰り返し放送されている。
和歌山県のある洋裁店にてインタビューしたところ、「ざ・じ・ず・ぜ・ぞ」が「だ・ぢ・づ・で・ど」になってしまう、通称「和歌山のお母さん(「ざ行が言えないおばちゃん」でも通じる場合がある)」が話題になり、他局の番組でも取り上げられるようになった。
村上人気調査
主にご当地問題と同時に調査。MCの村上が本当に人気がないのか「関ジャニ∞のメンバーの中で誰が好きか?」というアンケートで村上の人気を測るが、大抵はろくな結果にならない(もっとも、本当に村上のファンも登場した事もあるため、一糸報いる事もある)。
マツコが怒っている事を先回りして調査する件
「マツコは人生の3分の2は怒っている」として「職業上の無駄に思えること」や「内容が矛盾する看板」などを「勝手にマツコが怒っている」と称し、菅谷大介が取材する。
レジェンド松下がまた出たいと言っている件
実演販売で記録的な売り上げを誇る人物であるレジェンド松下が出演し、製品を薦めマツコに買わせようとする。
この派生企画としてデパートの外商など企業関係者が自分の商品(宝石や高級時計など)を持ち込みマツコに買わせようとする企画がある。
劇中BGM
エンニオ・モリコーネ「Slalom」
※番組のテーマ曲として全般で使用。出典は同名のイタリア映画のテーマ曲から。
オレッグ・コストロ「Shampoo」
※番組冒頭で「それでは今夜もカードを選択」と言ってる時に流れる曲。
レス・パリエネス「Les Pariennes」
※スタジオに「現物入手した物」が登場する際に流れる曲。
中孝介「サンサーラ」
※「♪生~き~て~」でお馴染みの曲。桐谷さんが登場するときによくかかっているため、別名「桐谷さんのテーマ」とも。
渡辺美里「My Revolution」
※「サンサーラ」と共に「桐谷さんのテーマ」とされている。
芸能山城組「鉄雄」「Doll's Polyphony」
※前者は「ダーッ、ダッダッ!」でお馴染みの問題提起時のアタック音として、後者は「びゅんびゅんびゅーん」でお馴染みのVTRの前フリ時のBGMとして使用。いずれも出典は映画「AKIRA」から。
※VTR中に使用。スタッフの趣味なのか確認されているだけでも過去に「篠ノ乃箒」「イギリスより愛をこめて」が使用されていた。
「サザエさん」劇伴
※VTR中に使用。こちらの使用頻度も高い。
余談
- 鳥取県にスターバックスコーヒーの1号店がオープンした際に、実際は鳥取にも出店構想があり水面下で進んでいたにもかかわらず、番組内で「鳥取にスタバは進出しない」と明確に結論付けしまったために、実際に開業する際には(番組終盤に訂正VTRを流す措置等はせずに)VTR丸々1本分でフォローを行っている。
- また「地元ローカルニュース(断言は出来ないが、放送時間帯から日本海テレビの「news every. 日本海」を指していると思われる)で本番組が紹介された」と言及された際に「マツコがジャバ・ザ・ハット、村上がC-3POにイラストで処理された」と紹介されているが、実際には本番組で「村上をC-3POの様に扱った」事は一度も無い(マツコに関しては「笑ってはいけない」シリーズでジャバ・ザ・ハット風の仕掛人として登場したり、一部からネタにされる事はあるものの、村上に関してはその様なケースも存在していない)。
- 2017年に放送された「竹ノ塚特集」にて、同局のドラマ「14才の母」の本放送とほぼ同時に14才で妊娠し、そのまま出産した女性が登場したが、カメラの前を素通りした女性の子供の父親が人違いであったことが男性本人からのクレームで判明し、後日謝罪放送が番組内で行われた。(これはインタビューを受けた当該女性が勘違いで発言したことを番組側が真に受けてしまったためと思われる。)
関連タグ
秘密のケンミンSHOW:同じ日テレ系列の番組。地方の〇〇問題等放送内容が被ることが多い