概要
正式番組名は『密室謎解きバラエティー脱出ゲームDERO!』
出演者は、頭に紙袋を被った管理人という謎の人物によって、密室に閉じ込められて、そこに仕込まれた謎を解いて脱出する。というものである。通称DERO。
しかし、一般的な脱出ゲームとは大きく違い、仕込まれた謎はなぞなぞとクイズが主流。
脱出ゲームと謳っているが、残念ながら普通のクイズ番組である。
2011年3月11日に発生した東日本大震災により「被災者のトラウマを招きかねない」として放送休止となった後、『宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!』へとリニューアルされた。
出演者
チームリーダー
オードリー
2010年4月21日(レギュラー放送初回)で初登場。
・若林正恭『どうですか?画はもちますか?』
脱出回数/3回
オードリーのツッコミ役。春日などを冷静にツッコむが、極度の人見知りによってコミュニケーションがとれないことがたまにある。そのせいか、脱出回数は少なめ。
・春日俊彰『大好き♡』
脱出回数/4回
芸人界のビッグマウス。いつものように胸を張ってるように見えるが、焦ると人に任せたり犠牲にしたりすることもある。また、初回は足の骨折によりゲームに参加できなかった。
関ジャニ∞
2010年4月28日(レギュラー放送2回目)で初登場。村上と他のメンバーの2人で挑戦する。もう1人のメンバー主に横山裕、渋谷すばる、安田章大。なお丸山隆平は1回しか登場しておらず、錦戸亮と大倉忠義は登場していない。
・村上信五『まぁ出ちゃうけどね何でか』
脱出回数/12回
紫色のサッカー好きな八重歯。関西人らしく大きな声でコミュニケーションやリアクションをとり、脱出に貢献している。脱出回数は出演者の中で1番多く、爆弾の間と壁の間以外は全て脱出している(遺跡の間の数少ない脱出者でもある)。そのせいか、管理人を困らせている。
田村亮(ロンドンブーツ1号2号)『諦めたらそこで終わりやねんて』
脱出回数/5回
2010年5月5日(レギュラー放送3回目)に初登場。吉本(当時)の天然。仲間と脱出したい想いがある一方、その気持ちが裏目に出て、かえって迷惑をかけてしまうことがある(例:棒の間で先述の発言の直後に自身か落下、壁の間で鍵を解除し損ねて河本準一もろとも脱出失敗にするなど)。しかし、1度の放送回で複数回脱出した数少ない出演者である。また、スペシャル回に恵まれず、2010年9月と2010年12月のスペシャルには登場すらさせてもらえなかった。
ルール
3人制
3人1チームで挑戦。
挑戦部屋は2つ(「棒の間」・「地下の間」)
両部屋ともクリアしたチームが賞品獲得(商品は大江戸温泉物語入場券)。
団体戦
チームリーダー含め約7人が3つの部屋を攻略して賞金獲得する。
各ステージに脱出人数分×賞金約2万5000円相当を獲得。
どのステージにどのメンバーを挑戦させるかはチームリーダーが決定する。
最終的に獲得した人数分の賞金を手にすることが出来る。
チーム戦
レギュラーチーム対ゲストチームの2チーム対抗戦。
第1の部屋ではランダムで選ばれた部屋で脱出すれば1P×人数分獲得。
第2の部屋では棒の間で直接対決、勝てば2P×人数分獲得。
第3の部屋では勝利チームのみ挑戦し、脱出すれば10万円獲得。
スペシャル
2010年6月
2チーム対抗で、1チーム3部屋で獲得賞金の多かったチームが勝利となる。
2010年9月
2チーム協力で、1チーム3部屋で獲得賞金を目指す。
2010年12月
3チーム対抗で、1チーム3部屋(2部屋)で脱出人数の多かったチームが100万円獲得する。
2011年3月
オードリーチーム・関ジャニ∞チームなどが挑戦するはずだった。
またこの回は新ステージも初登場するはずだったが、上記の理由で日本全国に流れることはなかった...。
登場する部屋
出演者が挑戦する事に密室空間は全て「○○の間」と呼ばれ、
様々な解答席から答えて脱出する事になる。
パイロット版からの部屋
棒の間(旧・壁の間)
最初に登場した密室。
3~4本ある棒状の足場からクイズに答える。
時間が進む毎に足場が少しずつ縮んでいくのがこの部屋の醍醐味。
残り少なくとも解答できるよう、ラバーカップと吸い付けるパネルが設けられているが、
パネルの位置を間違えやすいので注意。
因みに本村健太郎と指原莉乃は足場に乗れず、脱落した数少ない出演者。
3つの箱系
様々なアイテムで3つの謎を解き明かす。
2部形式で「謎解きパート」と「試練パート」に分かれている。
主に2~3人で挑戦し、最後の箱はダイヤル式南京錠で封印されている。
命のテレフォン
30秒程仲間からヒントを貰えるシステム。
但しモニタールームが分からないと使えない。
しかし電話を取らなければ使ったことにはならないのでわからなければ取る必要なし。
水の間(旧・地下の間)
部屋が浸水する密室で謎を解く部屋。水中でも活動できるようにゴーグルが用意されている。
ラストアンサークイズで3問で正解すると脱出成功となる。
初回は30分以内に脱出するルールで降参付きだった。
天井の間
天井が少しずつ下がっていく密室。
ランダムで選ばれた挑戦者がダクトチャレンジでスイッチを押せば脱出成功となる。
レギュラー版からの部屋
砂の間
アリ地獄から抜け出す密室。
危険地帯なのに自ら入る。
1人しか入らないのでこの中では一番狭く、挑戦者はクイズに答えるだけで脱出できる。
尚パスは不可能。
最速クリアは本村健太郎(記念すべき最初のクリアでもある。)。
余談だが、春日俊彰は動き続けて最速で失敗に終わった挑戦者。
爆弾の間
2~6人で爆弾解除する密室。
2~6択問題で解答の色と同じコードを切って答える。
一度でも間違えると爆発(実際には人体に無害な白煙を噴射)し、通信が遮断される。
3人以上でやる場合は基本1人ずつ、2人or時間切れでまとめて爆破され、1人成功は無い。
だが末期には1人成功も可能になった。
追加の部屋
石像の間
奥から石像がパックマンのように口を開け閉めながら迫ってくる密室。
3枚あるシャッターの問題を解いていく。
石像の鼻の身代わりスイッチを押すと、飲み込まれる代わりに石像が少し下がる。
3問正解し、停止ボタンを押せば石像がとまり脱出成功。
初の成功者は押切もえ。
遺跡の間
まず仰向けに寝た状態で密室に閉じ込められる。
常識問題に3問連続で正解すれば1ポイント獲得し、3ポイント獲得で脱出成功。
不正解だと背中の床が1段階ずつ開き、落ちたら脱出失敗。
成功したのはレギュラーの村上信五(記念すべき初回でクリア)と当時KAT-TUNのメンバーだった田口淳之介のみ。この番組で最難関の部屋である(そもそも出番が少なかったというのもあるが。)。
壁の間
壁が迫ってくる密室。
3つの箱系と同じく2部構成されている。
本格的2択クイズに3問答えた後キーボックスチャレンジに挑戦する。
キーボックスチャレンジ
ランダムで選ばれた挑戦者1人が挑戦する。
中央の部屋から鍵を取って装置に差し込んで反対側の部屋に逃げ込まないと脱出失敗となる。
鍵は3人合計で3本必要、鍵穴に差して回さないと反対側の部屋への透明な扉が開かない。
1人で複数本の鍵を取ることも可能なので、1本も取れないまま脱出失敗する人がいても、残りのメンバーは継続して挑戦可能ではある。ただし『1人で2本取らなければ脱出失敗』という場面で挑んだ出演者は3人いたが、いずれも1本しか取れずに挟まれている。同条件の4人目となった山崎弘也は史上初の2本取成功のうえいずれも鍵穴に差して回したが、地震の影響により次回予告のみの登場で放送中止となったため幻の記録になり、本人が脱出できたか否かも、予告映像では際どい様子に見えており、わからないままになった。
幻の新規ステージ
名前その他一切わかっていないためこのように仮称する。2011年3月30日放送予定分にて登場することになっていたらしいが、この放送についての情報が出ないまま、地震によって未放送のまま打ち切られたため、どんな仕掛がある密室なのか、挑戦者は中で何をするのかといったことは一切わからないままとなった。
外部リンク
関連タグ
クイズ!ヘキサゴンII→裏番組
視聴率にはヘキサゴンにはほぼ並んでいたが、ヘキサゴンよりも早く終わってしまった。