本名	村上信五(むらかみしんご)
誕生日	1982年 1月26日
出身地	大阪府高槻市
身長	170cm
血液型	AB型
所属事務所	ジャニーズ事務所(1996年 - 2023年) SMILE-UP.(2023年 - )
所属グループ	関ジャニ∞(2002年 - 2024年) SUPER EIGHT(2024年 - )
メンバーカラー	紫
担当楽器	キーボード・ピアノ
愛称	ヒナ、信ちゃん

概要

大きなたれ目と八重歯が特徴。

SUPER EIGHT(旧：関ジャニ∞)およびジャニーズ事務所(現：SMILE-UP.)の中でも特にMCに定評があり、他のメンバーが俳優業や音楽活動をメインとして活動している中、村上はMC業を主としている(もちろん本業である音楽活動は積極的に行っているが、俳優業はドラマは2013年の『ハクション大魔王』、映画は2014年の『エイトレンジャー2』を最後に行っていない)。

関ジャニ∞のメンバーの中では横山裕・渋谷すばると同い年で同じ1996年入所。

特に横山とは入所日が同じ12月25日で同期。

バンドでは主にキーボードを担当しており、楽曲によってはピアノを演奏する場合もある。

来歴

中学2年生の時にV6のファンのクラスメイトにジャニーズ事務所のオーディションを受けるように薦められるが、当時はジャニーズに興味が無く、恥ずかしさもあったため聞き流していた。
しかし、翌年の夏に部活動を引退して受験勉強をするタイミングでも再び薦められたため、1996年、中学3年生の時に当時前の席だった友人を誘って履歴書をジャニーズ事務所に送り、書類選考による一次審査を合格。同年12月25日に開催された二次審査のオーディションを受けて合格を果たし、ジャニーズ事務所に入所した。その時のオーディションには横山裕も参加していた。
最終オーディションの日の夜、村上のもとに当時社長のジャニー喜多川から「ローラースケートを出来るか？」という旨の電話がかかってきて、それを承諾したことでKinKi Kidsのライブで横山や渋谷すばるらと共に初ステージを飾った。これ以降、横山・渋谷と共に関西ジャニーズJr.のメインメンバーとして活動した。
1998年、オムニバスドラマ『BOYS BE…Jr.』でドラマ初出演し、同作の第3回でドラマ初主演を果たした。
1999年、文化放送のラジオ番組『古本新之輔ちゃぱらすかWOO!』内で冠コーナー『関ジャニ横山裕・村上信五の笑う大捜査線』が放送開始。以降、『SUPER STAR QR』を経て『レコメン!』の卒業まで、1999年から2018年まで約20年間にもわたって文化放送の木曜夜のラジオパーソナリティを務めた。なお、『レコメン!』を卒業した以降は時間と曜日は変更したものの、『村上信五くんと経済クン』が放送されているため、村上の文化放送でのラジオパーソナリティは続いている。
2002年、関西ジャニーズJr.のメンバーで関ジャニ8（後の関ジャニ∞）を結成し、2004年に関ジャニ∞としてシングル『浪花いろは節』でCDデビューを果たした。
2004年、ドラマ『はぐれ刑事純情派』に出演し、同年7月期の『第8回日刊スポーツ・ドラマグランプリ』で新人賞を受賞。以降、2009年のシリーズ最終作まで出演した。
2006年、関ジャニ∞のライブツアー『関ジャニ∞ KAN FU FIGHTING 全国ツアー 2006 第2弾』の「Heavenly Psycho」でキーボードを初披露。以降、バンドでキーボードを担当。
2009年、作・演出・出演全てを手掛ける1人舞台『If or…』を上演。以降、2018年まで約10年間に渡って毎年上演され、通算300公演を迎えたが、10作目である『If or…Ⅹ』をもって充電期間に入った(2020年に無観客生配信公演『If or…NEO』として一夜限りの復活を果たしたが、その後再び休止状態になっている)。
2010年、長編音楽映画『8UPPERS FEATURE MUSIC FILM』で限定上映ながら映画初出演にして関ジャニ∞として映画初主演。
2012年、村上を代表する番組となる『月曜から夜ふかし』が放送開始。2022年からは放送枠がプライム帯に昇格した。
同年、趣味であるサッカーを活かし、『UEFA EURO 2012』のスペシャルナビゲーターに就任。以降、2014年には『2014 FIFAワールドカップ』のSAMURAIキャスター、2018年には『2018 FIFAワールドカップ』のプレゼンターを務めるなど、サッカー関連の仕事を多く務めることになる。
2013年、初の冠レギュラー番組『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』が放送開始。2021年までレギュラー放送され、レギュラー放送終了後は同年と翌2022年に復活SPが放送された。
2015年、グループでのレギュラーを含め、自身のレギュラー番組が月曜日から日曜日まで全曜日制覇を果たした。これはジャニーズ事務所内では、当時SMAPの中居正広、TOKIOの国分太一に次ぐ快挙である。
2017年から2019年、ビートたけしとタッグを組み、フジテレビ系の大型特別番組『FNS27時間テレビ』のキャプテン(サブMC)に3年連続で就任した。
2021年、フジテレビ系列の『東京2020オリンピック』のメインキャスターに就任。翌2022年には、同局の『北京2022オリンピック』でもメインキャスターに就任し、2大会連続でオリンピックキャスターを務めた。
2023年、『ノウタス株式会社』の非常勤の事業開発担当に就任。タレント活動と「会社員」との兼業が話題となった。なお、芸能人によくありがちな「名前だけ在籍」のようなものではなく本格的に開発に取り組んでおり、自身が開発に参加した「パープルM」関連の会議やイベントにも積極的に参加しており、なんと会社員としてシンガポールに出張までしている。

人物

本人

愛称は「ヒナ」。由来は、ジャニーズJr.時代に周りから「目元が雛形あきこに似ている」と言われていたからである。雛形本人もこの事を認知しており、番組で2人が共演する度に話題に挙げていた。

大阪府高槻市育ち(出生は枚方市だが幼稚園に入る前に高槻市に引っ越しておりほぼ記憶がないという)で、村上が扮する高槻市由来のキャラクター・TAKATSU-KINGが有名。

MC業をしている時の番組をテキパキ回すしっかり者のイメージが定着しているが、実はかなりの天然。しかし、当の本人はあくまで「ミス」と言い張っていて自身が天然であることを認めていない。

家族

2人兄弟の長男で、6歳下の弟がいる。

母親からは約束、父親からは挨拶の重要性をそれぞれ幼い頃から教えられた。

交友関係

横山裕：通称「ヨコヒナ」。2人ともMCやトークのスキルがグループ内で断トツで高かったため、関西ジャニーズJr.時代からコンビでテレビやラジオなどで全国区で活躍することが多く、初期に関ジャニ∞としてゲスト出演したテレビ番組のほとんどのトークは2人のもの。故に関ジャニ∞のパブリックイメージの大部分はその当時の2人で形成されていることが多い。横山とは「一蓮托生」だと語っている。
渋谷すばる：村上の実家(高槻市)と渋谷の実家(茨木市)が隣接していて地元が近かったことからJr.時代はいつも一緒に電車で仕事場に通っており、2人いわく「幼なじみ」だという。
丸山隆平：「ボケ(丸山)とツッコミ(村上)」の関係性が一番強いが、一時期丸山のことが心配で同棲していた。
国分太一（TOKIO）：Jr.時代から何度も相談に乗ってもらった「恩人」。
大久保嘉人（元サッカー日本代表）：10年以上の交流がある友人。大久保を応援するために作詞した「Forward」という村上のソロ曲がある。
ビートたけし：『世界!極限アーティストBEST20』(2015年・2016年)や『FNS27時間テレビ』(2017年 - 2019年)と、5年連続でMCでタッグを組んで以降交流がある。関ジャニ∞のデビュー18周年記念の野外ライブ『18祭』のロゴの原案をたけしが担当した。たけしからの影響で英字新聞を読むようになったことで英語の読解スキルが向上し、『関ジャニ∞クロニクル』内の人気コーナー「英会話伝言ゲーム」での村上イングリッシュが少し緩和された(後番組『関ジャニ∞のあとはご自由に』内の「英会話サイレントクイズ」では『クロニクル』より月日が流れたことで更に英語スキルが向上し、かつてのような村上イングリッシュは出にくくなった)。

音楽活動

関ジャニ∞結成時は楽器は弾けなかったが、2006年の関ジャニ∞のライブツアー『関ジャニ∞ KAN FU FIGHTING 全国ツアー 2006 第2弾』の「Heavenly Psycho」からバンドでキーボードを担当。

キーボード始めたきっかけは、「鍵盤がいたら音に厚みが出る」という理由で渋谷に頼まれたからである。キーボードは全くの未経験で「コードとは何か？」から始めたが、「グループに必要であるなら、自分がやれることなら」「俺はメンバーとうちらを求めてくれる人のために頑張ろう」ということを心掛け、演奏スキルを習得した。

趣味・嗜好

趣味はサッカーやフットサル。自身のフットサルチーム『リアル・モリコット』を結成するほどのサッカー好き。

この趣味が高じ、『UEFA EURO 2012』のスペシャルナビゲーター、『2014 FIFAワールドカップ』のSAMURAIキャスター、『2018 FIFAワールドカップ』のプレゼンターなど、サッカー関連の仕事を多く務めている。

小学5年生から中学2年生までバスケットボールをやっており、小学生の時は地元のチーム、中学生の時はバスケットボール部に入部していた。中学2年生まではマイケル・ジョーダンに憧れ、本気でNBAを目指していたというが、自身がフジテレビ系列の『東京2020オリンピック』のメインキャスターを務めていた2021年には、バスケットボールの国際強化試合の生中継MCを担当した。

村上の冠番組『村上信五のだれかおるやろ!』および『村上信五のだれおる!』のスタッフとはプライベートでフットサルやバスケをしている。