熱湯とは
熱水のうち、特に温度が高いもののことをいう。カップ麺の湯戻しは熱湯が指示されているが、これは「沸騰した直後(摂氏100度に近い)のお湯」「90℃以上のお湯」のことを指す。
熱湯の用途
上記のカップ麺のほか、食器の油汚れを除去したりシンクのカビ汚れの掃除に用いられる。
ただし、排水管によく用いられるポリ塩化ビニルの耐熱温度は60~80℃と低いため、シンクに大量の熱湯を流すことは推奨されていない。
沸騰直後のお湯であっても急須やポットなどの容器に入れると温度が下がってしまうため、お茶などを淹れる際はあらかじめ容器を湯で温めておくことがある。
熱湯の温度は1気圧で100℃が上限であるが、レトルト(加圧加熱)を行えば120℃や140℃、あるいはそれ以上に上げることも可能。圧力鍋で迅速な調理を行ったり、オートクレーブで病原体などを無毒化する滅菌処理を施すことができる。